「こんにちわッ、テディちゃでス!
♪るるゥ~♪まなつのォぴーくがァさッたァ~♪」
「がるる!ぐるるがるぐっるる!」(←訳:虎です!TVでそう言ってた!)
こんにちは、ネーさです。
この先は猛暑日はないでしょう、と予報士さんが言うのを聞き、
私ネーさ、涙ぐんでしまいましたよ。
熱中症の苦痛からこれでようやく解放されるわ!
嬉し~い!
では、猛暑の終わりを記念して、
本日の読書タイムは、
“終わり”がテーマとも言えるこちらの御本を、
さあ、どうぞ~!

―― 本棚から読む平成史 ――
著者は岡ノ谷一夫(おかのや・かずお)さん、
梯久美子(かけはし・くみこ)さん、牧原出(まきはら・いずる)さん、
編者は読売新聞文化部の皆さん、
2019年6月に発行されました。
平成――
令和の華々しい幕開けとともに、
すっと表舞台から姿を消してしまったような
30年の月日は……けっこう激動の時代だったんじゃない?
「いろいろォありましたでス!」
「ぐるがるぐるるるるるる!」(←訳:まだ消化しきれてないね!)
御本冒頭の『はじめに』で
著者のおひとり、牧原さんは語ります。
平成元年すなわち1989年は
ベルリンの壁が崩れた年であったと。
冷戦は終結し、世界はグローバル化へと進み、
そして平成最後の年には
イギリスのEU離脱と
グローバル化の行き詰まりが
明らかになりつつある。
そして国内では、
東日本大震災と二つの政権交代、
インターネットの普及と、
絶望的な格差社会――
こんな時代に生まれた《名著》とは?
「えらんでェみたのはァ~…」
「がるる!」(←訳:50冊!)
3人の著者さんと編者さんたちは
50冊の選定を入念に行いました。
岡ノ谷さんは、科学書と小説を。
梯さんは文学関係を。
牧原さんは社会科学を中心に。
さらに、平成30年を10年ずつに区切り、
特定の時期にかたよることのないように。
「べすとせらーありィ!」
「ぐるるがる!」(←訳:話題作あり!)
第1章『《昭和》からの脱却を模索して』では、
ホーキング博士の『ホーキング、宇宙を語る』や、
R・ドーキンスさんの『利己的な遺伝子』
桐野夏生さんの『OUT』……。
第2章『世界の多様化と混迷を極める日本』では、
小川洋子さんの『博士が愛した数式』、
伊藤計劃さんの『虐殺器官』、
こうの史代さんの『この世界の片隅に』……。
第3章『東日本大震災と新しい価値の胎動』では、
村上春樹さんの『1Q84』、
赤坂真理さんの『東京プリズン』、
ピケティさんの『21世紀の資本』、
カズオ・イシグロさんの『忘れられた巨人』……
といった作品が私ネーさの目を惹きましたが、
もちろん、上に挙げた以外にも
ノンフィクション、詩集など
《平成の名著》についての紹介と解説が掲載されています。
けれども。
「ないィ~!」
「がるぐるがるる!」(←訳:あの本がないよ!)
おそらく、全ての活字マニアさんは
50冊のリストを前に
う~むと唸ることでしょう。
あの作品が、選ばれてないぞ?
僕の好きなあの本はどこ?と。
私ネーさも、う~むう~むと唸りまくりましたよ。
塩野七生さんの《ローマ人の物語》は含まれないの?
世界中のサッカー少年たちが夢中になった『キャプテン翼』は?
バスケットへの意識を大きく変えた『スラムダンク』は?
萩尾望都さんは?
宮部みゆきさんは?
宮崎駿さんは?
谷川俊太郎さんは?
それからそれから――
「やぱりィ、たりないィのでスゥ!」
「ぐるるるぅがるる~!」(←訳:50冊じゃ少ない~!)
50冊の名著の中に、
貴方の愛読書は入っているでしょうか?
平成とはどんな時代、どんな時間であったのか。
振り返り、噛みしめながら辿り着く巻末の、
岡ノ谷さんと梯さん、
読売新聞文化部の待田晋哉さんによる
三者三様の『おわりに』は
この御本のクライマックスです。
読み逃さないでくださいね。
「しょもつのォ、あしたはァ~?」
「がっるる!」(←訳:どっちだ!)
令和となった今もなお
書物を愛してやまない活字マニアの皆さま、
ぜひ、一読を♪
♪るるゥ~♪まなつのォぴーくがァさッたァ~♪」
「がるる!ぐるるがるぐっるる!」(←訳:虎です!TVでそう言ってた!)
こんにちは、ネーさです。
この先は猛暑日はないでしょう、と予報士さんが言うのを聞き、
私ネーさ、涙ぐんでしまいましたよ。
熱中症の苦痛からこれでようやく解放されるわ!
嬉し~い!
では、猛暑の終わりを記念して、
本日の読書タイムは、
“終わり”がテーマとも言えるこちらの御本を、
さあ、どうぞ~!

―― 本棚から読む平成史 ――
著者は岡ノ谷一夫(おかのや・かずお)さん、
梯久美子(かけはし・くみこ)さん、牧原出(まきはら・いずる)さん、
編者は読売新聞文化部の皆さん、
2019年6月に発行されました。
平成――
令和の華々しい幕開けとともに、
すっと表舞台から姿を消してしまったような
30年の月日は……けっこう激動の時代だったんじゃない?
「いろいろォありましたでス!」
「ぐるがるぐるるるるるる!」(←訳:まだ消化しきれてないね!)
御本冒頭の『はじめに』で
著者のおひとり、牧原さんは語ります。
平成元年すなわち1989年は
ベルリンの壁が崩れた年であったと。
冷戦は終結し、世界はグローバル化へと進み、
そして平成最後の年には
イギリスのEU離脱と
グローバル化の行き詰まりが
明らかになりつつある。
そして国内では、
東日本大震災と二つの政権交代、
インターネットの普及と、
絶望的な格差社会――
こんな時代に生まれた《名著》とは?
「えらんでェみたのはァ~…」
「がるる!」(←訳:50冊!)
3人の著者さんと編者さんたちは
50冊の選定を入念に行いました。
岡ノ谷さんは、科学書と小説を。
梯さんは文学関係を。
牧原さんは社会科学を中心に。
さらに、平成30年を10年ずつに区切り、
特定の時期にかたよることのないように。
「べすとせらーありィ!」
「ぐるるがる!」(←訳:話題作あり!)
第1章『《昭和》からの脱却を模索して』では、
ホーキング博士の『ホーキング、宇宙を語る』や、
R・ドーキンスさんの『利己的な遺伝子』
桐野夏生さんの『OUT』……。
第2章『世界の多様化と混迷を極める日本』では、
小川洋子さんの『博士が愛した数式』、
伊藤計劃さんの『虐殺器官』、
こうの史代さんの『この世界の片隅に』……。
第3章『東日本大震災と新しい価値の胎動』では、
村上春樹さんの『1Q84』、
赤坂真理さんの『東京プリズン』、
ピケティさんの『21世紀の資本』、
カズオ・イシグロさんの『忘れられた巨人』……
といった作品が私ネーさの目を惹きましたが、
もちろん、上に挙げた以外にも
ノンフィクション、詩集など
《平成の名著》についての紹介と解説が掲載されています。
けれども。
「ないィ~!」
「がるぐるがるる!」(←訳:あの本がないよ!)
おそらく、全ての活字マニアさんは
50冊のリストを前に
う~むと唸ることでしょう。
あの作品が、選ばれてないぞ?
僕の好きなあの本はどこ?と。
私ネーさも、う~むう~むと唸りまくりましたよ。
塩野七生さんの《ローマ人の物語》は含まれないの?
世界中のサッカー少年たちが夢中になった『キャプテン翼』は?
バスケットへの意識を大きく変えた『スラムダンク』は?
萩尾望都さんは?
宮部みゆきさんは?
宮崎駿さんは?
谷川俊太郎さんは?
それからそれから――
「やぱりィ、たりないィのでスゥ!」
「ぐるるるぅがるる~!」(←訳:50冊じゃ少ない~!)
50冊の名著の中に、
貴方の愛読書は入っているでしょうか?
平成とはどんな時代、どんな時間であったのか。
振り返り、噛みしめながら辿り着く巻末の、
岡ノ谷さんと梯さん、
読売新聞文化部の待田晋哉さんによる
三者三様の『おわりに』は
この御本のクライマックスです。
読み逃さないでくださいね。
「しょもつのォ、あしたはァ~?」
「がっるる!」(←訳:どっちだ!)
令和となった今もなお
書物を愛してやまない活字マニアの皆さま、
ぜひ、一読を♪