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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

どうすればいいのだろう

2011年08月23日 | みちのはなし
仕事でマンホールの蓋(正確には公共桝)を開けていた時の出来事です。

歩道の隅でマンホールの調査結果をメモ書きして言いましたら、反対ではちょっとした事件が起きていました。

調査個所の反対側はパチンコ屋だったのですが、そこの駐車場の出入口ではちょっとした事件が起きていました。

それは…
入口から出ようとする車と右折入場禁止と書いてあるのに右折で入ろうとしている車が睨めっこしていました。

そんな2台をまったく無視するかのように直進し続ける反対車線の車達もいい傾向です。

幸い、右折待ちの車はすり抜ける程度の余裕があったので、乗用車だけの時は渋滞にはなっていませんでしたが。。

おんなじような姿勢で車を運転して、同じナンバー(ベタな相似になる数字)取っているんだから、どっちも引けば良いのに。

トレーラーが来て、遂にすれ違えなくなり…
それなのに睨めっこを辞めない2台にキレた、トレーラーの運転手さんが降りてきたら。。
2台ともそそくさと逃げてしまいました。

勝負結果は、レフリーストップによるノーコンテストといったところでしょうか?

個人的には逃げて理由ですかね。
ふたりとも後ろめたい気持ちがあって逃げたのならまだ救われますが、自分は悪くないけど厄介事に巻き込まれたくないからバッくれたでは救われないよな。。

どうも、後者の様な気がするんですよね。


補足
自転車で通りがかったおばちゃんの素敵すぎるひと言。
「お兄ちゃん達がマンホール開けたら、ボッシュート出来れば手っ取り早いのにね。」
でも、残念ながらその機能はついていないんですよ。宇都宮市内の合流管には。。

見えない仕事

2011年08月08日 | みちのはなし
週末の罰ゲーム的資格試験と月曜日の研修で、更新が滞りました。

先週より、勤め先に大学3年生のインターンが来ています。

大学は違うのですが、当方の高校の後輩になります。
年はひと回り違いますが、同じ先生が担任だったようです。(あの高校に17年いましたからね。)

そんな履歴書に目を付けた、偉い方々が当方を指導担当につけました。

そんな彼は、橋梁に興味があるようです。

残念ながら橋梁は、当方の本業(←偉そうだな)ではありません。

橋梁にかかわる設計もする事はあるのですが、そのほとんどが完成すると必要がなくなり、撤去されてしまいます。
具体的な内容を挙げますと、搬入路設計、施工ヤード設計、河川締切計画、仮設(足場)計画、旧橋撤去・搬出計画等々です。
完成した橋には無いものばかりです。

運がいいと、搬入路が河川の遊歩道として、施工ヤードを親水公園として残る事がありますが、そんなのは数えるほどです。

橋を架けたり補修したりするには欠かせないですし、いくら立派の絵を描いても造れなければ意味がありませんから、何が大切とか担当している場所での優劣はないのですがね。

インターンに来た学生さんも含めて、劣った分野やつまらない分野のように思われているようで。。

本当は、そんなことはなくとても大切で、面白い分野だし、センスもかなり要求されます。

こういったモノに要求されるのはとても厳しく…

橋梁全般の施工に耐えられる構造である事は当たり前として。。

如何に短期間に施工できるか
如何に安く造れるか
如何に影響範囲を小さくできるか
如何に速く復旧(取り壊し)できるか

しかも、設計に取り掛かれるのは最後の方で、往々に短期決戦になる事が多いというおまけ付き。

当然、橋梁全体の事を把握しないとできません。
桁は搬入出来ても、PC杭が搬入出来ないようじゃ駄目だし、建設機械やトレーラーのスペックも把握する必要があります。
建設機械だって、理想のスペックを持つものが見つかっても、日本に数台しかないようなものは推せませんからね。

最近はまっさらな場所に架ける新設橋は減っていますから、より制約条件が多くなっています。

職業病で、初めて見た橋は川の流れ、幹線道路の方向や堤防の形を見て、どっちから部材を搬入したか考える事もあります。

自分の抱負も含めてなんですが、どの分野でも対応できるように全般的な知識を持って行かないと。。

補足
個人的には、建設機械の諸元表を眺めているだけでも仕事になるから、かなり面白い分野だと思うのですがねぇ。
本業な方でも、「いつも時間に追われて、こんなことばっかりやりたくない!」と言って辞めて行った方もいます。
吊り橋のアンカーを設置する場所の地質調査の機材を搬入するためのロープウェイを設置するために必要な資材を搬入路設計なんていう、舌を噛みそうな仕事をすることもあります。

危惧していた事が現実に

2011年07月17日 | みちのはなし
通り慣れた場所で、良く見かけいる車が事故を起こしていました。

出会い頭の典型的な潰れ方をしておりまして、現場には事故車両とレッカー車に救急車とパトカーがいました。

事故は自宅車庫から左右確認を怠った車と本線側を速度超過気味の車がぶつかった状態でして。。

本線側を走っていた車は、ボンネット額の字に曲がり、フロントガラスに縦線が入り、エアバックも展開状態、ストラットも後退していると思われます。
自宅車庫から出てきた車は、側面が大きくヘコミ、ルーフがくの字に皺が寄っています。

本来の過失割合はどうなのか知りませんが、個人的な心情としては飛び出してきた車が100%の非があると思っております。

なぜならこの車は、当然その通り沿いに住んでいる方なんですが、出庫の際には通りの状況を一切確認せずに出てくる方でして…
例え右折方向出庫でも、どんなに後続車が接近しようともエコドライブの様な加速をしていきます。

それを警告的にパッシングしたりクララクションで鳴らそうものなら、赤信号になる交差点までストーキングして来て、もれなくサイドガラスをドコドコ叩いてくれます。(何気に経験者談です。)

こんなのを何十回も見ております。
ちなみに飛び出してくる姿ではありませんよ。因縁を付けている姿です。
左右確認なしで飛び出してくるのは、数百回のオーダーで目撃していますから。

君子危きに近寄らずではありませんが、当方はこの車のノーズがちらっと見えたら、後続車にも警告するようなブレーキの踏み方をしながら、減速するようにしています。

そういえば、クラクション後にストーキングしてきた、飛び出してきたドライバーから頂いた迷言がありまして。。
「この道路が広がったのは俺様が県に土地を売ってやったからなんだし、車庫の形が悪くなったのもそのせいなんだ。広がった道路の恩恵を受けている奴は俺の車にはひれ伏して当然なんだよ。それなのに何調子に乗ってクラクションなんか鳴らしているんだよ。良く考えてからクラクションを鳴らせ。このクソガキ。」だそうです。

いつか天誅が下るととは思っていましたが…

遂に事故っちゃいましたね。

でも、周りに聞いたら今回が初めてではなく、あの車に変わったのも、同様の事故を起こしたかららしい。
聞きまわるのではなく、知り合いから、「あのオッサン、また事故っていたけど、乗った救急車がサイレン鳴らして出て行ったから、生きてるみたいだな。2度目なのに悪運だけは強いな。」という連絡を受けて、初めてではない事が分かりました。

みんな、気になっていた存在なようで。。

過失割合は分かりませんが、警察、相手、保険会社にも、是非、当方に啖呵を切った主張を通して欲しいですね。

補足
おそらく、一切反省しない人なんだよね。
このドライバーに当方と同じような事を言われた結果、沸点に達してしまい、大ゲンカした事のある高校の後輩は、オッサンの免許証写し、誓約書と始末書を持っていたりするのですが、同じことをし続けて、予想通りの事故を起こしています。
ちなみに当方は、前の車時代で後輩は今回大破した今の車時代です。

指定されたのは初めて

2011年06月21日 | みちのはなし
今回から、ようやく車に関連する話題に戻ります。

でも、ちょっと微妙な仕事での話です。

現在、公共施設の駐車場を設計しておりまして(本当に本業の話です)、駐車枠の取り方の話題になりまして。。
最近定番になりつつある、幅2.50mで長さ5.00mの構造令の規格より、幅方向に20cm広げたタイプですね。

全体面積に制約があるなかで、必要な台数を確保する必要があるので、90°駐車と60°駐車の混在型です。

ここまではよくある話です。

担当の方と詳細な仕様に付いて打ち合わせをしている際に意外な提案がありました。。

それは、「車止め(タイヤストッパー)は、最近の車の事情を考えて、タッパが8cmの“低重心車対応型”で構造図を起こす。」という事です。

通常の車止め(タイヤストッパー)のタッパは12cm前後なのですが、約4cm低いものを指定するように指示がありました。

ちなみに、某メーカーの製品寸法(=仕上がり寸法)を記載しますと。。

打ち込み式従来型(OKPC):W600×B190×H115
低重心車両対応型(OKPD):W600×B190×H80

となります。

詳細を見たい方は、こちらのURLを参考にして下さい。
http://www.ooike.net/lineup/parking.html

このタイプの車止め(タイヤストッパー)を、某ショッピングモールの屋上駐車場で初めて見た時には、施工ミスかと思うぐらいにいような低さでしたからね。。(人間の目は素晴らしく、4cmの差は異様に映ります。)
最初は、車止めを回避するように表層を舗装したのかと思いました。。
こんなニッチ商品が出るのも、時代ですね。。
公共事業で採用した際に、あとで変なツッコミを受けないで済むように定価はどちらを採用しても同じとなっております。(流通価格や納入価格は知らん。)

存在は知っていましたが、あえてこちらを指定しなくてはならない理由もないので、とくに提案や指定をした事はありませんでした。

発注先の担当の方曰く、「最近はマフラーやフロントバンパーを破損したという。」クレームだけでなく、「後ろまで下げ切らない車が邪魔で、駐車出来ない。」というクレームも多いのだそうです。

そして、「車止め(タイヤストッパー)が無いから、後ろの車にぶつけてしまい、その方が目茶苦茶怒っている。」というクレームもあるようなのです。

車止め(タイヤストッパー)の高さが、施設管理者の瑕疵にならない様に調べたようです。

全高8cmだから、これに接触した車は、最低地上高の基準を満たしていない整備不良車という事になるのか。。

補足
日本の駐車場のほとんどは、「後退駐車の前進発進」を基本としています。
当方は30箇所ぐらい設計をしましたが、「前進駐車の後退発進」の駐車場を設計したのは1箇所しかありません。
それは公衆トイレの横に設置された、駐車台数3台の駐車場だけです。
大型車用だと、「前進駐車の前進発車」という配置の場合もありますが。。

計画停電中の帰宅

2011年03月24日 | みちのはなし
本日より、通常営業が再開です。

緊急点検や災害復旧設計はまだまだ続きそうですが、年度末の検査は明日でひと段落するので。。

本日の栃木県は第1グループが18時20分より、輪番停電の対象となり、19時ごろから1時間半程度の停電がありました。

通勤路は第4グループ以外は全部通過します。

同一グループなのに停電するところとしない所があったり、停電開始&終了時間が違ったり…
不思議な事が多々あります。

街灯、屋外照明、電光看板、信号すべてが消えるので、本当に真っ暗になります。

私事としては、設計をしている交差点照明やトンネル照明の必要性を感じ取る事が出来ます。
これもまた仕事がらみなんですが、信号は交通量の多い交差点と同程度、変則や縦断変化に富んだ交差点での必要性を痛感します。
交通量の多い交差点は警察官による手信号で誘導があるのですが、後者のような交差点は誘導が無い事が多いです。
中途半端な交通量だと、走行速度が高かったり無理な進入&突破があったりして、結構怖いです。

信号も遮断するぐらいダイナミックな停電なんですから、停電中の対応に対するアナウンスがもっとあってもいいような気がします。
何も信号の問題だけではないですよ。酸素吸入器といった医療機器類、冷蔵庫、電子式オートロック等々色々あると思います。

各企業の自粛によってACの同じCMを連発しているぐらいなら、文字情報とナレーションだけでもいいのでCMを作成して、アナウンスする事が出来そうなんですけどね。当方は、あいさつやガン検診も大切だとは思うので啓蒙CMも嫌ではありませんが、もっと優先してもいい項目があるような気がしてなりません。

交差点は何ですかねぇ。例えば左側から来る車を優先にして、パッシング等を上手く活用すれば、もっと安全かつ円滑に交差点を通過する事が出来るような。。
JAFから普及した、渋滞最後尾のハザードみたいになんか名案がある様な気がしますが…

理想状態でなければと停電を嘆くのではなく、今ある条件で最も安全に利用する方法を検討する事が大切なことだと思います。

節電計画等担当大臣の襟立てオバハンはこういう事を考えて、国のトップとして市民に伝えるのが仕事なんじゃねぇの。
商品の陳列状況を都内のコンビニを視察なんかしてる暇があるなら、計画停電による不利益を洗い出して、ひとつひとつ潰していかなくては。

補足
真っ暗な中を走る機会が増えたので、道交法にある、「走行中は原則ハイビーム」というのが分かるような気がします。
蛍光灯を使用した防犯灯、点在する民家から漏れる光、路面を充分に明るくしていたんですね。