テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 読んでほどける、快刀乱麻 ~

2022-01-31 22:33:13 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 だとうッ、へいけェ~ッ!」

「がるる!ぐるがぅるる!」(←訳:虎です!今がチャンス!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第4回、

 スッとぼけた大泉洋さんの怪演に笑ってしまいましたね♪

 もしや三谷さんの脚本では義経さんも笑えるキャラに……?

 いや、それはない……ないはず……と不安を覚えつつも、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♫

  

 

 

   ―― 中野のお父さんの快刀乱麻 ――

 

 

 著者は北村薫(きたむら・かおる)さん、

 2021年11月に発行されました。

 『中野のお父さん』『中野のお父さんは謎を解くか』に続き、

 私たち活字マニアの憧れ《中野のお父さん》が活躍する

 シリーズ第三作です。

 

「ものしりィ~でスゥ!」

「ぐるるる!」(←訳:博覧強記!)

 

 前回記事で御紹介しました『ミステリと言う勿れ』では、

 題名に逆らうかのように

 本格ミステリ級の難問連打!なのに対し、

 こちらの《中野のお父さん》シリーズは、

 パトカーが緊急出動!大捕物!

 なんていうシーンはございません。

 

 その代わりに、と申しましょうか、

 頭脳労働をしたり、

 野球の試合に駆り出されたり、

 作家さんのイベントの支度をしたり、

 大忙しなのは、”編集者”さんたち。

 

「へんしゅうしゃさんはァ、いがいィにもォ~」

「がるるるぐるる!」(←訳:体育会系なのだ!)

 

 田川美希(たがわ・みき)さんは、

 文宝(ぶんぽう)出版に勤務する

 編集者さんです。

 

 大学時代は女子バスケットボールで

 ブイブイ言わせ、いえ、汗を流した美希さん、

 現在は『エディターズ』という

 ソフトボールチームで汗を流しています。

 

 『エディターズ』のライバルは、

 『ミステリーズ』――

 推理作家協会のソフトボール部。

 

 正確には、『ミステリーズ』が先に生まれたのであって、

 出版社の編集者さんを集めた『エディターズ』は

 『ミステリーズ』の相手たるべく作られたようなもの。

 

 今日もまた、

 作家さんと新人編集者さんの顔合わせを兼ね、

 きゃーバットに当たったー!

 打ったら走るんだよー!などと

 のどかな試合で盛り上がり。

 

 後日、美希さんたちは

 『ミステリーズ』の中心人物である

 作家の村山富美男(むらやま・ふみお)先生に招待され、

 落語を拝聴することになりました。

 

「ぱちぱちぱちィ~!」

「ぐるるっるぅ!」(←訳:面白かったぁ!)

 

 落語家さんの独演会が終われば、

 村山先生を囲んで美希さんたちの話も弾みます。

 

 噺の中に登場した俳句のお話、

 昭和の名落語家・古今亭志ん生さんのお話。

 どれも、なんということもない、

 《謎》など隠れていそうもない話題ですけれども。

 

 美希さんは、

 そして、中野に住む美希さんのお父さんは、

 古今亭志ん生さんが

 ”語り”の奥に秘めた《創作の機微》へと

 思いを馳せてゆくのでした……。

 

「ささやかァだけどォ~」

「がるぐる!」(←訳:深い思い!)

 

 志ん生さんへのリスペクトがにじむ

 『古今亭志ん生の天衣無縫』を含め、

 

 『大岡昇平の真相告白』

 『小津安二郎の義理人情』

 『瀬戸川猛資の空中庭園』

 『菊池寛の将棋小説』

 『古今亭志ん朝の一期一会』

 

 と、計6作品が収録されています。

 文学好き&落語好きな方々に、

 映画好きな方々にも

 おすすめの一冊ですよ。

 お父さんの快刀乱麻っぷりを

 ぜひ、堪能してくださいね~♪

 

 

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~ 真実は幾つある? ~

2022-01-30 23:39:57 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 あわわわッ! やッちゃッたァ~のでスよゥ!」

「がるる!ぐるるるがるぅ!」(←訳:虎です!一気買いだねぇ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 おほほ♪ やってしまいましたわ♫

 何をやらかしたのかと申しますと、

 ふふふっ、まずは、↓こちらを、どうぞ~!

  

 

 

    ―― ミステリと言う勿れ 1 ――

 

 

 著者は田村由美(たむら・ゆみ)さん、

 2018年1月に発行されました。

 『Don't Call it Mystery』と英語題名が付されています

 (2巻以降の英題は『Do not say mystery』となっています)。

 

 はい! 菅田将暉さん主演で放送の真っ只中!

 ドラマ『ミステリと言う勿れ』の原作コミックですね。

 現在、ネット書店さん等では売り切れが続出し、

 入荷は2月上旬頃とされていますが、

 私ネーさ、地元の本屋さんで1~5巻を一挙入手しました♪

 

「らッきィ~でしたでス!」

「ぐるがるるぐるるるる!」(←訳:本の神さまありがとう!)

 

 では、張り切って御紹介を!

 と突っ走りたいところですけれども、

 原作未読の方々&ドラマ未視聴の方々の

 “知る楽しみ“を奪わぬよう、

 ネタバレ厳禁を心しつつお喋りいたしますと……

 

 久能整(くのう・ととのう)くんは

 一人暮らしの大学生。

 

 冬の或る日、

 大好きなカレーを作っている彼を、

 ピンポーンと邪魔するのは……来客?

 

「うむッ? あのォこえはッ?」

「がるぐる!」(←訳:大家さん!)

 

 アパートの大家さんに案内され、

 やって来たのは、警察。

 

 なんと、近くの公園で遺体が見つかった、というのです。

 しかも、整くんと同じ大学の学生で、

 高校のときも同じクラス、と

 なまじ“つながり“があったためか――

 

「いきなりィ~?」

「ぐるがる~??」(←訳:任意同行~??)

 

 昨夜の10時頃、どこにいました?

 そう訊かれても、

 整くんはアパートでひとり、

 カレーを作りにいそしんでいただけですから、

 アリバイなどありません。

 

 冷静に無関係を主張する整くんとは反対に、

 捜査官は次から次へと

 証拠を突きつけてきます。

 

 目撃者。

 ゴミ捨て場の凶器。

 指紋。

 金を借りたという書類。

 

 動機も手段も機会も

 お前にはあったろう!

 幾度となく詰問され、

 整くんは静かに思索をめぐらせてゆきます。

 

 誰かが僕に

 罪を着せようとしている――

 

「ならばァ~」

「がるぐるる!」(←訳:抵抗しよう!)

「おもいッきりィ!」

 

 整くんの反撃とは。

 事件の真実は、どこにあるのか。

 

 キャストさんスタッフさんの情熱が創り出す

 見応えあるドラマとはまた別の、

 著者・田村さんの情熱が生み出した原作作品は、

 全活字マニアさんにおすすめですよ。

 紙の書籍が入手しづらい場合は、

 電子書籍の試し読み版もありますから、

 一読してみてくださいね。

 

 なお、帯つきの画像は、

 ↓こ~んな感じです。

  

「みなみなァさまッ!」

「ぐる~!」(←訳:ぜひ~!)

 

 

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~ 北斎さんと、《人物》画と~

2022-01-29 22:14:07 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 あしたはァ~かまくらッ!」

「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!ワクワクするね!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 またしても、

 週末はTVやネット配信のドラマを楽しむことにして

 外出はちょっと……という状況になってしまいました。

 それでも、気分だけはお出掛けモード!でいってみましょう♪

 さあ、本日は読書をサボって↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~!

  

 

 

      ―― 北斎で日本史 ――

 

 

 東京・墨田区の すみだ北斎美術館にて、

 会期は2021年12月21日~2022年2月27日

 (毎週月曜と年末年始は休館)、

 『あの人をどう描いたか』

 と副題が付されています。

 

「ほくさいィさんのォ、とくいィわざッ!」

「ぐるるがるーる!」(←訳:人物画カモーン!)

  

 

 葛飾北斎さん(1760~1849)の代表作といえば、

 富士山を主題とする

 『富嶽三十六景』『富嶽百景』、

 滝を描いた『諸国滝廻り』、

 信州小布施の祭屋台天井絵『怒涛図』

 などを思い浮かべる方も多いことでしょう。

 

 砕け散る波頭、富士のシルエット、深みある青色の配置――

 けれど、北斎さん御自身は、

 風景画に劣らず、人物画もお好きだったようです。

 また、江戸の人びとも、

 歴史画、武者絵、役者絵といった

 “肖像”ジャンルの浮世絵が大好きだったんですね。

 

「むらさきィしきぶゥさんッ!」

「がるるるぐるがるるる!」(←訳:信玄さんVS.謙信さん!)

  

 この展覧会に出展されるのは、

 北斎さんやお弟子さんによる

 歴史上の人物・事件をテーマとする作品です。

 

 チラシ(フライヤー)表面で

 がっちり剣を交えているのは、上杉謙信さんと武田信玄さん。

 徳川家康さんの束帯座像もあれば、

 楠木正成さんに、紫式部さん、

 木花開耶姫命さまもおられて、と

 歴史上の《人物》を中心に据えた

 『富嶽』以外の北斎さんの作品が展示されますよ。

 

「やくどうゥかんッ!」

「ぐるるがるる!」(←訳:衣装も粋です!)

 

 『北斎漫画』のコミカルな描線が好き!という方々に、

 江戸アート好きな方々にもおすすめの企画展は、

 前期(12月21日~1月23日)

 後期(1月25日~2月27日)で

 一部展示替えが行われます。

 

 展示の詳細と最新の開館状況については

 美術館HPをご参照の上、

 お出掛けしてくださいね。

 

 

 

   では、ここで美味し~いオマケ画像も、ドンと!

   

   『ゴディバ』さんの

   《サブレショコラ あまおう苺アソートメント》は、

   春!春!!なパッケージデザインです。

   

   「さくさくッ!」

   「がるぐる!」(←訳:苺の香り!)

   春色のお菓子をいただきながら思うのは、

   春が来て、世界中のパンデミックが収まって、

   平和な時間が訪れること……

   どうか皆さま、御自愛しつつ、穏やかな休日を。

 

 

 

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~ 空想建築マニア専用! ~

2022-01-28 23:37:21 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 はふゥほふゥ! すいぶんッほきゅうゥ~!」

「がるる!ぐるがるるる!」(←訳:虎です!喉がカラカラ!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 連日の乾燥注意報で喉もお肌も乾ききっていますね。

 温かな飲み物でた~っぷり水分を補ったら、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらのアート本を、どうぞ~♪

  

 

 

     ―― ものがたりの家 ――

 

 

 著者は吉田誠治(よしだ・せいじ)さん、

 2020年7月に発行されました。

 『――吉田誠治 美術設定集――』

 と副題が付されています。

 

「どこにもォないィ~けどォ?」

「ぐるるるがる!」(←訳:どこかにある!)

 

 ああ、こんな家に住んでみたいなぁ。

 

 観賞者にそんな思いを抱かせる

 33点の《空想名建築》を描いたのは、

 “背景グラフィッカー“の吉田誠治さん。

 

 この御本には、

 人気同人誌『ものがたりの家Ⅰ・Ⅱ』上で

 吉田さんが発表した作品と、

 15点の描き下ろし作品が収録されています。

 

「わほほッほゥ! やねがァ、とんがりィぼうしィ~!」

「がるるるぐるる~!」(←訳:間取り図ステキ~!)

 

 子どもの頃、いえ、年齢などに関係なく、

 誰しも夢想したことがあるでしょう。

 

 もしも、自由に建物を建てていい、

 造っていい、となったら、

 こんな家でさ、こんな間取りでさ、

 内装はこんな風にしてさ、

 うっふっふっ、隠し部屋とか抜け穴とか

 作っちゃったりしてさ。

 

「だッてェ、けんちくゥはァ~…」

「ぐるるる!」(←訳:万人の夢!)

 

 理想の《家》よ、いずこに。

 

 憧憬と願望をこめて、

 吉田さんが描き上げた家々は、

 一点(一軒)それぞれが

 大きな物語を背負っています。

 

 軽やかにオープニングを飾るのは、

 『はじめに』の

 《かわいい子供部屋》。

 

 そして本文の一番手となるのは、

 中世ヨーロッパを想わせる《悪戯好きな橋塔守》。

 

 お次は、昭和の日本の香りがする

 《階段堂書店》……ええ、古書店さんですね。

 

 で、こちらは……ギリシャかトルコの辺境でしょうか、

 《厭世的な天文学者の住処》。

 

「じだいもォ、ばしょもォ~」

「がるぐる!」(←訳:楽々跳躍!)

 

 日本へ外国へ異世界へ、

 古代へ中世へ近現代へ。

 吉田さんの想像力は悠々と飛んでゆきます。

 

 塔、お屋敷、砦、城郭、

 テント、船に、ツリーハウス。

 

 僧侶、学者、医師に漁師、

 羊飼い、発明家、

 田舎を愛するおばあさんと……座敷童まで。

 

 《家》と《住む者》を物語る色彩あざやかな作品は、

 背景画……というよりも、

 舞台美術に近いものを感じますね。

 

「もッとォ、よみたいィ~!」

「ぐるるがるる!」(←訳:眺めていたい!)

「ぞくへんッきぼうゥ~なのでスゥ!」

 

 御本の後半には

 『PICTURE BOOK コマ割り絵本』

 『線画ギャラリー 作品設定・解説』

 のページも設けられています。

 

 アニメ&RPG好きな方々、

 ファンタジー好きな活字マニアさんに、

 そしてドールハウス大好きな方々にも

 激おすすめの一冊ですよ。

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

 

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~ キリンから、始まる ~

2022-01-27 22:28:19 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ……きりんッ??」

「がるる!ぐるるがるる?」(←訳:虎です!麒麟が来たの?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 平和を象徴する聖獣、麒麟。

 ではなくて、動物園にいるキリンさんが

 本日の読書タイムの主役ですよ。

 さあ、こちらを、どうぞ~♪

  

 

 

      ―― キリン解剖記 ――

 

 

 著者は郡司芽久(ぐんじ・めぐ)さん、

 単行本は2019年7月に、

 画像のジュニア版は2021年12月に発行されました。

 『キリンの首の骨が教えてくれたこと』

 と副題が付されています。

 

「かッ、かかかッ、かいぼうゥ~!?!」

「ぐるがるぅるるる?」(←訳:解剖しちゃうんだ?)

 

 キリンの解剖――

 比喩でも暗号でもなく、文字通り、

 メスやピンセットを手にキリンの解剖作業に挑むのは、

 現在、筑波大学システム情報系研究員として

 活躍する著者・郡司さん。

 

 “世界一キリンを解剖している(かもしれない)“

 と自称する郡司さんは、

 子どもの頃からキリンが大好き♪

 ではありましたが、

 あくまでも趣味程度のもの。

 

 それが、大学に入学し、

 一生楽しめる大好きなものを仕事にしたい、

 という思いが生まれ、

 そこで、あらためて。

 

「けついィ~しましたでス!」

「がるるるぐるるがるる~!」(←訳:キリンの研究をしよう~!)

 

 郡司さんが入学したのは、

 “天下の東大“!でしたから、

 校内のどこかに、きっと、キリンの研究をしている先生が……

 先生が……いない、わねえ?

 

「うむゥ~! どうしようゥ?」

「ぐるるぅがる!」(←訳:メゲちゃだめ!)

 

 アンテナを張り巡らせて、半年。

 郡司さんは、或るゼミナールの存在に気付きました。

 《博物館と遺体》……

 不穏な名前ではあれど、担当教授は

 “解剖男“こと遠藤秀紀(えんどう・ひでき)さん

 と知って、郡司さんは直観します。

 

 この先生のもとならば、

 キリンの研究ができるかもしれない。

 

「せんせェ~いッ!」

「がるるるぐ~る!」(←訳:受講希望で~す!)

 

 直観、的中!

 受講者選考を通過した郡司さんは、

 遠藤先生のゼミで解剖に臨みました。

 解剖室の扉をくぐると、そこには……

 コアラ? アザラシ? アナグマにニホンザル?

 

 それは、動物園などで病死や寿命、事故が原因で

 亡くなってしまった動物たち、でした。

 

 彼らを、より深く知るために。

 一心不乱に解剖を進めていった郡司さんは、

 実習の休憩時間に先生から聞かされたひと言に

 拍子抜けします。

 

   キリン? 

   キリンの遺体は結構頻繁に手に入るから、

   解剖のチャンスは多いよ。

 

「えええッ? ほんとにィ?」

「ぐるるがるるる??」(←訳:頻繁にキリンが??)

 

 そして、その瞬間がやって来ました。

 兵庫の動物園でキリンが亡くなり、 

 解剖のため搬入されてくる……!

 

「いよいよッ?」

「がるるる!」(←訳:とうとう!)

 

 キリン研究者の入り口に立った郡司さんが目指すのは、

 首――頸椎の数、

 胸椎と筋肉、

 胸椎の機能の解明などなど。

 

 かのダーウィンさんをも魅了したキリン。

 まだまだ解明されていない事柄も多い

 キリンの首の疑問へ、

 お正月もクリスマスも返上し、

 迫ってゆく郡司さん。

 

 キリン、さらにはオカピも対象に加え、

 なおも続く研究の行方は――

 

「はてしないィ~でスゥ!」

「ぐるがるるるるる!」(←訳:でも止められない!)

 

 理系ノンフィクション好き方々に、

 動物好きな方々にも

 おすすめの労作です。

 

 また、このジュニア版にはルビがふられていて、

 脚注も付されているので、

 専門用語もストレスなく読みこなせますから、

 全活字マニアの皆さま、ぜひ、一読してみてくださいね~♪

 

 

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~ 勝負は 一手で! ~

2022-01-26 23:45:37 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 むむむふゥ! げんさくゥ~ほしいィ!」

「がるる!ぐるるるる~??」(←訳:虎です!どうしよう~??)

 

 こんにちは、ドラマ『ミステリと言う勿れ』に

 すっかりハマってしまったネーさです。♫

 う~ん、原作コミック(紙)を揃えるべきか否か……

 でももう本棚は満杯の満杯だし……う~ん、う~ん……

 と、迷いに迷いつつも、

 さあ、ここからは読書タイムですよ。

 本日は、こちらのアンソロジー作品を、どうぞ~!

  

 

 

     ―― 謎解きミステリー ――

 

 

 編者は千街晶之(せんがい・あきゆき)さん、

 2021年12月に発行されました。

 『絶対名作!十代のためのベスト・ショート・ミステリー』

 と副題が付されています。

 

「おりがみィつきィ~!」

「ぐるるる!」(←訳:お墨付き!)

 

 ミステリ小説って

 あんまり読んだことないんだけど……という

 若い方々のために編まれたこのアンソロジーには

 題名の通り、短編ミステリ3作品から構成されています。

 著者さん&作品名は収録順に、

 

 有栖川有栖(ありすがわ・ありす)さん著『赤い稲妻』

 

 綾辻行人(あやつじ・ゆきと)さん著『意外な犯人』

 

 道尾秀介(みちお・しゅうすけ)さん著『流れ星の作り方』

 

「たんぺんのォ、たのしさッ!」

「がるるるぐるーる!」(←訳:リズムとスピード!)

 

 ええ、3作品とも、

 短編ならではの魅力に満ちた傑作ですが、

 ここでは、有栖川有栖さんの

 『赤い稲妻』

 をちょこっと御紹介してみましょう♪

 

「ひむらせんせいィ、でばんッなのでス!」

「ぐるるがるる!」(←訳:アリスさんも!)

 

 英都大学・社会学部の准教授である友人

 火村英生(ひむら・ひでお)さんに呼び出され、

 アリスこと推理作家の有栖川有栖さんは、

 京都の郊外へ車を走らせました。

 

 不可解な事件が発生した場合、

 しばしば警察から捜査協力を求められる

 火村さんとアリスさん。

 

 今回は、

 事故なのか、

 それとも事件なのか、

 即断しがたい状況です。

 

「おおあめェ~だしィ!」

「がるぐるる!」(←訳:雷もすごい!)

 

 豪雨の中では鑑識作業もままならず、

 目撃者もいない……かと思われましたが。

 

 なんと、目撃者さん、いたんです!

 

 現場となったのは、

 10階建ての高級マンション。

 そのマンションから80メートルほど離れた場所にある

 別のマンションの住人さんが、

 異変を目撃し、

 通報していたのでした。

 

「むむッ! それならァ~」

「ぐるるがるる!」(←訳:犯人も分かる!)

 

 いえ、そう都合よくは行きません。

 大雨と、暗さで、

 すべてがくっきり見えはしなかった……けれども。

 

   女性が、

   マンション7階のバルコニーから落下した……

   その時、バルコニーには

   他にも誰かがいた。

 

「じッ、じけんでスねッ!」

「がるぐぅるるる!」(←訳:事故じゃないよ!)

 

 ところが。

 女性の部屋には、誰もおらず、

 内側から鍵が掛かっていました。

 

 つまりは密室なのですから、

 未知の第三者はおらず、

 事件性は無く、単なる落下事故だと言えなくもない……?

 

「まだまだァ!」

「ぐるがるるぐるるるるるる!」(←訳:火村先生に訊いてみないと!)

 

 事故なのか、事件なのか。

 事件なのだとしたら、犯人は?

 

 その答えを出すべく行動する火村先生の、

 物語終盤でのたたみ掛けっぷりが

 実に実に素晴らしいんです!

 

 私ネーさ、まるで

 オセロの名勝負を観ているような

 心地がいたしましたよ。

 

 拮抗するゲームの、

 勝敗を見分けにくい混沌とした盤面に、

 火村さんが指す一手。

 

 その一手を皮切りに、

 流れが変わる、勢いも変わる、

 盤面の色も、

 勝負の行方も一気に変わる!

 

「らすとはァ、はくしゅッ!」

「がるるー!」(←訳:ブラボー!)

 

 有栖川さんの痛快作『赤い稲妻』

 綾辻さんによる幻惑的な『意外な殺人』、

 何とも言えぬ読後感の道尾さん作『流れ星の作り方』、

 十代だけでなく、

 大人な活字マニアさんにも

 ぜひ!のおすすめですよ。

 本屋さんで、図書館で、探してみてくださいね~♪

 

 

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~ いま、ドードーの夢を ~

2022-01-25 23:30:28 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きゃぽゥ! しょこらのォおまつりィ、かいさいちゅゥ!」

「がるる!ぐるるがるるる!」(←訳:虎です!記念の20回目!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 《サロン・デュ・ショコラ2022》、

 てっきり今年はお休みなのかと思っていたら、

 おお! 新宿伊勢丹さんの本館6階催事場で

 絶賛開催中ですって♫♪

 スイーツマニアさんはぜひお出掛けしてくださいね。

 では、ショコラの祭典に想い馳せながら、

 本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~!

  

  

 

   ―― ドードーをめぐる堂々めぐり ――

 

 

 著者は川端裕人(かわばた・ひろと)さん、

 2021年11月に発行されました。

 『正保四年に消えた絶滅鳥を追って』

 と副題が付されています。

 

「あはァ! ありすゥ~でスねッ!」

「ぐーるーるがる!」(←訳:ドードー鳥くん!)

 

 ルイス・キャロルさん著

 『不思議の国のアリス』に登場する

 ころっとしたシルエットの鳥くんは、

 ”既に絶滅してしまった生物”として広く知られ、

 『アリス』のような小説や映画、マンガにも描かれる

 人気キャラとなっていますが。

 

 そのドードーくんが!

 本物のドードー鳥が!

 かつて日本にやって来ていた!

 ……としたら?

 

「にほんにィ~???」

「がるぐる??」(←訳:本当なの??)

 

 時代は、昭和も大正も明治も、

 それどころか幕末よりもぐ~んと遡って、

 徳川三代将軍・家光さんの頃。

 

 江戸時代初期の生保四年(1647年)、9月。

 長崎の港に一隻のオランダ舟が到着しました。

 

 そして、その船、

 『ヨンゲン・プリンス号』に乗っていたのは、

 世にも珍しい動物たち――

 白い鹿。

 ドードー鳥。

 

 他には、鸚鵡(おうむ)などの鳥類も。

 

「ほほほッ、ほんものッ!」

「ぐるるる~!」(←訳:来たんだ~!)

 

 権力者への献上品であったのか、

 或いは、

 珍奇な動物を好む大名や富豪へ

 売り込むつもりであったのか。

 

 ドードー鳥は、

 長崎・出島に”上陸”し……行方不明に?!?

 

「ほわわわッ??」

「がるるぅっるる?」(←訳:消えちゃったの?)

 

 そもそも、著者・川端さんがドードーと

 係わることになったきっかけは。

 

 2014年春、

 ロンドン自然史博物館のサイトを

 閲覧していた川端さんは、

 ふと、奇妙な記事に目を留めたのでした。

 

 《ドードーが日本に旅をしていた》

 

 はあ?

 鎖国時代の日本に、ドードーが?

 そんなことって……ある、らしい。

 オランダ東インド会社の総督が、

 日本にドードーを送る旨の書簡を記していて、

 書簡の控えはオランダの国立公文書館に

 現存している……!

 ドードー研究者たちも

 極東へドードーが送られた事実を確認した!

 

 いや、でも。

 日本に来たというドードーは、

 どうなってしまったのか。

 記録は……いまのところ、ない……けれども?

 

「うむゥ! みつけたいィ!」

「ぐーるーるがる!」(←訳:ドードーの足跡!)

 

 日本で、ヨーロッパで、

 探し求められるドードーの痕跡。

 

 鳩の仲間で、体高60~70㎝、

 体重は10~20㎏ほど。

 1662年には、おそらく、絶滅。

 ずんぐりむっくりで頭でっかちで、

 けれど何故か、人を惹き付けてやまない鳥、

 ドードー。

 

 はたして、川端さんの探索行は

 報われるのでしょうか。

 ノンフィクション好きな方々に

 強力におすすめしたい快作です。

 歴史すきな活字マニアさんも、

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

 

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~ 名建築に、ふらり ~

2022-01-24 23:40:05 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 よりともォさんッ、こわァ~いィ!」

「がるる!ぐるるるるがるる!」(←訳:虎です!法皇さまもコワい!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第3回、

 頼朝さんと後白河法皇さまに大笑いさせられましたね♫

 次回は誰が笑わせてくれるのかな?と期待しつつ、

 さあ、読書タイムですよ。

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  

 

 

   ―― 隠れた名建築 ぶらぶら歩き ――

 

 

 著者は矢野和代(やの・かずよ)さん、

 2021年10月に発行されました。

 『ひとり気ままに見て回る』と副題が付されています。

 

「おひさしぶりのォ、めいけんちくゥ!」

「ぐるるがる!」(←訳:しかも和風!)

 

 ええ、拙ブログでは、

 近現代の名建築に関する建築ガイド本を

 幾度か御紹介してまいりました。

 明治の洋館、昭和のビルヂングや音楽ホール……

 

 この御本では、

 近代建築と、

 もうちょっと時代を遡っての

 建築見物に出発してみましょう。

 

「まずはァ~…」

「がるぐる!」(←訳:国宝から!)

 

 誰もが知っている名建築!……ではなく。

 

 著者・矢野さんが喜びをもって訪ねるのは、

 人知れず佇む、隠れた建築。

 

 1《国宝を訪ねて》では、

  聴竹庵、待庵など、

  ”偉人”さんたちゆかりの建物。

 

 2《大名の屋敷》では、

  現存する御殿や、真田邸、江戸屋敷の遺構。

 

 3《商家町のにぎわい》では、

  150年以上、子孫家族が住み続ける長屋(御城番屋敷)や

  本居宣長旧宅、秋田県の芝居小屋・康楽館他。

 

 4《名園でくつろぐ》では、

  横浜・三渓園の建築や、

  静岡県三島市の楽寿園など。

 

 中には、平面図が

 併載されているものもあって、

 建築マニアさんはうっとりすることでしょう。

 

「ろうかがァ、ながァ~いィ!」

「ぐるるがるる!」(←訳:平屋が多いね!)

 

 私ネーさが思わずメモを取ったのは、

 『懸造』の建築。

 

 懸造、という字面からして

 なかなか変わっていますよね。

 読み方は、『がけづくり』。

 

 崖作り、とは違って、

 『懸造』なる字をあてる点も印象的ですが、

 よりいっそう印象に刻まれるのは、

 建築が置かれた環境です。

 

 急峻な岩の壁。

 谷間や、斜面。

 そして、川辺。

 

 本文221ページでは、

 愛媛県大洲市の臥龍山荘が紹介されています。

 著者・矢野さんが

 とんでもないものを見てしまった

 と激賞する建築は、

 川に面して造られた

 ”建具のデパート”?

 

「これぞォ、ぜいたくのォ~きわみィ♪」

「がるるるるぐるる!」(←訳:名工による名建築!)

 

 聖地のような国宝から、

 贅を尽くした意匠の近代邸宅まで。

 

 名建築ガイド本は、

 建築マニアさんはもちろん、

 旅好きな方々にもおすすめですよ。

 ぜひ、一読してみてくださいね~♫

 

 

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~ こころに、歌を~

2022-01-23 22:48:15 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 きょうはァ、ゆずゥ?」

「がるる!ぐぅるるるがる?」(←訳:虎です!ジャスミンかな?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 ユズ、ジャスミン、森林の香りやハーブ……

 は、寒い日に必須なのは入浴剤ですね。

 手足の先までしっかり温めたら、

 さあ、読書タイムです♪

 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

  

 

   

      ―― いろいろ ――

 

 

 著者は上白石萌音(かみしらいし・もね)さん、

 2021年9月に発行されました。

 俳優・上白石さんによる初エッセイ集です。

 

「るいィちゃんのォ、おかあさんッ!」

「ぐるが~る!」(←訳:安子さ~ん!)

 

 はい、そうですね、

 NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のヒロイン、

 “あんこ”こと安子さんを演じて、大人気!

 全国の安子さんファンは、

 米国でロバートさんと穏やかに暮らしているのかしら?

 と、今もハラハラさせられていますよね。

 

「どうかァ、げんきィでェ~!」

「がるるぐるる!」(←訳:幸せでいてね!)

 

 思い起こせば、安子さんをヒロインとするパートは

 猛スピードで進行したので、

 目が回りそうになりました。

 

 ですが、御安心ください♫

 上白石さんが著すエッセイは、

 焦らず、騒がず、ゆったりとしたペースで

 語られてゆきます。

 

 『踊る』から始まるエッセイは、計50篇。

 さらに、

 短編小説『ほどける』、

 『わたしがいた風景~鹿児島小旅行リポート~』、

 上白石さんのプチ半生記『足あと、いろいろ』、

 この御本が完成するまでを綴った

 『《いろいろ》ができるまで』、

 そして、

 たくさんの写真が収録されています。

 

「にちじょうゥのォ、いろいろッ!」

「ぐるるるがるるる!」(←訳:お仕事のいろいろ!)

 

 プロの俳優さん。

 それは、“特別”な職業であると同時に、

 俳優さん自身は“ごくふつう“の人間でもあります。

 

 高校時代、

 わたし芸能活動してるんです!と

 自分からは言い出せなかった記憶。

 

 友人と電話で愚痴を喋り合うひととき。

 

「わかりィまスゥ~」

「がるる~!」(←訳:だよね~!)

 

 反対に、いかにも俳優さんらしいのが。

 

 出演したテレビドラマの完成版=完パケを見る時は、

 心臓に悪いんじゃないかというくらい

 緊張しまくったり。

 

 『カムカムエヴリバディ』出演決定!と聞いて、

 ああ、信じられない……と、夢心地。

 

 写真を撮られるのが苦手で、

 自分なりに編み出した対処法とは。

 

「ふむむゥ! なるほど~」

「ぐるがるるぐる!」(←訳:プロゆえの工夫!)

 

 私ネーさが感銘を受けたのは、

 『揃える』という1篇です。

 

   指先が綺麗な人には、

   男女問わず惹かれる。

   わたしは指フェチである。

 

 そう自覚するきっかけは舞妓さんだった、

 と上白石さんは記します。

 

 舞妓さんの何気ないしぐさの中に光る

 うつくしい指先。

 同級生の、指の綺麗なこと。

 かかりつけのお医者さんの爪は

 よく手入れされていて、もう無敵!

 

「あうゥ~…つめさきィ~…」

「がるるぐるるるがるるぅ!」(←訳:ボクもお手入れしなきゃ!)

 

 指先の艶に、やさしい色合いに、

 ”ひと”を見る。

 その輝きに、

 こころがポッと明るくなる。

 

 ああ、やっぱり『カムカム』の安子ちゃんは、

 上白石さんの一部であって、

 鏡でもあるのかなぁ、などと

 想ってしまう文章でした。

 

 上白石さんのファンの方々にも、

 朝ドラ好きな方々にも、

 エッセイ好きな活字マニアさんにも

 おすすめの一冊です。

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♫

 

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~ 刀剣と!武者絵と! ~

2022-01-22 23:32:51 | ミュゼ

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 こんしゅうゥまつゥもォ、さむさむゥ~!」

「がるる!ぐるるるがるるる?(←訳:虎です!御神渡りあるかも?)

 

 こんにちは、ネーさです。

 今年の冬は寒~いので、

 長野県の諏訪湖が全面結氷!

 4年ぶりに御神渡りが出現するのかしら?

 と期待しながら、

 さあ、本日は読書……をサボり、

 ↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪

  

 

 

 ―― ボストン美術館所蔵 THE HEROES 刀剣×浮世絵 ――

 

 

 東京・六本木の森アーツセンターギャラリーにて、

 会期は2022年1月21日~3月25日(会期中無休)、

 『Chronicles of the Warriors:

  Japanese Swords × Ukiyo-e from the Museum of Fine Arts,Boston』

 と英語題名が、

 『―武者たちの物語』と日本語副題が付されています。

 

 前回の展覧会情報では、

 静岡県・三島市の佐野美術館で開催されている

 『名刀百花』展を御紹介いたしました。

 今回もまた、刀剣をテーマにした企画展ですよ。

 

「とうけんとォ~」

「ぐるがるる!」(←訳:名品浮世絵!)

  

 《武者絵》とは、

 『平家物語』のような軍記物語や武勇伝説に登場する

 英雄(ヒーロー)を描いたものです。

 

 この展覧会に出展される《武者絵》は、

 ボストン美術館が所蔵する

 5万点の浮世絵コレクションから精選された

 《武者絵》118点。

 

 すべてが日本初出展で、

 保存状態が良いため、色も鮮やかなんですって。

 

「うむむゥ! すぺくたくるゥ!」

「がるるぅるぐるる!」(←訳:アクション大作だ!)

  

 菱川師宣さん、歌川国貞さん、歌川国芳さん、

 月岡芳年さん他、

 人気の絵師さんたちの作品に併せ、

 刀剣&武具が出品されます。

 その中でも、注目すべきは……

 

 上杉謙信公の愛刀といわれる、

 『太刀 銘 来国俊』(刀剣博物館所蔵)!

 

「わほォ~!」

「ぐるがるるぐるぅ!」(←訳:歴史ドラマ来たぁ!)

  

 国内の刀剣だけでなく、

 ボストン美術館所蔵の刀剣も展示されますよ。

 また、展覧会のアンバサダーとして

 音声ガイドや特別番組への出演も担うのは、

 『刀剣乱舞』ファンの皆さまはよく御存知の、

 俳優・黒羽麻璃央さん!

 

「ぱちぱちぱちィ~!」

「がるるぐるが~る!」(←訳:三日月宗近さ~ん!)

 

 展覧会のチケットについては、

 混雑緩和のため、

 事前指定制(日時指定券)が導入されていますので、

 販売方法の詳細は展覧会公式HPを参照の上、

 お出掛けしてくださいね。

 

 

 

   では、ここで美味しいオマケ画像も!

   

   『森永製菓』さんの

   《午後の紅茶 MILK TEA》は期間限定!

   紅茶系のお菓子が好きなお方は

   パクっといっちゃってくださ~い♫

   「ぱくくッ!」

   「ぐるる!」(←訳:ペロリ!)

   新作お菓子でパワーチャージをしたら、

   皆さま、どうか穏やかな休日を♪

 

 

 

   

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