「こんにちわッ、テディちゃでス!
むふふゥ♪ かッちゃッたでスゥ!」
「がるる!ぐっるる!」(←訳:虎です!やったね!)
こんにちは、ネーさです。
手堅く勝利したユヴェントス、首位をキープしております♪
おかげで気分上々の一日を過ごしたからには、
読書タイムもガンバっちゃいましょう。
さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/68/de972018cc88126749e9d076063f35c0.jpg)
―― 日本人なら知っておきたい日本文学 ――
著者は蛇蔵(へびぞう)さん&海野凪子(うみの・なぎこ)さん、
2011年8月に発行されました。
『ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典』と副題が付されています。
「ううッ、これはァ~…」
「ぐるるるるがるるるるっ!」(←訳:基礎教養を試されそうっ!)
御安心下さい、
題名はね、なんか腰が引けてしまいそうなド迫力ですけど、
御本の中身は、とっても気さくでフレンドリー♪
古典文学のガイドブックであると同時に、
平安時代の有名人雑学ガイド、でもあるのです。
清少納言さん……
なんとなく憶えてる……。
兼好さん……
そうえば、そんなひと教科書に載ってたような……。
ええ、それくらいでちっとも構いませんとも!
読んでるうちに、きっと思い出します。
記憶がブラッシュアップされます。
そうだった!
確かに古典の授業で習ったわ!
期末テストでは泣かされたっけ……と。
「うむッ! きおくゥ、ふッかつゥ!」
「がるるるぐるるるるがるるる!」(←訳:いたよね兼好さんや式部さん!)
清少納言さんて、どういう御方だったのか。
いまもお芝居や小説で人気の
安倍清明さんの生涯とは。
『更級日記』を書いた菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)さんて……
えっ? こういうキャラだったの??
「ほほうゥ!」
「ぐるるがっる!」(←訳:初めて知った!)
漫画家の蛇蔵さん、
日本語教師をお仕事としている海野さん、
おふたりによる《古典》案内は、
実に、実に、わかりやすくて魅力的です。
たとえば、藤原道長さんの人となりを説明する章の題は、
【男の夢コンプリート 藤原道長】。
ああ、言い得て妙ではありませんか。
ホントにそうだったわよね、道長さんて。
「きぞくのォ、おうちにィ、うまれてェ~」
「がるるるるぐるるるる!」(←訳:公家社会でのし上がる!)
「らいばるをォ、おしのけッ」
「ぐるるがる!」(←訳:栄華の一生!)
富裕な貴族の子、という幸運な出自。
三男だったけれど、結局は家を継いでしまうガッツ。
家庭に(わりと)恵まれ、
後援してくれる理解者(=義母や姉)もいて足場は万全、
娘さんの入内にも成功、
権力闘争にも勝利して
宮廷内に(さしたる)敵もなし!
いいのか……
宝くじ当り放題みたいな、
こんなエンタな一生があっていいのか……。
「あるいみィ~…」
「がる!」(←訳:怖い!)
そして、
【伝説になった高給公務員 安倍清明】
にも驚かされました。
清明さんが、まさか、これほど高サラリーを貰っていたとは!
「きょうかしょにはァ、かいてないィでス!」
「ぐるがるるる!」(←訳:目をパチクリ!)
“平安時代”に対して抱いていた漠然とした知識・常識が
さりげなく引っくり返される、
愉快で楽しい一冊は、
歴史マニアさん、
日本文学好きさんも、ぜひ!
古典が苦手な御方も、
本屋さんで探してみてくださいね。
おすすめですよ~♪
むふふゥ♪ かッちゃッたでスゥ!」
「がるる!ぐっるる!」(←訳:虎です!やったね!)
こんにちは、ネーさです。
手堅く勝利したユヴェントス、首位をキープしております♪
おかげで気分上々の一日を過ごしたからには、
読書タイムもガンバっちゃいましょう。
さあ、本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/68/de972018cc88126749e9d076063f35c0.jpg)
―― 日本人なら知っておきたい日本文学 ――
著者は蛇蔵(へびぞう)さん&海野凪子(うみの・なぎこ)さん、
2011年8月に発行されました。
『ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典』と副題が付されています。
「ううッ、これはァ~…」
「ぐるるるるがるるるるっ!」(←訳:基礎教養を試されそうっ!)
御安心下さい、
題名はね、なんか腰が引けてしまいそうなド迫力ですけど、
御本の中身は、とっても気さくでフレンドリー♪
古典文学のガイドブックであると同時に、
平安時代の有名人雑学ガイド、でもあるのです。
清少納言さん……
なんとなく憶えてる……。
兼好さん……
そうえば、そんなひと教科書に載ってたような……。
ええ、それくらいでちっとも構いませんとも!
読んでるうちに、きっと思い出します。
記憶がブラッシュアップされます。
そうだった!
確かに古典の授業で習ったわ!
期末テストでは泣かされたっけ……と。
「うむッ! きおくゥ、ふッかつゥ!」
「がるるるぐるるるるがるるる!」(←訳:いたよね兼好さんや式部さん!)
清少納言さんて、どういう御方だったのか。
いまもお芝居や小説で人気の
安倍清明さんの生涯とは。
『更級日記』を書いた菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)さんて……
えっ? こういうキャラだったの??
「ほほうゥ!」
「ぐるるがっる!」(←訳:初めて知った!)
漫画家の蛇蔵さん、
日本語教師をお仕事としている海野さん、
おふたりによる《古典》案内は、
実に、実に、わかりやすくて魅力的です。
たとえば、藤原道長さんの人となりを説明する章の題は、
【男の夢コンプリート 藤原道長】。
ああ、言い得て妙ではありませんか。
ホントにそうだったわよね、道長さんて。
「きぞくのォ、おうちにィ、うまれてェ~」
「がるるるるぐるるるる!」(←訳:公家社会でのし上がる!)
「らいばるをォ、おしのけッ」
「ぐるるがる!」(←訳:栄華の一生!)
富裕な貴族の子、という幸運な出自。
三男だったけれど、結局は家を継いでしまうガッツ。
家庭に(わりと)恵まれ、
後援してくれる理解者(=義母や姉)もいて足場は万全、
娘さんの入内にも成功、
権力闘争にも勝利して
宮廷内に(さしたる)敵もなし!
いいのか……
宝くじ当り放題みたいな、
こんなエンタな一生があっていいのか……。
「あるいみィ~…」
「がる!」(←訳:怖い!)
そして、
【伝説になった高給公務員 安倍清明】
にも驚かされました。
清明さんが、まさか、これほど高サラリーを貰っていたとは!
「きょうかしょにはァ、かいてないィでス!」
「ぐるがるるる!」(←訳:目をパチクリ!)
“平安時代”に対して抱いていた漠然とした知識・常識が
さりげなく引っくり返される、
愉快で楽しい一冊は、
歴史マニアさん、
日本文学好きさんも、ぜひ!
古典が苦手な御方も、
本屋さんで探してみてくださいね。
おすすめですよ~♪