テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

佳きかな桃お菓子♪

2010-07-31 23:16:55 | 美味
「すももももももォ、みんなももォ♪」
「ぐるるっがるるっ!」(←訳:桃は今が食べ頃だよっ!)

 瑞々しい白桃、
 濃厚な黄桃、
 桃のケーキに、桃のドリンク……♪
 こんにちは、桃三昧のネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!」(←訳:虎ですー!)

 桃のシーズンですもの、
 週末のおやつタ~イムも、やっぱり桃でしょう!
 新発売の桃のお菓子、といえば、
 はい、こちら~!

 『明治製菓』さんの
 《マクビティ ピーチ&ピーチ ダイジェスティブビスケット》、
 白桃クリームと黄桃ジャムをサンドした
 贅沢なダブルのおいしさ――
 いいですね~♪
 これはもう、実食するしかありません!
 いっただきま~すっ!

「いただきまスよゥ~! がぶちょッ!」
「ぐるるがるっ!」(←訳:謹んでいただきますっ!)

 ふむふむ、
 胚芽入り全粒粉使用のダイジェスティブビスケットと
 桃のジャムって相性どうなの~?と不安でしたが、
 美味しいですね、この組み合わせ!
 ビスケットのほのかな塩味と桃の甘さ、
 よくお似合いです♪
 ビスケット好きさんに、おすすめ!

「もふもぐッ♪
 すこォ~しィ、ひやすとォ~」
「ぐるがるぐるるる!」(←訳:味わいしゃっきり!)

 本日、7月31日は、
 私どもの地元、東京は八王子市の花火大会がありました。
 隅田川の花火大会ほどメジャーではありませんが、
 なかなか見応えある光のイヴェントでしたよ。
 ウチの地元の花火大会は明日さ!来週だよ!
 という御方もおられるでしょうね。
 皆さま、楽しい夏の宵をお過ごし下さい~♪

「おまつりもォ、もうすぐゥ~!」
「がるる~がるぐる!」(←訳:ぴ~ひゃら~どんどん!)
「みなさまッ、あつさにィ、ごようじんをォ!」
  
 
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くたん、とノビれば。

2010-07-30 23:39:47 | ブックス
「……もうしょびはァ、5ふんあるいてェ、10ぷんやすみィ!」

 え? な、何かしら?
 川柳というか雑俳というか、得体の知れないこの呟きは?
 何だか眠れなくなりそうな予感がしているネーさです、こんにちは。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「ぐるるっ!」(←訳:虎ですっ!)
「ちぇッ! いッしょうけんめいィ、かんがえたのにィッ!」

 今日の東京・多摩地方、予報されていた気温を超え、
 またも暑い一日となりました。
 へばり気味の人間に比べて……元気そうなのが、ニャンコたち!
 なので本日は、元気でたくましいニャンコに御登場いただきましょう。
 こちらを、どうぞ~!



                ―― うちのまる ――


 
 著者は有限会社養老研究所さん、’08年11月に発行されました。
 副題に『養老孟司と猫の営業部長』とありますように、
 解剖学者の養老孟司さんの愛猫『まる』ちゃん主演のヴィジュアルブック……
 ええ、そのぅ、写真集、だと思われるのですが……。

「うむッ!
 しゅやくはァ、まるちゃんッ!」
「がるる~ぐるる!」(←訳:折れ耳が可愛い!)

 まるちゃん、スコテッシュ・フォールドという種類の、
 ニャンコなんですね。
 幼さを残す丸~い顔、
 ふにゃっと折れた耳に、
 ぽってりしたあんよ、尻尾。
 そして、養老先生の大事なお仕事を邪魔するのが
 大~好きぃ~♪なのだとか。

「……にゃんこォらしィでスねッ」
「ぐるるがるる?」(←訳:スルメみたいにノビてるよ?)

 はい、ノビています。
 鎌倉の養老先生のお家で、お庭で、
 くたりん、と脱力し切ったまるちゃんの
 おおらかな御姿がしばしば目撃されておりますそうな。

「おなかァ、まるだしィでスよゥ!」
「ぐるるがるー!」(←訳:風邪引いちゃうってばぁー!)

 くたりん、ぐにゃりん、と
 寝転がるまるちゃんのお腹を見遣り、
 養老先生は『んもー、はしたないなぁ』と溜め息して
 ……なんてことは、ありません。
 先生が想うのは、
 スコテッシュ・フォールドたちの骨格、解剖図、
 体型や遺伝的な問題……。
 御本の77ページには、
 猫の骨格イラスト(つやさとみん さん画)まで載っていますよ。
 いやー、ワンコちゃん&ニャンコちゃんの御本が好きなネーさも、
 骨格図付きニャンコ写真集というのは
 初めて拝見いたしました。
 これがフルカラーの解剖図だったら……気絶してたわね。

「かいぼうゥはァ……こわいィッ!」
「がるるるーる!」(←訳:ホラーになっちゃう!)

 正統派の可愛い仔猫ちゃん写真集にはない、
 ニヤリ、くすすっ、と微笑ませてくれる
 有限会社養老研究所の重役・まるちゃんの御本。
 しばし、浮世の暑さ、寝苦しさを忘れたい御方に
 おすすめですよ♪

 それにしても……
 どうしてニャンコたちは、
 ダンボール箱に入りたがるんでしょう?
 皆が皆、いったい何故に?

「それはァ、たぶんッ」
「ぐるがるがるる!」(←訳:永遠の謎です!)
 
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怖くて涙?それとも……?

2010-07-29 23:44:19 | ブックス
 ぷは~っ♪
 猛暑がひと休みで、私たち人間……と毛玉たちもひと休み、ですね。
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥ、ひとやすみちゅうのォ、テディちゃでス!」
「がるるるがる!」(←訳:虎もひと休み中です!)

 ホッとひと休み中のこんな時は……やっぱり読書タイム!
 本日は、本屋さんに並びたて!話題の新刊を御紹介いたしましょう。
 活字マニアの皆々さま、こちらを、どうぞ~!



           ―― あんじゅう 三島屋変調百物語事続 ――



 著者は宮部みゆきさん、’10年7月に発行されました。
 『おそろし 三島屋変調百物語事始』に次ぐシリーズ第二作です。

「ひぃィッ! ひゃくものがたりィッ!」
「ぐるる!」(←訳:ホラーだ!)

 そうですね、百物語といえばジャパニーズトラディショナルホラー……
 が相場なんですけれど、
 三島屋さんで行われている百物語は
 いささか毛色が変わっております。
 物語を集めているのは、ご主人の伊兵衛さんである筈なのに、
 聴き手は、ご主人の姪の、おちかお嬢さん。
 しかも一部では、
 おちかさんにお話を聞いてもらうと、
 困り事が消えうせる、
 というような噂も流れているようで。

「ふァ~?? それはァ、へんてこッ!」
「ぐるるがる?」(←訳:なんでまた?)

 伊兵衛さん、おちかさん、
 三島屋の奉公人さんたちもいたって真面目、なのですが、
 へんてこなのは、どうやら《人の世》の方なのでしょう。
 第一話で三島屋さんへ物語をしにやって来た御仁も、
 早とちりの、せっかち人間さん。
 大きな店の番頭さんだというその御仁から、
 おちかさん、或る『預かりもの』をすることに
 なってしまいました。
 
 ああ、清々した、いい厄介払いが出来たわい、
 これで面倒事は終わりだ――てな具合に
 番頭さんは考えたかもしれません。
 でも、おちかお嬢さんにとっては、
 これからが不思議千万な百物語の始まり始まり。

 『預かりもの』とは、はてさて、いったい、どんな?

「うちでのォ、こづちィ、とかッ?」
「ぐるるがるぐる?」(←訳:姿が消えちゃう蓑笠とか?)

 仔細あってお客さまの持ち来る百物語に聞き入る美しいお嬢さん、
 お客さまがたの複雑な背景、
 ユニークな三島屋のご主人夫婦や奉公人さんたち。
 
 シリーズ二作目となるこの御本では、
 前作とは色合いが異なる《恐怖》が描かれています。

 怖くない、ような?
 いや、やはり怖い、充分に怖いぞ、というような?

「あうゥッ、こわいィおはなしィはァ、こわいィ~でスゥ!」
「がるぐるがるる~!」(←訳:でも読んじゃう~!)

 或る意味では、これは怖ろしい御話ですね。
 なぜって、宮部さんのこの御本を読んだ後では、
 フツーの百物語では満足できなくなってしまうでしょうから!
 
 人の心の闇を覗く怪談――
 そんなジャンルには納まり切らない、
 《世界の不思議》を語る昔絵巻。
 絵巻を彩る、南伸坊さんの装画・挿絵・装丁が
 最高に素晴らしくて必見です!
 書物を愛するすべての御方に
 見ていただきたい&読んでいただきたい一冊ですよ~!

 そして、宮部さん!
 すてきな御話をありがとうございます!
 変調百物語続巻、
 心より待っておりまする~!

「こわくないィ、こわいおはなしィがァ、いいなッ♪」
「ぐるるがる!」(←訳:だといいね!)
 
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おすすめ冷菓、3味♪

2010-07-28 23:00:48 | 美味
 真夏のおやつタイムといえば、やはりこれね!
 こんにちは、冷菓大好き!ネーさです!
 ……って、あらっ? 
 いつの間にか、開封されてる?!?

「もふふッ♪
 こんにちわッ、テディちゃでス!
 いただいておりまスゥ~♪ もぐぐッ」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!いただいちゃってま~す!)

 う~む、まあいいでしょう。
 常軌を逸しているかのような猛暑日が続き、
 冷たい飲み物&食べ物なしには
 やっていけませんものね。
 さあ、本日のひんや~りおやつタイムは、こちらです!
 
 『エスキモー』さんの
 《PINO 期間限定 シーズンアソート》、
 通年販売しているPINOとは別の
 《カフェラテ》
 《抹茶ラテ》
 《ティーラテ》
 という、3種類のお味26個が詰まった
 夏バージョンPINOですよ♪
 さあさあ!
 いざ実食~!
 いただきます! もぐぱっくん!

「ちべたいィでスよねッ♪」
「ぐるがるる♪」(←訳:美味しいよね!)

 ふう、冷え冷えな口溶けに生き返る心地がいたします。
 カフェ、抹茶、ティー、
 3種類とも美味しゅうございますが、
 ネーさ一番のおすすめは……ティーラテ、でしょうか。
 ミルクの甘さと、紅茶葉のほろ苦さと、
 チョコレートコーティングのコクとが
 疲労回復に効きそうです! 

「まッちゃもォ、おいしィでスよゥ!」
「ぐるる~がるるる!」(←訳:コーヒー好きさんはカフェラテ味を!)

 箱を開けてあたりが出ればプレゼント!の
 『トライ!NEW!ピノ キャンペーン』には
 えーと……見事にハズレちゃいましたが、

「くやしィ~ッ!」
「がるるる~…」(←訳:悲しい~…)

 たぶん夏だけ?な新しい小粒アイス、
 冷菓マニアさんは、ぜひ~!

「ぱくもぐッ!
 ひとはこォ、かんしょくゥ、したいィでスゥ!」
「がるぐるがるる~!」(←訳:独り占めはNO~!)
 
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ニャンズまみれな、一冊!

2010-07-27 23:15:59 | ブックス
 思います……『どこでもドア』が欲しいと、しみじみ思います。
 ドアを開ければ、そこは涼し~い北極~♪な~んて。
 ……こんにちは、夏バテ3歩前のネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるる~!」(←訳:虎です~!)

 暑さで空転する思考に刺激を!
 それには……きゃ~♪かわいい~♪ステキ~♪となっちゃうこと必定の!
 こんな御本はいかがでしょうか~♪


 
             ―― 猫を愛する人のための猫絵本ガイド ―― 



 著者は さわださちこ さん、’10年5月に発行されました。
 さわださん、
 『生まれかわったら猫になるのが夢』と
 言い切ってしまう猫好きさんです。
 
「むぱッ! ねこまにあァさんッ!」
「がるぐるるがるるる♪」(←訳:猫の親戚である僕としては嬉しいな♪)

 猫、ねこ、ネコ、にゃんこ。
 人間とちかしい動物たちがさまざまいる中で、
 ニャンズはクリエイターさんにとって特別な、
 想像力を掻き立てる動物であるようですね。
 あっと失礼、
 動物じゃないぞ! ペットでもない!
 ネコは大事な家族だー!って、
 お叱りを受けそうですが、
 とにかく、ニャンコは特別です!
 その証拠に、ほら、
 さわださんのコレクション、凄いわ!
 ニャンコたちが登場する御本が
 これほど沢山あるだなんて!
 作り手さんも読み手さんも、
 本当にネコが好きなんですね……

「かぞえきれないィ、にゃんこォたちッ!」
「がるるがるるっ!」(←訳:百猫百色っ!)

 題名に『猫絵本ガイド』とありますが、
 絵本の他にも、
 猫の写真集、
 文学、ファンタジー、芸術書などなど
 猫に関係ある御本が
 ジャンルを問わず紹介されています。

 荒木経惟さんの『愛しのチロ』、
 前田敬子さん・岡優太郎さんの『まこという名の不思議顔の猫』、
 万城目学さんの『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』、
 松谷みよ子さんの『モモちゃんとプー』、
 ポール・ギャリコさんの『ジェニィ』……

「どれもォ、わんだほッ!」
「ぐるがるぐるるー!」(←訳:黒猫プーちゃん大好きー!)

 絵本のラインナップもワンダホーですわよ。
 萩尾望都さん作・こみねゆらさん画の『トリッポンのこねこ』、
 馬場のぼるさんの『絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会』、
 そして……

 すべての老若男女に、
 活字マニアさんに、
 涙の雨をとめどなく降らせる名作中の名作、
 佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』……。

「ぐすんッ、ぐすぐすんッ~…」
「ぐるがる~…」(←訳:うえ~ん~…)

 にゃんこ好きさんにとっては宝物になるであろう一冊、
 猫好きではなくとも
 絵本好き&本好きな方々の心を
 ググッ!とつかむこと間違いなしの御本です。
 さあ、表紙を捲ったら……止まらなくなりますよー!

「のんすとッぷでェ~」
「がるがる!」(←訳:GO GO!)

 ネーさのおすすめは
 R・A・ハインラインさんの『夏への扉』!
 未読の御方は、この夏休みにぜひ~! 
  
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空想派さんも実践派さんも♪

2010-07-26 23:18:21 | ブックス
 午後早くから、お空がゴロゴロ……
 荒れ模様、いえ、雷さま暴れ模様の東京・多摩地方から、こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「ぐるる!」(←訳:虎です!)

 百万年の昔むかしより続く雷さまのサマーダンス。
 一方、ごく最近に始まった静か~な流行といえば……
 どうやら、これらしいわ!
 テディちゃも虎くんも活字マニアの皆さまも、
 さあ、本日は、こちらをどうぞ~!



                  ―― 廃城をゆく ―― 



 イカロス出版より、’10年7月に発行されました。
 背表紙には『苔むした石垣!!藪に覆われた土塁!!本当に見るべき名城はこれだ!』
 とあります。
 御本の表紙には『全国廃城紀行 オススメ廃城の見どころたっぷり解説』と
 謳われておりますね。

「むむゥ~?
 おしろはァ、おしろでもォ~」
「ぐるるがるる~る!」(←訳:もう無くなっちゃったお城だね~!)

 見棄てられてしまった街道や道路は……廃道、
 使われなくなってしまった鉄道の線路は……廃線、
 そして、
 いまはもう失われてしまったお城が、廃城。

 それぞれに熱心な研究者さんやマニアさんがついていらっしゃるようですが、
 現在は歴史ブームということもあり、
 お城の分野にも、マニアさんがおられるのね。

「ひめじじょうゥにィ~」
「ぐるる~る!」(←訳:熊本城とか!)
「おおさかじょうゥッ♪」

 といった城郭は、いうなれば《現役》のお城さん。
 けれど、廃城は、とっくの昔に《引退》して
 《引導》を渡されてしまったお城さん……
 この御本に掲載されている全国の廃城の写真を眺めるに、
 やはりそこには一抹の寂しさや、
 もののあはれが感じられ、
 しかし同時に、
 けっこう逞しいぞ廃城!
 とも思わされます。

 住む人がいなくなり、
 柱は朽ち、
 屋根は落ちても、
 石垣は残りました。
 堀の跡も、判ります。
 石段、井戸跡、本丸の礎石……
 よーく眼を凝らせば、見えてきたりするのです。
 
「うゥむゥ! そういわれるとォッ」
「ぐるるがるるる~!」(←訳:石は強し!だねぇ~)

 廃城ガイドであるこの御本によれば、
 私たちの地元、八王子にも
 《中世城郭としては日本最大級の規模!》だという
 お城跡もあるんですって。
 それは――

「たきやまじょうッ!」
「ぐるがるぐるがるるる!」(←訳:地元では滝山城址って呼んでるよ!)

 桜の名所で知られるお城跡が、
 そんなに壮大で意味深いお城であったとは
 思いがけないことでした。
 歴史マニアさんが夢中になるのも
 解る気がいたしますね。
 よぅし、この御本を手に、
 明日から廃城巡り~!
 ……と行きたいところですが…… 

「むッ? ですがッ??」
「ぐるる~?」(←訳:どうしたの~?)

 廃城があるのは、
 多くの場合、そこそこ険しい山道を
 てくてく、ふーはー、よいしょ、こらしょ、と
 汗をかきつつ登った先の、そのまた先、のようですね。
 初級廃城マニアさんは、どうぞお気をつけて~!

「そうびィはァ、しッかりィッ!」
「ぐるるっがるー!」(←訳:準備もしっかりー!)

 では、
 実践登山派の御方、
 空想登山派の御方も、
 余裕ある廃城巡りをされますよう~!
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ちょっとお買い物を、『たそがれ堂』で。

2010-07-25 23:19:25 | ブックス
 夏の必需品は『ひえピタ』『熱冷まシート』などの冷却ジェルシート!
 首の後ろに貼ってホッと一息しているネーさです、こんにちは。

「こんにちわァ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるる!がるるるー!」(←訳:虎です!僕らに必要なのはー!)
「おひるねッ!でスゥ~」

 そうね、睡眠不足はお肌と健康の敵だわ!
 寝苦しい夜にステキな眠りを約束してくれそうな一冊を
 本日は御紹介いたしましょう。
 こちらを、どうぞ~!



            ―― コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 ――


 
 著者は村山早紀さん、’09年7月に発行されました。
 『コンビニたそがれ堂』に続くシリーズ第二作となる御本です。

「あはッ!
 おぼえてェまスでスよゥ! ふしぎなァ、こんびにィ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:店番のおにいさんも不思議!)

 風早(かざはや)という街の
 駅前商店街の外れ、
 古い路地に赤い鳥居が立ち並ぶあたり……
 『たそがれ堂』と朱色に光る看板のコンビニを見つけたら、
 何を措いても、そのドアを開けてみなくては。
 
 このコンビニでなら、
 ずっと探していたものも、
 お店の商品棚や、
 カウンターの片隅に、
 当たり前の顔をして
 置かれているのかもしれませんから。

「おきゃくさんッ、みのがしてはァ、だめでスよッ!」
「ぐるるがるるっ!」(←訳:発見したらレジへ急ごうっ!)

 レジにいるのは、
 銀色の長い髪、
 金色の瞳のおにいさん。
 このおにいさんこそ、
 ただならぬこのお店の、
 タダモノではない店主さん?
 
「みかけはァ、ちょッとォ、こわいィけどォ」
「がるるる!」(←訳:良い御方ですよ!)

 前作品とはまた違ったお客さんたちが
 訪れてくる『たそがれ堂』。
 ということは、
 起こる奇跡もそれぞれに違ってくるわけですね。
 
 収録されている4編の短編作品は
 前作を読んでいなくても
 充分に楽しめます。
 ファンタジックでミステリアスな
 『たそがれ堂』を触媒とする
 不思議な化学反応の花火たち、
 考え過ぎず、
 素直にその美しさを愛でましょう!
 
「なつやすみィにィ、おすすめェでス!」
「がるるるぐるる~る♪」(←訳:夜空にハジケる奇跡の光輪~♪)

 優しい光をお探しなら
 『たそがれ堂』へ、ぜひ!
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パチパチ感を、探求すれば♪

2010-07-24 23:08:33 | ショコラ
 キッズさんたち&学生さんたちは
 夏休みに入って最初の週末……遊んでますか~!
 ネーさは……暑さにへばってます! こんにちはー!!

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる!ぐるる!」(←訳:虎です!夏です!)

 ちょいっとお疲れの週末は、
 ふっふっふっ、そうです、おやつターイム!
 夏季限定のチロルチョコを入手いたしましたよ!
 色々と楽しそうなお味のショコラさんたちが詰まってますが……
 狙いはただひとーつ!

「えッ? ひとつゥ?」
「ぐるがる?」(←訳:どれなの?)

 えへん、実は、ですね、
 先日『31アイスクリーム』でいただいて、
 とっても気に入っちゃったのが
 《ポッピングシャワー》という、
 お口の中でポップロックキャンディがパチパチと弾ける
 フレーバーのアイスクリームでした♪
 美味しくて楽しいあのパチパチ感!
 一般的なお菓子には無いのかしらと探してみましたら……
 んまあっ♪
 『チロルチョコ』さんで、発見です!
 バラエティパックMiniに、
 《パチキャンソーダ》
 というショコラを発見いたしましたよ!

「うむッ、いかにもォ~」
「ぐるるがる!」(←訳:それらしいネーミング!)

 前置きが長くなりましたが、
 さあ、実食です!
 いっただきます!

「いただきまスゥ~! ぱくもぐッ!」
「ぐるる~ぐる!」(←訳:いただきま~す!)

 ……ん?
 パチパチ感は……?

「もぐぐッ、もぐぐッ……おッ?」
「がるっ!」(←訳:来たっ!)

 少々スロースタートな
 パチパチっ!
 ではありましたが、
 《ソーダ》っぽさ、あります、よね?
 もっと《ソーダ》らしさを!《炭酸》らしさを!お望みの御方は、
 そうね、いっぺんに10粒くらい《パチキャンソーダ》を
 ぐぐっと頬張れば……

「ぱちぱちぱちちちッ!とォ」
「ぐるぐるぐるるっ!」(←訳:弾けるかもねっ!)

 お子ちゃま&遊び心を解する大人さんたちに、
 おすすめの企画ものチロルチョコ、御馳走さまでした♪
 皆さま、楽しい週末を!

「ぱちちッ!でェ、あつさをォ、のりきりましょゥッ!」
「がるがるるるる~!」(←ソーダチョコ3粒、頬張ってみました…)
 
  
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優し&やわらかレトロ♪

2010-07-23 23:03:56 | ブックス
 スポーツドリンクや炭酸飲料にも飽きちゃったわ~…という御方に!
 『カルピス』を激オシしたいネーさです、こんにちは~♪
 
「こんにちわァ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるるー!」(←訳:虎ですー!)
「かるぴすゥ! テディちゃッ、だいすきィ~♪」
「がるるー!」(←訳:僕もー!)

 優しくて、どこか懐かしいお味の、カルピス……
 本日ご紹介いたしますのも、
 《懐かしさ》が鍵になっている一冊なんですよ。
 こちらを、どうぞ~!



              ―― ちょっと古びたものが好き ――


 
 著者は岸本葉子さん、’08年3月に発行されました。
 御本の『まえがき』、その第一行も、
 
  ちょっと古びたものが好きです。
 
 で始まるエッセイ集なんですよ。
 第一章は『お茶の時間』、
 表紙のお写真のような、
 クラシカルで愛らしいお茶碗との出会いについて、
 著者の岸本さんは語ります。
 
「くんくんッ!
 ふるきィ、よきィ、むかしィのォ、かおりッ♪」
「ぐるる?がるるっ?」(←訳:昭和かな?大正かなっ?)

 何百年も前のものではなくて、
 何十年か、何年か前の物だとしても、
 いつの間にか消えてしまったもの、
 見かけなくなったものたちを、
 岸本さんは丁寧に探し、集め、
 お家に馴染ませてゆきます。
 その様子は……おや?
 つい最近どこかで目にしたような?

「えッ? どこどこォ?」
「ぐるるっ?」(←訳:何処でっ?)

 考えてみて……分かりましたよ!
 これって『ジブリ』さん!
 公開されたばかりの『アリエッティ』や、
 『となりのトトロ』のメイちゃんの住むお家、
 『魔女の宅急便』で描かれる
 パン屋さんにお屋敷に、
 キキちゃんがお届けに伺う家々の空気と、
 とってもよく似通っています。

 無線はあるけれど、
 PCなんてとんでもなくて、
 ファクシミリもなくて、
 電話機・テレビ受像機も実にレトロな、
 のーんびりした暮らし……。

「あはッ♪
 そういわれればァ、そうかもォ、でスねッ」
「ぐるるがる~♪」(←訳:ハンドメイドの良さだよ~♪)

 ほんの少し前まで、
 私たちに身近だった品物へのこだわり、思い出。
 でも、現代にだってどっこい生きてる!逸品たちを、
 再び見出す喜び――

 デジタルに疲れちゃった御方に、
 アナログもデジタルも両方好き!という御方に、
 おすすめの御本ですよ。
 暑い中、
 アナログの美は眼に涼やかな優しさ&懐かしさを
 与えてくれます!

「おしゃしんッ、きれいィでスゥ!」
「がるるぐるがるるる♪」(←訳:ゆっくり、ゆっくり、味わって読んで下さい♪) 
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一流な御方の正体は…?

2010-07-22 22:48:24 | ブックス
 炎天下、お外で仕事をされている方々に、
 いえ、日本中の皆々さまに暑中お見舞い申し上げます。
 東京の方が沖縄より暑いなんて間違ってるわ!と思うネーさです、こんにちは。

「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!」
「がるるー!」(←訳:虎ですー!)
「あちゅあちゅでェ、おひるねもォ、できないやッ!ぷんぷんッ」

 盛夏にあたふたしちゃってる私たちですが、
 では本日は!
 この御方なら酷暑も涼しいお顔で乗り切っちゃうんじゃない?と
 誰もが納得してしまう探偵さんにご登場いただきましょう。
 こちらを、どうぞ~!


 
                   ―― 貴族探偵 ――



 著者は麻耶雄嵩さん、’10年5月に発行されました。
 『DER ADELSDETEKTIV』とあるのは……独語題でしょうか。

「わほゥッ??
 おきぞくゥさまッ??」
「がるるーぐるる?」(←訳:ピーター卿みたいな?)

 ええ、貴族探偵と聞いて
 ネーさが真っ先に思い浮かべたのも
 D・セイヤーズさんの作品で活躍される
 貴族の探偵さん―― ピーター・ウィムジー卿でしたよ。
 けれど、この御本の探偵さんは
 まるで、ピーター卿の上を行こうと志しているかのような、
 筋金入りの《貴族的な》探偵さんなのです。

 例えばね、探偵さん、
 お金のためには探偵をいたしませんの。

「むぽッ! それでこそォ、おきぞくゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:きっとお金持ちなんだね!)

 そうです、貴族探偵さんはお金に不自由してはおりません。
 黒塗りのリムジンを運転手さんに運転させ、
 雑事は執事さんやメイドさんに任せ、
 自らは悠々と構えて、
 興味を惹かれた事件、
 依頼を受けた特別なケースのみを
 《探偵》してあげる♪んです。

「……ふァ~」
「ぐるるがるがるぅ~」(←訳:貴族を名乗るだけはあるぅ~)

 また、時として貴族探偵さん、
 事件現場へ乱入もいたします。
 第一話『ウィーンの森の物語』では、
 信州のウィーンと呼ばれる典雅な避暑地の
 或る山荘で事件が起こりました。
 関係者の、そのまた関係者の知人……というような
 ほぼ無関係の立場ですのに、
 事件の概要もまだ知らぬのに、
 堂々と宣言してしまう貴族探偵氏。
 
 私は野次馬ではない。
 事件を解決しに来たのだよ――と。

「だいたーんッ!」
「ぐるがるぐる!」(←訳:自信満々だ!)

 石頭の刑事さんもひれ伏すコネを持ち、
 ささっ!と捜査のイニシアチヴを握る貴族探偵さんの、
 真の探偵能力とは……
 
 読んでみて初めて解る、
 《王道》にして《規格外》の探偵法に
 ミステリ好きさんは喝采することでしょう。
 こんなに優雅な探偵法って、今までにあったかしら?
 たぶん――ありませんでした!

「うむッ!
 じんそくなァ、じけんかいけつがァ、だいいちッ、でス!」
「ぐるるがるる~る♪」(←訳:捜査費の節約は納税者のためにもなるし~♪)

 短編5作品から成るこの御本は……
 《貴族探偵・登場の巻!》だと信じたいですね。
 さらなる活躍の御報告を、
 庶民の目線で見守りたいものです。

「……でもォ、よーくゥかんがえるとォ、このひとォ……」
「ぐるるがる!」(←訳:けっこう変てこ!)

 変てこミステリ好きさんは、ぜひ!   
 
コメント
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