テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

水と緑の楽園へ。

2007-07-03 14:11:06 | 
 本日は書籍の御紹介を、ちょいとお休みして……

「ネーさ、これは……はわいィ?でスよ?
 きょーとはッ、どうしちゃったのでスかッ?」

 そうキリキリしないで、テディちゃ。
 先日ね、京都の旅パンフを貰おうと旅行代理店へ行き、
 店内をうろちょろしていて、これを見つけましたのです。
 
「きょーと、だけじゃなくてェ?
 はわいィ、までもォ??」

 いえ、ハワイ旅行なんて、全く考えていませんでした。
 ただね、写真が凄いのです。
 美しい!

 なんという素晴らしい星空でしょう!
 なんという深い森でしょう!
 カウアイは、『世界最高レベルという降雨量』の島。
 火山の島、ハワイ島はカメハメハ大王が誕生したところ。
 波で名高いオアフ島のノースショア、
 マウイや、モロカイ、ラナイ……。
 海の青が、目に眩しい。
 大迫力の虹が、良いですねえ。
 
「ほんとだ、にじ、きれいでス……」
 
 夏休みに向けて旅行を企画中の方々へ猛アピール!
 といったところだったのでしょうか。
 近畿ツーリストさんのお店に、これらのパンフが
 何種類も並べられていたのでした。
 私のような、ハワイ門外漢もクラッと来るくらいですから、
 ハワイ大好き!な方には、堪らないのでしょうね。

 でもね、隅々まで読んでみると(活字中毒者の性です…)
 少しばかり悲しくなってしまいました。
 
 ハワイって王国だったんだなあ……。
 王様がいなくなって、
 島は、さみしいのじゃないかなあ、と。
 緑豊かな国土がかくも美しいゆえに、心が痛みます。
 
 王のいない王国は、
 お母さんの迎えを待つ小さな子どものようです。

「……ネーさ、はわいィへ、ゆくき、なのでスかッ?」
 
 う~んん、
 行きたくもあり、行きたくもなし、なような。

「???」

 泳げないとね、楽園もつまんないかもしれません。
 買い物だって、ハッと気付けば、何故か、
 ブランド品のお店じゃなくて本屋にいる、っていうのは、
 はたしてリゾート観光地にむいているのかしらん……。

「えーと、ネーさ、
 うきわ、かったらどうでスか?」

 私のアホぶりはともかく、
 ハワイのデータ収集中の方は
 旅行代理店さんのハシゴを、御早めに、ぜひ。
 無料で(!)たんまり(!)
 きれいな観光案内をゲットできちゃいます♪

「はわいィの、くじらさんに、よろしく、でスぅ!」
 
 
 
 
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旅への、一歩。

2007-06-26 23:35:59 | 
「わァ、たすけてでスゥ~、おぼれるでスよォ」

 大袈裟ですね。
 旅行パンフレットの一冊や二冊や三冊や四冊で。

「ちりつも、でスよゥ。おもたいでスよゥ~」

 それはそうね。
 京都行きたい!
 旅パンフを!
 と、代理店さんで貰いまくったのはいいけれど、
 持ち帰る時はちょっとヘヴィでござった。
 ふぅ。

「またネーさ、きょーとのでーたあつめ、でスか」

 夏季の京都旅行についての情報収集です。
 いやー、面白いこと、これが。
 『大文字五山送り火が見える宿をご案内』とか、
 屋上からは送り火のどの字が見えるか見えないか、
 そんなこともホテルごとに
 記号で細かく表記されていたりするのね。
 なるほど~、と感心です。
 京都観光協会さん、やるもんですね。

「でもでも、ネーさ、これはァ?
 なんか、ちがうのが、いっこ、ここにあるでスよぅ?」

 違うの?
 ああ、『倉敷へ。宮島へ。』のパンフのことですね。
 
「へんでスよォ!
 きょーと、じゃないでスよぅ!」

 いつか倉敷へも行ってみたいなあ、と思って。
 倉敷には大原美術館があるわ!
 街並もとてもきれいだという噂だしね♪

「……ネーさのやぼう、はてなし、でスねェ……」


 
 

 
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おもいで京都/おまけの巻・4(これもラッキーアイテム?)

2007-06-15 23:24:04 | 
 うむむむ。
 困ってしまいました。
 お財布に付けていた根付の飾りが、無いのです。
 いつのまにか、どこかで落とし、
 失くしてしまったようです。
 ああ残念。
 気に入っていたんだけどな……。

 しかたない、諦めよう……。
 では、京都で買い求めました根付飾りを代りに、
 と考えてみたのですが。

「どっちにするのでスか、ネーさ?
 あかいきんぎょ?
 くろいきんぎょ?」

 そう、金魚ちゃんの飾りなのですね。

 ――金魚は災いを防ぎ、富をもたらす幸運の魚です――

 力強く、説明文が訴えております。
 はあ、そうだったのですか。
 立派なラッキーアイテムちゃんなのですね。

「だから、ネーさ、あかいの? くろいの?」

 迷いのもとはそれ。
 赤と黒と、効果に違いはあるのかしらん?
 どっちも変わりなし、なのかな?
 うーん、わからない……。
 困った。

「りょうほう、つけたらいいでスよゥ」

 そっか、それもありかぁ。
 でも……どうしよう???

「ゆうじゅうふだん、なのでスねェ」
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おもいで京都/おまけの巻・1。

2007-06-11 22:56:37 | 
 京都旅行の追想、なのでございます。
 初心者の素人にしては
 ちょっと良い写真じゃない?と思ったりして。

「かえりの、しんかんせん、でスね。ネーさ?」

 そうです、テデイちゃ。
 京都駅新幹線ホームで撮りました。
 大阪方面から、いままさに到着のひかり号くん。
 新型ののぞみでないのが残念です。

「しんがた、ッて?」

 7月辺りから、新型の新幹線が投入されると
 新聞に載ってました。
 見てみたい、乗ってみたいですね。

「あれ、ネーさ、
 いつから てつどうまにあ、になったのでスかァ?」
 
 マニア……?
 ハッ!
 そうか、そうだったのか。
 偶然に撮影できた一枚の写真や、
 ふと目に留まった時刻表、旅行の追憶……。
 たぶん、みんなこうして《鉄》になってゆくんだわ。
 その気持ちが、今やよーく分かります。
 
 行きたいな~、京都に。
 新型のぞみに乗って。
 出来るならすぐにでも……!

「ふー、やれやれ、でスね。
 ネーさの、きょうとしっく、じゅうしょうでス。
 とうぶん、なおりそにないでス、ねェ」
 
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京都へなちょこ旅日記/とどめ編・7。

2007-06-10 23:35:19 | 
 時間が! 時間が!
 ささやかな観光を終え、
 預けた荷物をピックアップし、地下鉄に乗ってJR京都駅へ。
 急ぎませんと、もうすぐ新幹線が発車する時間です。
 おや? 
 ああ、駅入口から見えるのは、そう、
 京都タワー。
 うう、あれにも昇ってみたかった……。

「ネーさ、おみやげはァ?」

 しまった。
 これといったもの、買ってないわ!
 そうだ、伊勢丹デパートの地下へ行けば、
 きっと、きっと何か。

「ネーさ、じかんはァ?」

 ひ―――っ
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京都へなちょこ旅日記/とどめ編・6。

2007-06-10 23:23:30 | 
 こちらも、エリア的には祇園です。
 白川に沿って、木々が石畳に涼しい木陰をつくり……
 と思ったのですが。

「ネーさ、あついよゥ。くるしいよゥ」

 暑いです。
 晴天、快晴の洛中はどんどん気温上昇中です。
 真夏みたい……。
 これは、やばい。
 熱中症になりそう。

「ひなん、ひなんしようよゥ~」

 どこか、涼しい場所へ逃げましょう。
 旅は、やはり、忙しいです。
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京都へなちょこ旅日記/とどめ編・5。

2007-06-10 23:14:31 | 
「なんか、かっこいいとこでスね。ネーさ」

 八坂さまから、四条通を西へ戻る途上のこと。
 ふと見やれば。
 わあ♪ ここが祇園、花見小路ですね。
 ふうむ、すごい演出力。
 京都のパワーを感じます。

「ぎおんン~?
 あっ、まいこさんでスよ!」

 驚きました。
 本物の舞妓さんに、私たち、遭遇いたしました。
 お昼時の料亭へ、急ぎ足に向かう舞妓さんです。
 
 東京でも、京都フェアなどのイベントで
 舞妓さんを見かけることはありますが、
 お客様の待つお店へ
 だらりの帯をひるがえしてゆく愛らしい姿……
 これこそ、また格別、でございますね。

「しゃしん! ネーさ、しゃしんはァ?」

 あ。忘れちゃった。
 
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京都へなちょこ旅日記/とどめ編・4…あのサクラは、いま。

2007-06-10 22:58:11 | 
 テディちゃ、どう?
 あの大きな樹に見憶えはありませんか。

「わあ、おっきなきでスねえ。
 そういえば、どこかでみたようなかんじがしまス……。
 え~と、え~とォ」

 八坂さまにお参りして後、
 境内を東に進んだ私たちがやってきたのは、円山公園。
 円山公園の名木、といえば。

「あッ!
 さくら、でスね!」

 そうです。
 有名な《祇園しだれ桜》、です。
 夏はこんな御姿になるのですねえ。
 いつかぜひ、春のお花を拝見したい。
 さぞや美しいことでしょう…。

「ネーさ、カラスがッ!
 しッ、しッ! あっちいくのでスよぅ!」

 憎いカラスは桜の敵です。
 東山の森から群れで飛来しては、桜の芽を啄ばみ、
 クチバシでさんざんに枝皮を傷めつける、のだとか。
 困ったものです、本当に。
 不吉にあのうるさい声も、頭に響いて、
 気持ちの良いものではありませんね。

「しッ、しィッ!!」

 ああ、桜が可哀想です……。
 何かよい手立てはないのでしょうか。
 ひどく切ない光景でした……。
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京都へなちょこ旅日記/とどめ編・3。

2007-06-10 22:34:19 | 
 京では《祇園さん》の名で親しまれ、
 厄除け、商売繁盛の神さまとして知られる
 八坂神社さま。

 来てみれば、朱塗りの楼門は修繕中。
 見ること不可、でございます。

 それでも めげてばかりはいられません。
 石段をよいこらどっこいしょと登り、
 シートで覆われた楼門を潜り
 (これも珍しい経験なのだと思うべく努め)、
 本殿を目指します。

 参道に屋台が出ていて、おお、賑やか。
 修学旅行の集団がおみくじを引きまくり、
 殿上では厳かに結婚式が挙げられている最中で、
 その横では別組の花嫁花婿さんたちが記念撮影。
 まさに商売繁盛、です。

「ネーさ、おさいせんでスよ!
 おまいりするのでスよォ!」

 そうですね、テディちゃ。
 私たちも本殿へ行き、えいッと
 御賽銭を奉じなくてはなりません。

「たのもーォッ!」

 テディちゃ、もそっと礼儀正しく。

「よろしゅうおたのもうしまスぅ……」
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京都へなちょこ旅日記/とどめ編・2。

2007-06-10 22:17:17 | 
「ネーさ、ここはどこでスか? おてらサン?」

 いいえ。ここは四条通を東へ進んだ……あれ?
 あれれれれッ?
 ええッ?

「どしたのでスかァ?」

 八坂さまの御門が!?!

 朱塗りの西楼門が???

 重要文化財の、あの朱い大きな門が!!!
 
 ない――――ッ?!!

 

 何? 何なのあのシートみたいなのはッ??

 門はどこへ行っちゃったの――!


「しゅうぜんちゅう、でスって。
 ほら、ここに、かいてありまスよゥ」

 ……嘘であってほしい……。
 でも、そうか、祇園祭を前にしての、
 お色直し、なのかも……。

「ざんねんでスね」

 楽しみにしてたのに、あ~あ……。

 
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