斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

目標月販台数が200台が語るもの

2013年11月12日 | クルマ
かつてはと言いたくなるモデルとは似た名前ですが、全く別の車な日産製V37型について少々。

まぁ数が売れる事だけが正義だとは思っておりませんが、年間2500台以下ってどうなのよ。

なんだかもっともらしい理由を付けて、インフィニティエンブレムを付けているようですが、よこしまな当方の頭な中に入ってきたときには、「赤字商圏のために造り分けるだけの体力がねぇんだよ分かるだろ?そんなことしたら、役員報酬が減っちまうだろ。新副社のデビューに恰好がつくようなもっともらしいアイデアを出せ。」となったのですが、気のせいですよね。

もともと、V35型の途中からモータープールに日産エンブレム&右ハンドルなんて見かけることが無いぐらい少数な組み合わせだったんだから、こんな想像もしたくなりますよ。

出来る事なら、ライトスイッチとワイパースイッチもISOを金看板に逆にしたかったぐらいなんじゃないの。(さらなるコストダウンになることでしょうしw)

多くの報道では、100万円以上車両価格を上げてプレミアムブランド化を図ったようなことが書かれていますが、V36型の3.7Lと比較すると、V37型びっくりするほど価格を上げたというほどではなさそうですが、もう何処の誰に向けて売るのかが分からないような状態になっているような。(日産栃木工場関係の取引業者さんが買えばいいのか?)

スカイラインは歴史のある名前ですが、そこまでプレミアムなものではなく、気軽に買える範疇の車だったような気もしますがね。
まぁ、新技術投入の場でもあることには変わりがないような気もしますが、GTRやRS-XターボCが魅力のすべてではなかったような気もしますが。。

インフィニティのサブネーム(?)を与えるても商業的に失敗したら、スカイラインは終わったブランドであると引導を渡す口実にされそうな気もするんだよなぁ。

日産の偉いさんは商売がもっと上手くなって欲しいので、日本でインフィニティブランドの導入成功しやすそうな方法を書いておきましょう。

ベースはC26セレナでいいでしょう。
アレに、バンパーとフェンダーの改修で済む範囲(ボンネット、コアサポートには手を付けない)でフロントマスクに押し出し感を強め、リヤはリヤゲートの改修のみで、L型のテールランプにします。さらにフェンダーアーチとドア下部には樹脂製の袴を履かせて全車普通自動車枠(1750mm前後が理想)にして、全席キャプテンシート(本革やら電動ならなお良い)のみの設定にして、2列4人乗りの仮称インフィニティC26ソブリンシリーズ、3列6人乗りの仮称インフィニティC26ブロアムシリーズを展開するんですよ。
大きすぎないプレミアムミニバンかつエコとすれば、地方自治体の議長移動車あたりの需要を根こそぎ確保できるかもしれません。

補足
2.5LはV36型を併販するみたいですね。
プリンスからニッサンへと移った大名跡を林家正蔵(現行)のごとく襲名したV37は、本国ではQ50なんですよね。
ということは、プレジデントと兄弟関係だったあの車の系譜なのか!?