斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

マニュアル車の急発進

2014年05月20日 | 本日のニュース
オートマチック車ほど話題になりませんが、ゼロではありません。
しかも、現在市販されているマニュアル車にはオートマチック車よりも厳しいような気がする、クラッチを踏み込まないとセルが回らない、「クラッチスタートシステム」という安全装置が付いております。

YOMIURI ONLINEにこんなニュースが載っていましたので引用します。

ギア入ったままでも始動する旧車種…急発進事故

福岡県田川市で18日夜、軽ワゴン車が歩行者を次々とはねた事故で、ワゴン車は所有者の露天商男性(77)が車外からギアが入った状態でエンジンキーを回して急発進していたことが、県警田川署の調べで分かった。

 この事故で、男性や女子中学生ら3人が重傷、ワゴン車の助手席に乗っていた女性(79)ら8人が軽傷を負い、同署は自動車運転過失傷害容疑で男性から事情を聞く方針。

 同署によると、ワゴン車は1995年式のマニュアル車。ワゴン車のメーカー広報部によると、当時はギアが入ったままでもエンジンがかかる構造だった。事故防止のため、同車種は99年式以降、クラッチを踏まないとエンジンがかからない仕組みに改良されたという。

http://news.livedoor.com/article/detail/8847438/
上記URLより引用

クラッチスタートが付いたことにより、マニュアル車でも押し掛けや引っ張り掛けは出来なくなっております。

それだけでなく、ひと昔前なら教習所で教えていた、「エンジントラブルがあった時はセルモーターを使って強引に脱出する。」というのは出来なくなりつつあります。
でも、これが出来るぐらいなので、この事故のように急発進する可能性は十分にあると思います。

個人的な経験からすると、サイドブレーキ(パーキングブレーキ)を掛けてあれば、動くけど、急発進して数十メートルも走るようなこともないような気がします。

今回の事故は、クラッチスタートシステムが付いていなかったことよりも。。

パーキングブレーキ(サイドブレーキ)を掛けずに、ローギアかリバースギアに入れて停車していた車を社外からエンジンを掛けようとした行為が、急発進につながったのではないでしょうか。

補足
個人的には、勤め先のサクシードバンのクラッチスタートシステムが壊れまして…
山奥に入る現場だったので、3時間以上待って、30km近く離れたディーラー(その場所なら、最寄りの栃木トヨペットです。)引き上げてもらいました。


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2 コメント

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Unknown (aw@bitlog)
2014-05-26 22:12:07
アクセサリー電源オンのとき、ニュートラル以外にギアが入っていたら、警告音が出るって方が、余程気が利いてる気がしますね。
エンジンを停止した時と、始動の折りの両方で確認出来ますから。
ギアを入れたまま停車するクセがある人の車に乗り出すとき、踏んでいたペダルが滑って、不用意に車が発進してしまった経験があるので、そう思います。
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警告灯だとバイクで見ますね。 (げしょ)
2014-05-28 00:44:44
aw@bitlog様

クラッチスタートシステムよりも、視覚や聴覚に訴える装備のほうがいいと思います。

カローラアクシオやサクシードのクラッチスタートシステムは、普段の変速の時よりも奥まで踏み込まないと作動しないのです。

そもそも、マニュアル車にだってメーター内にシフトインジケータがあってもいいと思いますし。。
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