「こんにちわッ、テディちゃでッス!
きゃぽゥ! にじィ、みましたでス~!」
「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!ミニ虹でした~!)
こんにちは、ネーさです。
はい! 今日の夕方、
雨上がりの空に虹を見つけましたよ。
ごく小さな虹でしたので、
彩雲(さいうん)と呼ぶべきなのかな?
彩雲は瑞雲(ずいうん)でもあるそうですから、
きっと何か良いことあるぞ♪とワクワクしながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらのご本を、どうぞ~!
―― 幻島図鑑 ――
著者は清水浩史(しみず・ひろし)さん、
2019年7月に発行されました。
『THE BOOK OF VISIONARY ISLANDS IN JAPAN』と英語題名が、
『不思議な島の物語』と副題が付されています。
「まぼろしのォしまァ、とかいてェ~…」
「ぐるるるるがる!」(←訳:げんとうと読む!)
《幻島(げんとう)》とは。
それは、はかなげで、稀少性のある、小さな島である、
と、著者・清水さんは定義します。
つまり。
はかなげ――人口が少ないか、無人島で。
稀少性――珍しい名称や形、美しさ、特別な歴史を持ち。
小さい――面積が小さかったり、狭かったり。
という条件をクリアした島、ですね。
「うむゥ~…はーどるゥ、たかいィでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:滅多にないよ!)
そうねえ、
“日本の島の数”については
数え方によって違いがあって、
およそ4千とも6千8百とも言われているんですけど、
清水さんが《幻島》として選んだのは、
17の島。
御本の前半部分では、
それら17の島のカラー写真、空撮写真、
日本のどのあたりに位置しているか、など
ガイドブック的な情報が記載されています。
そして、御本の後半部分には、
『紀行編』として、
清水さんご自身が島を訪れての
“見聞録”が収録されています。
「ほッかいどうゥからァ~」
「ぐるがる!」(←訳:沖縄まで!)
地図には確かにその名があるのに、
現地にいってみれば、
どう目を凝らしても見当たらない
“消えてしまった島”。
まぁるいフォルムの、
海底炭鉱の換気用に作られた“人工の島”。
潜伏キリシタンの歴史を持つ、
日本でいちばん小さい有人島。
大きな虹を宿す、
南の海の、愛らしい小島。
「どれもォ、いいなッ♪」
「がるるるぐるる!」(←訳:良い島と良い旅!)
とりわけて素晴らしいのは、
沖縄県の降神島(うるがみじま)訪問記です。
芥川龍之介さんの作品『トロッコ』に託して語られる
幼い時分の冒険の記憶、
いまも脳裏によみがえるその映像のあざやかさ――
すぐにも『トロッコ』を探し出して読みたくなるような、
旅愁と郷愁ただよう1編ですよ。
「きょうもォ、なみまからァ~…」
「ぐるるるがるるるる!」(←訳:島たちが呼んでいる!)
遠くに、近くに、
ぼんやりと、はっきりと、
浮かび上がる幻の島々。
地図マニアさんに、
写真好きな方々や、
歴史好き&旅好きな方々にもおすすめしたい御本です。
ぜひ、一読してみてくださいね。
きゃぽゥ! にじィ、みましたでス~!」
「がるる!ぐるるがるる~!」(←訳:虎です!ミニ虹でした~!)
こんにちは、ネーさです。
はい! 今日の夕方、
雨上がりの空に虹を見つけましたよ。
ごく小さな虹でしたので、
彩雲(さいうん)と呼ぶべきなのかな?
彩雲は瑞雲(ずいうん)でもあるそうですから、
きっと何か良いことあるぞ♪とワクワクしながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらのご本を、どうぞ~!
―― 幻島図鑑 ――
著者は清水浩史(しみず・ひろし)さん、
2019年7月に発行されました。
『THE BOOK OF VISIONARY ISLANDS IN JAPAN』と英語題名が、
『不思議な島の物語』と副題が付されています。
「まぼろしのォしまァ、とかいてェ~…」
「ぐるるるるがる!」(←訳:げんとうと読む!)
《幻島(げんとう)》とは。
それは、はかなげで、稀少性のある、小さな島である、
と、著者・清水さんは定義します。
つまり。
はかなげ――人口が少ないか、無人島で。
稀少性――珍しい名称や形、美しさ、特別な歴史を持ち。
小さい――面積が小さかったり、狭かったり。
という条件をクリアした島、ですね。
「うむゥ~…はーどるゥ、たかいィでス!」
「がるるぐるる!」(←訳:滅多にないよ!)
そうねえ、
“日本の島の数”については
数え方によって違いがあって、
およそ4千とも6千8百とも言われているんですけど、
清水さんが《幻島》として選んだのは、
17の島。
御本の前半部分では、
それら17の島のカラー写真、空撮写真、
日本のどのあたりに位置しているか、など
ガイドブック的な情報が記載されています。
そして、御本の後半部分には、
『紀行編』として、
清水さんご自身が島を訪れての
“見聞録”が収録されています。
「ほッかいどうゥからァ~」
「ぐるがる!」(←訳:沖縄まで!)
地図には確かにその名があるのに、
現地にいってみれば、
どう目を凝らしても見当たらない
“消えてしまった島”。
まぁるいフォルムの、
海底炭鉱の換気用に作られた“人工の島”。
潜伏キリシタンの歴史を持つ、
日本でいちばん小さい有人島。
大きな虹を宿す、
南の海の、愛らしい小島。
「どれもォ、いいなッ♪」
「がるるるぐるる!」(←訳:良い島と良い旅!)
とりわけて素晴らしいのは、
沖縄県の降神島(うるがみじま)訪問記です。
芥川龍之介さんの作品『トロッコ』に託して語られる
幼い時分の冒険の記憶、
いまも脳裏によみがえるその映像のあざやかさ――
すぐにも『トロッコ』を探し出して読みたくなるような、
旅愁と郷愁ただよう1編ですよ。
「きょうもォ、なみまからァ~…」
「ぐるるるがるるるる!」(←訳:島たちが呼んでいる!)
遠くに、近くに、
ぼんやりと、はっきりと、
浮かび上がる幻の島々。
地図マニアさんに、
写真好きな方々や、
歴史好き&旅好きな方々にもおすすめしたい御本です。
ぜひ、一読してみてくださいね。