テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

《ものがたり》の源流へ!

2016-07-31 22:11:12 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 きょうもォ、いたりあァ~つながりィ?」
「がるる!ぐるるるがる?」(←訳:虎です!イタリア小咄?)

 こんにちは、ネーさです。
 前回記事では伊ルネサンスの巨匠ミケランジェロさんの展覧会を
 御紹介いたしましたが、
 本日の読書タイムは、
 文学版ルネサンスの巨匠さんの作品に登場いただきましょう。
 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  



           ―― 愉しき夜 ――



 著者はジョナン・フランチェスコ・ストラパローラさん、
 画像の日本語版は2016年6月に発行されました。
 伊語原題は『La piacevoli notti』、
 『ヨーロッパ最古の昔話集』と日本語副題が付されています。

「よーろッぱでェ、いちばんッふるいィ~?」
「ぐるっるがるるるる?」(←訳:古いってどれくらい?)

 著者のストラパローラさんは、
 ルネサンス期のイタリアの作家・詩人さんです。
 生没年ははっきりしていなくて、
 1557年頃に亡くなったとされています。

 代表作である
 短篇物語集『愉しき夜』(第1巻1550年、第2巻1553年)は
 16~17世紀に渡って版を重ね、
 フランス語他に翻訳もされました。

 ですから、
 シャルル・ペローさんの物語集(1695年)よりも、
 ヤーコプ・グリムさん&ヴィルヘルム・グリムさんによる
 グリム童話(1812年)よりも、
 ぐーんと古いわけですね。

 ていうか、
 ペローさんやグリム兄弟さんのお話の中には、

 これストラパローラさんのお話を
 モデルにしたでしょー?
 というものが少なくありません。

「いたりあァからァ、よーろッぱァにィ~」
「がるっるるるる!」(←訳:広まったんだね!)

 この御本には、
 おそらく親が子どもに夜ごと語って聞かせた昔話が、
 第一夜第二話、第二夜第四話……というように、
 26話の物語が収められています。

「むッ? これはァ??」
「ぐるるがるぐるるるっ?」(←訳:聞いたことあるかもっ?)

 魔法使いと、お弟子さんのお話。

 勇ましい?竜退治のお話。

 猫が機智を駆使して
 主人をお城の主にするお話は――

「あはァ! ながぐつゥ!」
「がるるぐるるがるる!」(←訳:長靴をはいたネコだ!)

 私ネーさが感心させられたのは
 『美しい緑の鳥』というお話です。

 どんぶらこ、と川を流れてきた箱に入っていたのは、
 たいそう美しい子どもたちで、

「それはァ、もちろんッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:王子か王女!)

 王子と王女の行方不明を嘆く王さまがいて、

「やぱりィ!」
「がるる!」(←訳:だよね!)

 王さまのお母さんの、王太后さまっていうのが、
 そりゃもう腹黒い人でね、

「いじわるゥおばさんッ!」
「ぐるぐる!」(←訳:いるいる!)

 魔法のアイテムや、
 言葉をしゃべる動物、
 二転三転のサスペンスフルな終幕!

 あらゆる御伽話のエッセンスが凝縮されているかのような、
 この『美しい緑の鳥』、
 映像化してみたいものですね♪

「みごたえェ、ありそうゥでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:特撮も使おう!)

 想像力をフル稼働させて、
 大人にこそ読んでもらいたい《昔話》。

 こーんなにも文学史的に重要な作品が、
 なぜか、日本できちんと訳出されたことはありませんでした。
 ようやくこうして刊行の運びとなったのは
 訳者・長野徹さんの武勲、いえ、文勲です!
 《昔話》で育ってきた活字マニアの皆さま、
 ぜひ一読して著者さん&訳者さんに拍手を~♪
 
 
 
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― 或る《天才》の遺産 ―

2016-07-30 21:59:33 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ♪るるゥ~♪おそらにィ~おッきなァ~はながァ~さくゥ~♪」
「がるる!ぐるるがぅるるっ!」(←訳:虎です!花火がひゅるるっ!)

 こんにちは、ネーさです。
 今日7月30日は隅田川の花火大会を筆頭に、
 各地で花火大会が開かれているようですね。
 私たちの地元・東京の八王子でも
 お空に大輪の花々が咲いておりますが、
 ドーン!という音にも耳を傾けながら、
 本日は読書をサボり、
 こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  



          ―― ミケランジェロ 展 ――



 東京都港区東新橋のパナソニック汐留ミュージアムにて、
 会期は2016年6月25日~8月28日(水曜休館)、
 『The GENIUS of MICHELANGELO』と英語題名が、
 『ルネサンス建築の至宝』と日本語副題が付されています。

「あはァ! みけおじさんッ♪」
「ぐるがるるる~!」(←訳:天才だよねえ~!)

  

 ミケランジェロ・ブオナローティさん(1475~1564)。

 レオナルド・ダ・ヴィンチさんと双璧を成す
 ルネサンスの巨匠さんは、
 彫刻、絵画、そして建築の分野でも
 “マエストロ”として
 美術史に君臨する芸術家です。

「もでるさんはァ、みんなァ、きんこつゥ、りゅうりゅうゥ!」
「がるるーるぐるるっ!」(←訳:アスリートみたいっ!)

 そうね、有名なシスティナ礼拝堂の天井画には
 天使さまや悪魔、人間の肉体が
 これでもか!
 と描き込まれていますが……
  
  

 この展覧会のメインテーマは、
 ミケロンジェロさんの建築分野に於ける業績です。

 今もフィレンツェやローマに残る、
 ミケランジェロさんが手がけた建築の模型、写真、映像、
 カーサ・ブオナローティの所蔵する作品を中心に
 ミケランジェロさん本人による真筆の素描、
 書簡約35点を含めた作品およそ70点が展示されます。

「はるばるゥ、いたりあァからァ~」
「ぐるがるるぐる!」(←訳:東のはての国へ!)

 チラシ(フライヤー)の表側の端には、
 ↓このようなロマン・ロランさんの言葉が記されています。

  ―― 天才なる者を信じない人、
     天才とはどんなものかを知らない人は、
     ミケランジェロを見るがいい。――

「みけおじさんッ、りすぺくとォされてまスねッ!」
「がるるぐるがる!」(←訳:不朽の知の巨人!)

 イタリア美術が好きな御方に
 おすすめのこの展覧会、
 パナソニック汐留ミュージアムの最寄り駅は
 JR新橋駅、メトロもしくはゆりかもめの新橋駅、
 都営大江戸線の汐留駅になりますが、
 真夏の暑い盛りに歩く場合はご注意くださいね。
 必ず水分補給して、お出掛けを!
 
 
 
 
    さあでは、ここで7月最期のオマケ画像も、はいっ! 
   
   『カルビー』さんの
   《サッポロポテト つぶつぶベジタブル 梅味》♪
   「わほゥ!れあァ~でスよゥ!」
   「ぐるがるるる!」(←訳:期間限定味だ!)
   夏にはとりわけ美味しく感じられる梅味のお菓子で
   気分をしゃきっとリセットしたら、
   どうか皆さま、穏やかな休日を。



   
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人工知能の、明日はどこへ?

2016-07-29 22:05:21 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 つゆあけでェ、あつあつゥでスけれどォ~」
「がるる!ぐるるるるぅ!」(←訳:虎です!行かなくちゃ!)

 こんにちは、ネーさです。
 はい、先日の参院選に続いて、
 今日は東京の未来を決する都知事選の期日前投票にGO!
 そして本日の読書タイムでも、
 我々の未来をちょっと覗き見るこちらの御本にGO!してみましょう♪

  


         
         ―― 人工知能は敵か味方か ――



 著者はジャン・マルコフさん、原著は2015年に、
 画像の日本語版は2016年6月に発行されました。
 英語原題は『Machines of Loving Grace』、
 『パートナー、主人、奴隷――人間と奴隷の関係を決める転換点』と
 日本語副題が付されています。

「ふァ~、じんこうちのうゥ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:いま流行りの!)

 そうね、この作品は去年発行されたものですけれど、
 今年に入ってからも
 囲碁の勝敗をめぐる人工知能と人間の攻防戦や、
 米国ではネットを使ったAIを“育てる”実験が中断したとか、
 人工知能に関するニュースが報じられていますね。

 人工知能と人類は
 どんな未来を築くのか。

 著者・マルコフさんは、
 著述当時、公けになっていたデータから
 人工知能と人間の未来を探ります。

「なかよくゥできるのでスかッ?」
「がるぐる?」(←訳:共存共栄?)

 うーむ、正直に言ってしまいますと、
 人工知能の定義について、
 私ネーさ、いまひとつ把握できません。

 どの程度の“賢さ”に到れば、
 それを知能と呼ぶことが出来るのか?

 鉄腕アトムくんのように
 機械(マシン)が《魂》を、
 《こころ》を持つに到って初めて、
 それを人工知能と呼びたい。

 或いは、『2001年宇宙の旅』のHALのような、
 生きたい!滅びたくない!と強く願う機械(モノ)を
 人工知能と呼びたい。

 そう考える御方は少なくないはずですが、
 この御本で論じられているのは、
 まだまだHALレベルまで達してはいない、
 《機械プラスアルファ》な機械たち――

「じどうゥうんてんッ!」
「ぐるがる!」(←訳:自動翻訳!)

 その自動運転システムも最近、
 トラブルを起こしたようですし、
 スマホやPCの翻訳機能も万全には程遠い現状です。

 それでもおそらく、
 ここで立ち止まることはないのでしょうね。

「じんこうゥちのうゥはァ、もッとさきへェ!」
「がるがるぐる!》(←訳:まだまだ進む!)

 多くの企業が研究を進めている人工知能とは、
 人間のパートナーなのか、
 それともヒトの仕事を強奪するマシンなのか。

 人間をコンピュータ・システムの内側に入れるか、
 もしくは外側に出しておくか。

 現場の開発者さんにも
 容易に答えが出せない問題に
 はたして《正解》はあるのか……。

「なんもんッ、やまづみィでスゥ!」
「ぐっるぅる!」(←訳:困っちゃう!)

 著者・マルコフさんが言いたいのは、
 おそらく、

   答えを急ぐな

 という一言でしょうか。

 すべては、これから。
 ヒトと機械の壮大な物語は
 まだ始まったばかり。

「ぼくたちのォ、みらいィはァ??」
「がっるるー?」(←訳:どっちだー?)

 混沌としている、私たちの明日。

 未来はどこへ向かうのか、
 その手掛かりをちょっとでも掴みたいと思う御方は、
 ぜひ、一読してくださいね。
 理系ノンフィクション好きな御方には
 特におすすめです!
 
 
 
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すてきに《小粋》な。

2016-07-28 22:09:02 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 きょうはァ、たたかいィましたでス!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!エアコンとね!)

 こんにちは、ネーさです。
 ええ、エアコンのフィルターお掃除という厳しい闘いを終え、
 ここらでホッと一息の読書タイムは、
 皆さまも好みの飲み物などを手に、
 本日は、さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪
 
  



         ―― 意匠の天才 小村雪岱 ――



 著者は、原田治さん、平田雅樹さん、山下裕二さん他の方々、
 2016年6月に発行されました。
 『Koyama Settai』と英語題名が付されています。

 小村雪岱(こやま・せったい)さん――
 
 はい、『雪岱』と書いて『せったい』と読むこの御方、
 一部の活字マニアさんには
 かねてよりよく知られているのですが……

「めずらしィおなまえェ、なのでスゥ!」
「ぐるがるるぅ~!」(←訳:雪岱さんかぁ~!)

 珍しいお名前だけに、
 一度憶えたら忘れませんね。

 1887年(明治20年)、
 埼玉県川越町に生まれ、
 1940年(昭和15年)没。
 その一生は、或る小説家さんのお仕事と
 深く結びついたものでした。

「しょうせつかァさんッ?」
「がるるる??」(←訳:誰だろう??)

 先日は、夏目漱石さんの『吾輩ハ猫デアル』の装幀を担当した
 画家・中村不折(なかむら・ふせつ)さんの展覧会情報を
 御紹介いたしましたが、
 不折さんを漱石さんと縁深い画家とするならば、
 雪岱さんとゆかりある小説家さんとは――

 泉鏡花さんです。

「おおォ~♪ 文豪さんッ♪」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:高野聖に夜叉ヶ池!)

 そうね、鏡花さんの代表作は、
 たとえば『高野聖』『草迷宮』『天守物語』といった、
 怪奇色幻想色が濃い作品もあり、
 また、『日本橋』『外科室』『歌行灯』などの
 “現実的”な作品もあります。

 雪岱さんは、いわば“現実的”な方の鏡花さんの作品の、
 装幀美術の素晴らしさで
 現代にも語り継がれている画家さん、なのです。

 雪岱という名(雅号)も、
 実は鏡花さんから授かったものなのだそうよ。
 本名は、泰助さんと申されたんですって。

「じゃあァ、でびゅーさくひんもォ!」
「がるぐるがるるる!」(←訳:鏡花さんつながり?)

 まだ東京美術学校日本画科の学生であった1907年(明治40年)、
 雪岱さんは鏡花さんに出会います。

 その頃、既に鏡花さんは押しも押されぬ人気作家さんでした。

 鏡花さんの大ファンだった雪岱さん、
 美術雑誌のお仕事にたずさわってのち、
 鏡花さん著『日本橋』の装幀デザインが
 装幀家デビュー作品となったことは
 天にも昇るような心地であったことでしょう。

 しかも、雪岱さんの装幀は絶賛され、
 この後もながく、
 鏡花さん&雪岱さんの幸福な結びつきは続きます。

「たいしょうゥからァ、しょうわァへッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:激動の時代も!)

 この御本には、
 雪岱さんの装幀家デビュー作『日本橋』、
 『鏡花選集』他の装幀画作品、
 鏡花さんに初めてお目にかかった日を回想する雪岱さんの文章、
 資生堂でのデザイナー時代、
 舞台美術のお仕事の記録、
 挿絵画家として大ブレイク!と、
 雪岱さんの業績が詳しく記され、
 図版資料も多数収録されています。

 大正や昭和初期の挿絵なんて古い?

 いいえ、とんでもない!
 どの作品も、時代を超越した美しさ!

「しゃッきりィ!」
「がるるるぅ!」(←訳:小粋だなぁ!)

 アート好きさん、
 そして本好き&古書好きさんにも、
 お気に召すこと間違いなしの《本の本》、
 書店さんのアート本コーナーで探してみてくださいな。
 おすすめです!
 
 

 
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もはや絶滅危惧種ではなく…?

2016-07-27 22:15:00 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 はつしゅつじょうゥ、おめでとうゥ~ッ!
「がるる!ぐっるる!」(←訳:虎です!やったぜ!)

 こんにちは、ネーさです。
 祝!高校野球西東京大会で八王子学園八王子が優勝!
 嬉しい快挙ですねえ~♪

「いざッ、こうしえんへェ!」
「ぐるるがっるるる!」(←訳:健闘を祈ってます!)

 私たちの地元・八王子の高校球児さんが
 甲子園の大舞台に続く切符を掴み取るとは……!
 思いっきり拍手を送りたいわ!
 さあ、お祝い気分に乗っかって今日は読書をサボり、
 展覧会情報を、どうぞ~♪
  
  



           ―― 大妖怪展 ――



 東京都・墨田区の江戸東京博物館にて、
 会期は2016年7月5日~8月28日(月曜休館、ただし8月8日、8月15日は開館)、
 『Yokai in the Arts of Japan』と英語題名が付されています。

「むむむゥ! ようかいィッ!」
「がるるぐるっ!」(←訳:出たか妖怪っ!)

 ええ、そういうシーズンですものねえ、
 出ちゃったみたいよ。

  

 特に、出て下さって感激しちゃうのは、↑これね!
 葛飾北斎さんの『百物語 小はだ小平二(こはだ・こへいじ)』!
 北斎さんは《怪奇》をテーマにした多くの作品を制作していますけれど、
 その中でも名作の呼び声高いのが、『小平二』です。

 そして、鳥山石燕さんの『画図 百鬼夜行』(安政5年/1776年)も、
 江戸美術・文学の金字塔でしょう!

「ようかいィのォ、ひゃっかじてんッ!」
「ぐるるるがるるぐるーる!」(←訳:妖怪学のマイルストーン!)

  

 他に、やはり北斎さん作の『天狗図』も出展されていて、
 こちらは7月31日までの期間限定展示となっています。

 国宝の『辟邪絵 神虫(へきじゃえ・しんちゅう)』は、
 こちらも7月31日までの展示となります。

 一方、重要文化財の『百鬼夜行絵巻(ひゃっきやぎょうえまき)』
 (伝土佐光信さん作・室町時代)は
 8月2日から28日に展示される予定なんですよ。

「ようかいィがァ、こくほうゥ!?!」
「がるるぐるるるる!」(←訳:妖怪が重要文化財!)

  

 ↑こちらの御方は、えーと、
 まだちょっと重要文化財には指定されておりませんが、
 なかなかの浸透力!

「あはァ! じばにゃァ~んッ♪」
「ぐるるっ♪」(←訳:出たねっ♪)

 縄文時代の土偶から、
 平安・鎌倉時代の地獄絵、中世の絵巻、
 江戸時代の浮世絵など、日本美術の名品と、
 現代のカワイイ妖怪たちまで。

「いなくなくなりそうでェ~」
「がるるぐるるるる!」(←訳:いなくならないぞ!)

 絶滅しそうで、しかし、決して消えない妖怪さんたち。

 ポケモンGOのモンスターくんたちも、
 広い意味では妖怪さんたちの親戚みたいなものでしょうか。

 私たち日本人が
 古代の昔からともに歩んできたそんな“モノ”たちの展覧会へ、
 《怪》を愛する皆さま、ぜひ、おでかけを♪




   はい、ではここで、暑中お見舞い的なオマケ画像も~!
   
   『ハーゲンダッツ』さんの
   《期間限定 白桃》!
   「ひゃはほうッ♪だいこうぶつゥ♪」
   「ぐるるるがるる!」(←訳:美味しいもんね!)
   そうよね~でもこっちもいいのよね~♪
     
   《期間限定 ソルティバニラ&キャラメル》、
   キャラメル味のお菓子が好きな御方は必食です♫
   
   

   
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土曜朝には、この《BOOKS》!

2016-07-26 21:59:59 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでスゥ~…
 きょうはァ、ゆうれいィのォひィ、なのでスゥ~…」
「がるる~…ぐぅるがるる~…」(←訳:虎です~…ひゅうどろろ~…)

 こんにちは、ネーさです。
 今日7月26日は《幽霊の日》!
 なぜか?と申しますと
 鶴屋南北さん作『東海道四谷怪談』が
 江戸の中村座にて初演されたのが
 文政8年(1825年)の7月26日だったそうです。
 ならば本日の読書タイムは怖~いオバケの……ってことはなく、
 こちらの御本を、さあ、どうぞ~♪

  



      ―― 『王様のブランチ』が恋した本 ――



 編者はTBSテレビ『王様のブランチ』スタッフの皆さん、
 2015年11月に発行されました。
 『人生に潤いを与えるブック・セレクション』と副題が付されています。

「にんきィばんぐみィのォ~♪」
「ぐるがーるーぐる!」(←訳:人気コーナーです!)

 毎週土曜日、午前9時30分から放送されている
 『王様のブランチ』は、
 えーと、関東地域の方々にはお馴染みでしょうけれど、
 関西や九州、東北、北海道では、どうかしら、
 放送されていない、んでしょうか?

「かんとうゥげんていィ、でスかァ?」
「がるるぐるるる?」(←訳:たぶんそうかも?)

 では、あらためて説明いたしますと、
 週末の午前~午後にかけて
 TBSテレビで生放送される情報番組『王様のブランチ』では、
 番組のいちばん最初に始まる《ブック・コーナー》が
 とても人気なのです。

 《ブック・コーナー》で紹介されるのは、
 小説作品、ノンフィクション作品、
 コミック作品、とジャンルを問いません。

 番組内では、作品の内容(あらすじ)、
 背景や読みどころ、
 そして著者さんへのインタビューなどで構成されていて、
 このコーナーで特集されて売れ行きが伸びた!
 重版がかかった!という作品もあるほど
 本好きさんの強い支持を得ています。

「えいきょうゥりょくゥ、ありまス!」
「ぐるがっるるるる!」(←訳:でも驕っていない!)

 人気に驕らず、丁寧に、誠実に。

 この御本では、
 《癒される》《泣ける》《共感する》《元気が出る》
 《余韻に浸る》《唸らせられる》などの目的別?に章を分けて
 コーナー内で取り上げらてきた118の作品に加え、
 コメンテーターさんのおすすめ作品、
 番組出演者さんのおすすめ作品、
 作家さんたちへのインタビューも収録されていますので、
 いやー、けっこう濃ゆいです。
 読み応えあります。

「もふふッ♪
 よみたいィ~ごほんッ、いッぱいィのッてまスゥ~♪」
「がるぐるるるっ!」(←訳:全部読みたいっ!)

 評判の歴史小説、中島京子さん著『かたづの!』。

 賞を獲得したばかりの宮下奈都さん著『羊と鋼の森』。

 夏の古典といえばこれ!の
 宮沢賢治さん著『銀河鉄道の夜』は
 清川あさみさん画による絵本作品で。

 ワンコ好きさんには馳星周さん著『ソウルメイト』を。

 分子生物学のロングセラー
 福岡伸一さん著『生物と無生物の間』。

 うんうん、どれもステキよね~♪
 読みたい!だけじゃなく、
 何度も読み返したい!作品よねえ♪

「どのぺーじでもォ、わくわくゥ!」
「ぐるがるるるぐる!」(←訳:活字マニアの天国!)

 ブックガイド本とか
 ブックレビュー集とかは
 あんまり読まないようにしてるんだけど~という方々も、
 ちょっとだけ覗いてみてくださいな。
 
 番組スタッフさんの思いも詰まっている
 ココロほっこりのこの御本、
 おすすめです!
 
 
 
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どっしり大家族クロニクル♪

2016-07-25 22:07:59 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでス!
 ゆくぞォ、しゃんぜりぜェ~♪」
「がるる!ぐーるるぅ!」(←訳:虎です!ゴールだぁ!)

 こんにちは、ネーさです。
 2016ツール・ド・フランス第21ステージが無事終了し、
 総合優勝を遂げたのはクリス・フルームさん(チームスカイ所属)、
 ポイント賞はピーター・サガンさん(ティンコフ所属)、
 山岳賞はラファル・マイカさん(ティンコフ所属)が獲得しました!

「おめでとうございまスゥ~!」
「ぐっるるる!」(←訳:やったねえ!)

 全選手さん&スタッフさんにお疲れさまの拍手を送ったら、
 オリンピックでの自転車競技も楽しみにしながら、
 さあ、読書タイムです。
 本日は、こちらの小説作品を、どうぞ~♪

  



    ―― ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード ――



 著者は小路幸也(しょうじ・ゆきや)さん、2016年4月に発行されました。
 もはや著者・小路さんの代表作といってもいいですよね、
 《東京バンドワゴン》シリーズの第11作目にして最新作、
 またまた登場人物が増えて、
 御本巻頭の人物相関図がえらいこっちゃ!になってます。

「ふァ~…おおぜいィいるのでスゥ~…」
「がるぐるるる~??」(←訳:数え切れない~??)

 東京の、下町と呼ばれる地域に店舗を構える、
 古書店《東京バンドワゴン》。

 創業1885年、
 つまり明治18年に産声を上げて以来、
 堀田(ほった)家の人々によって営まれているこの古本屋さんには、
 2016年現在、
 4世代12人、
 それに血縁者さんやら知人友人さんや、
 近所の御方、仕事仲間、お店の常連さん、
 飼っているネコちゃんワンちゃん……
 ああ、やっぱり数えきれないっ?

「えッとォ、ちゅうしんじんぶつはァ~」
「ぐるがるぐる!」(←訳:堀田勘一さん!)

 そうね、古本屋《東京バンドワゴン》の店主さんであり、
 今日もお店の帳場にどっしり腰を据え、
 商いに精を出しているのは、
 堀田勘一さん、85歳。

 大家族の大黒柱である勘一さんが
 今回、巻き込まれる騒動は、
 いえ、みずからドボンと飛び込む騒動は。

 なんと!
 国際的な古書の謎?

「それだけじゃァありませんッ!」
「がるるー!」(←訳:受験だー!)

 勘一さんの、ひ孫にあたる花陽(かよ)ちゃんは、
 ちょうど18歳。
 お医者さんになるべく、
 目下、受験勉強に励んでいるところですから、
 お家の中に、自然と緊張感のひとつふたつ、
 転がっていたって不思議じゃありませんよね。

 できれば静かに、平穏に、
 勉強に集中させてあげたいけれど……

「むりィでスゥ!」
「ぐるるがるぐるる!」(←訳:お店に珍客さんが!)

 《東京バンドワゴン》にやって来たのは、
 勘一さんの古い友人、
 神保町で古書店の社長さんをしているという御方でした。

 どうやらその社長さん、
 電話やメールではとうてい出来ないような、
 深刻なお話のために
 勘一さんのもとを訪れたらしいのですが……?

「いつもォ、おみせをォたずねてくるのはァ~」
「がるるる!」(←訳:トラブル!)

 堀田家の皆さん、
 今回はどんなチカラワザで、
 あら失礼、どんな手腕で難事難局を切り抜けるんでしょう?

「これいじょうはァ、ひみつゥでスッ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:続きは御本で!)

 シリーズを愛読する活字マニアさん
 (もうとっくに読んでおられるのかもしれませんが)、
 ちょっと昭和風な大家族ドラマが好きな方々は、
 ぜひ、一読してみてくださいね。
 夏休みの読書タイムにも
 おすすめですよ~♪
 
  
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たたかう《本》たち。

2016-07-24 22:09:36 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうはァ、みんなでェごーるゥでス!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!パリに到着~!)

 こんにちは、ネーさです。
 2016年のツール・ド・フランスも、
 いよいよ今日24日が最終ステージとなりました。
 いつものように華やかにシャンゼリゼで周回レース!
 と行きたいところですが、
 警備の関係でコースが変更になるかもしれません……
 ともあれ、3週間の熱戦を乗り切った選手さんたちに拍手を送りつつ、
 さあ、読書タイムですよ。
 本日は、こちらのノンフィクション作品を、どうぞ~♪
 
  



          ―― 戦地の図書館 ――



 著者はモリー・グプティル・マニングさん、
 原著は2014年に、↑画像の日本語版は2016年5月に発行されました。
 英語原題は『When Books Went to War:The Stories That Helped Us Win World WarⅡ』、
 『海を越えた一億四千万冊』と日本語副題が付されています。

 多くの活字マニアさんは、
 とりわけミステリマニアさんは御存知でしょう、
 第二次世界大戦中、
 英国ではアガサ・クリスティーさんの新作ミステリが
 戦争なんかに屈さないぞ!とばかり、
 毅然と刊行されていたことを。

「くりすますにィ、くりすていィをォ!」
「ぐるがるぐるるる!」(←訳:戦下でもミステリ!)

 一方、英国の敵国であるナチス政権下のドイツでは
 何が起こっていたか、というと――

 焚書でした。

 1933年5月、ベルリンのベーベル広場で
 “非ドイツ的”な書籍と文書が炎の中へ投げ込まれ、
 この出来事以降、本格的な言論・思想統制が
 ドイツ社会を覆います。

 文学、報道、ラジオ、演劇、音楽、芸術、絵画や映画、
 あらゆる芸術活動は
 宣伝大臣ゲッペルスの監視を受ける事態となりました……

「ひィどォいィ~ッ!」
「がるるるぅっ!」(←訳:許さないぃっ!)

 なんてことするんだー!と怒りの声を上げたのは
 現代の私たちだけではありません。

 当時の英国で、そして米国でも、
 焚書に対する抗議運動が展開されました。
 焚書、赦すまじ!

 その勢いと決意は、
 一見しただけではあまり目立たない、
 けれど長期的に俯瞰するならば
 大きなうねりとなって世界のあちこちに実を結びます。

 戦地の兵士たちに、本を。

 陸軍、海軍、
 ヨーロッパの戦線にもアジアの戦線にも、
 本を、幾万冊もの本を届けよう――

「いろんなァ、しょもつゥ!」
「ぐぅるるるがるがる!」(←訳:ジャンルもとりどり!)

 米国の図書館員さんたちは、
 全国から寄付された書物を兵士に送る図書運動を始め、
 運動はやがて《兵隊文庫》の発行へと変化してゆきます。

 兵士用に作られたペーパーバックは
 タバコやお菓子よりも高い人気を得て、
 つらい日々を送る兵士たちを力付け、
 心の支えとなった――

「やぱりィ、ほんはァもやしちゃだめェでスゥ!」
「がるるる!」(←訳:守ろう本!)

 《兵隊文庫》発行の経緯、
 兵士たちがどれほど本を必要としていたか、
 どんな本が好まれたのか、
 《兵隊文庫》に規制や検閲はあったのか、
 戦争中だけでなく戦後も
 本を活用してゆこうという試みまで、
 著者・マニングさんは綴ります。

 焚書によって葬り去られた書籍の数より、
 もっと多くの、たくさんの書籍を、世界に。

 本を燃やす、
 そんな暴挙のない世界へ。 
 
「にどとォ、おこらないィようにィ!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:戦争も焚書もね!)

 巻末には、
 第二次世界大戦中のドイツで焚書に指定された書籍の著者リスト、
 《兵隊文庫》の書名・著者リストも掲載されています。
 
 本の在りかたを考える、
 本を愛するすべての方々、
 どうか、ぜひ、一読を。
  
 
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《パリのアメリカ人》画家さん。

2016-07-23 22:01:09 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!
 うきゃあァ!みんなァ、さがしてるゥのでス!」
「がるる!ぐるがっるるー!」(←訳:虎です!大勢やってるー!)

 こんにちは、ネーさです。
 ポケモン捜索中の皆さまも、
 バッテリー充電をする間は、
 ちょっこっとリラックスしてくださいね。
 拙ブログも、ええ、週末ですから、
 読書をサボって展覧会情報をお送りいたしますよ。
 本日は、↓こちらの企画展へ、さあ、どうぞ~♪
 
  



         ―― メアリー・カサット 展 ――



 神奈川県横浜市みなとみらいの横浜美術館にて、
 会期は2016年6月25日~9月11日(木曜休館、ただし8/11は開館)、
 『MARY CASSAIT Retrospective』と英語題名が付されています。

「あかるゥ~いィ、ひかりィ~!」
「ぐるるがるぐっる!」(←訳:それにこのタッチ!)

 印象派の絵画作品を好む方々は、
 展覧会場などで目にしたことがおありでしょうか。

 メアリー・カサットさん(1844~1926)は、
 印象派を代表するアメリカ人女性画家です。
 
  

 画家を志し、21歳でパリへ。
 そこでエドガー・ドガさんと出会い、
 印象派展に参加するようになりました。

「じんぶつぞうがァ、すてきィでスゥ♪」
「がるるぐるがるがる!」(←訳:お肌の色がつやつや!)

  

 カサットさんの作品で特別な輝きを放っているのは、
 人物像、それも、ピンクの肌色の子どもたち!

 ふっくらまあるい頬っぺたに、
 すこやかな手や指、
 子ども特有の髪質も
 しっかり描き入れられていて、
 ベビーパウダーの香りまで漂ってきそうな、
 不思議なリアルさを湛えています。

「きゃわゆゥいィ~♪」
「ぐるるる~♪」(←訳:ころろん~♪)
 
  

 この展覧会では、
 カサットさんの油彩画、パステル画、版画作品、
 さらに、交流のあったドガさん、ベルト・モリゾさんたちの作品、
 カサットさん愛蔵の日本の浮世絵版画や屏風絵など、
 約100点の展示からカサットさんの画業を紹介してゆきます。

 日本ではおよそ35年ぶりとなる
 大規模な回顧展では、
 学芸員さんによるギャラリートーク、
 カラーエッチング制作のデモンストレーション、
 シンポジウムなどのイベントも予定されていますよ。

 印象派好きな御方は、ぜひ、横浜にお出掛けしてみてくださいね。
 それに、
 いま横浜へ行けば……!

「ぴかちゅゥ~!」
「がるぐる!」(←訳:大量発生!)

 はい、そうなんです。
 横浜ランドマークタワー周辺では
 ただいまピカチュウ大量発生中なのだと
 FMヨコハマのDJさんが言っていたわ♪
 ポケモン好きなチビっ子さんも
 スマホ片手にポケモンを探している御方も、
 ぜひ、みなとみらい近辺へ!

「いッてみようゥ~!」
「ぐるっ!」(←訳:ピカっ!)
 
 
 

   では、ここで高栄養価?なオマケ画像も♪
   
   『ゴディバ』さんの
   ミルクチョコレートは冷蔵庫でよ~く冷やしてから、
   「いただきまスゥ!」
   「ぐるっ!」(←訳:んまっ!)
   この季節、濃厚なお味のショコラに合うのは、
   コーヒー?紅茶?
   いえ、緑茶だわね!
   猛暑の西日本にお住まいの皆さま、
   ジメジメの東日本にお住まいの皆さまも、
   熱中症に気を付けて、
   どうか穏やかな休日を。



   
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 一作ごとの、愉しみ♪

2016-07-22 22:12:52 | ブックス
「こんにちわァ、テディちゃでスッ!
 とつぜんッすたーとォ、しちゃッたでス!」
「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!どこだポケモン!)

 こんにちは、ネーさです。
 いきなり配信開始されてしまったポケモンGO、
 最初は興味を持っていなかった私ネーさも
 You Tube上の公式映像を目にして以来ワクワクしています。
 ポケモンをお探し中の皆さまにエールを送りつつ、
 さあ、読書タイムもワクワク♪で参りましょう。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
 
  



        ―― ベスト本格ミステリ2016 ――



 選・編者は本格ミステリ作家クラブの皆さん、2016年6月に発行されました。
 毎年恒例となっていますね、
 一年間に発表された本格短編、評論・研究の中から
 選び抜かれた9編の小説作品と
 評論作品1作で構成される《ベスト》集!

 『2016』年版となるこの御本は、
 2015年に発表された作品が対象となっており、
 著者は収録順に、

 西澤保彦さん、高井忍さん、三津田信三さん、
 松尾由美さん、一田和樹さん、深水黎一郎さん、
 大山誠一郎さん、伊吹亜門さん、長岡弘樹さん、
 そして蔓葉信博さん。

「ぴかぴかのォ、じゅうにんッ!」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:メダルをあげたい!)

 9人の著者さんの小説&評論は、
 いずれも力強く、またバラエティに富んでいます。

 歴史ミステリあり、
 警察小説風ミステリあり、
 江戸川乱歩さんへのオマージュ作品あり、
 ネットを活用したミステリがあるかと思えば、
 安楽椅子探偵型のコージーミステリもあり、と
 ルール無用の逞しさ!

 全部の作品について詳しく御紹介したいところなんですけど、
 そこをググッと堪え、
 或る一作にスポットライトを当ててみましょう。

 御本の4番目に収録されている、
 松尾由美さん著
 『不透明なロックグラスの問題』!

「ぱちぱちぱちィ~!」
「がるるぐる!」(←訳:好評作だね!)

 ファミリーレストランで
 フリーライターの寺坂真似さんが探偵役を務める
 《ハートブレイク・レストラン》シリーズから、
 『ハートブレイク・レストラン ふたたび』の中の一編が、
 この『不透明なロックグラスの問題』です。

 今日もファミレスのテーブルでお仕事をしようと
 パソコンの入ったバッグを肩に
 いつもの席に着いた真似さん、
 たちまち“ヒソヒソ秘密話”に巻き込まれました。

 真似さんもよく知っているお客さんが、
 店長さんに訊ねたのは、
 ブランド物のグラスのお値段、でした。

「むむゥ? ぐらすゥ??」
「ぐるるがる?」(←訳:食器のこと?)

 レストランやバーなどで使う、
 グラス類。

 質の良い物は、やっぱりお高くて、
 フツーのお値段の物は、やっぱり平凡な品質。

 であるはず、なのですが。

 さほど儲かっているようには思えない或るお店で、
 グラスやタンブラーが
 次々と高価な物に取り替えられてゆく、となると……

「あやしいィ~でス!」
「がるがる!」(←訳:匂う匂う!)

 新しい高価なグラスは……まさか、盗品?
 それとも、そのお店は詐欺のカモにされている?
 いや、何か複雑な事情があるのか??

 ひとしきり討論した後で、
 謎に決着をつけるのは、
 真似さん――ではなくて、実は、
 “特別に特別”な、ひとりのお客さん、
 なのでした……。

「いッとうゥりょうだんッ?」
「ぐるるるがる!」(←訳:鮮やかな手腕!)

 9編のミステリ作品、
 蔓葉信博さんによる評論
 『江戸川乱歩と新たな猟奇的エンターテインメント』、
 御本巻末の『2015年本格ミステリ作家クラブ活動報告』まで含め、
 ミステリ好きさん、
 エンタストーリー好きさんには楽しく読める選集です。
 夏休みの読書リストに、
 ぜひ、加えてみてくださいね♪

「いちにちィ、いちさくひんッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:のんびり読破で!)
 

  
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