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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

思わず見入ってしまった

2012年06月17日 | みちのはなし
金曜日のタモリ倶楽部の話題を少々。

漫画家の江川達也氏持込み企画で、東京都道の山手通り(東京都道317号環状六号線)の目黒区富ヶ谷地区の拡幅工事の様子を振り返る企画が行われました。

江川達也氏が撮影した、写真で振り返るという内容でした。

栃木県民で大学も東京ではなかったので、山手通りがいまいちどんな箇所なのピンときませんでした。
どうやら、個人的に山手通りと聞いて思いついた、椎名林檎さんの「罪と罰」の歌い出しに出てくる通りのことで間違いはないようです。
で、現場は東京大学教養学部周辺ということになるようです。

この企画で紹介された写真は、何気に希少なものだと思いますよ。
中には尻切れトンボになっていることをネタにされておりましたが、絶対にもう一度撮影することが出来ないものしかないのですから。
そして、実際に仕事を受けた業者でも撮らないようなタイミングと枚数ですから。

土木・建設業ですが、設計と点検がメインなので、実は工事の段階にほとんど関わらないから、思いっきり楽しめました。

工事概要としては、現道幅員22mから40mと実に18mの拡幅工事のようです。
拡幅の目的は、車線増による渋滞対策ではなく、歩行者・自転車の分離を可能にする広幅員歩道の整備、渋滞の原因になる荷役や乗降用の停車帯(2.0m~2.5m)の確保、あとはバリアフリー化、都市緑化の観点から歩道や中央分離帯の植樹、電線類地中化、四面エレベーター付歩道橋などの整備です。

40mという比較的広めな幅員は、災害時にも利用できることを考慮したのでしょうね。

え~規模は違いますが、ここに挙がった項目はエレベータ付という縛りがなければ、全部設計したことがありますね。

土曜日の夜にも、こんな話を某所でしていたのですが…
横にいた初見の方から、「この人に解説を聞いていればもっと楽しめた。」という発言から、スマートホンで検索して見つけてきた某動画サイトにアップロードされているのを見ながら、どこが道路工事の着目点なのかと先日のO.Aの疑問点に答えていきました。

皆さんが意外と疑問に思われていたのは、マンホールと側溝をかなり先に作ってしまうことですが。。

実際に入れる深さも決まっているし、道路改築の中では最も深い部類になるため、手戻り・再掘削を減らすには当然のことなんです。側溝は、排水処理の問題もあり現地での高さの修正というか調整が困難になることもあるので、他の部分の高さの基準にもなるので、先行して造ることが多いです。

道路施工のステップを考えるときには、切り回しや路体・路盤工事に影響しない個所の縦断函渠(側溝など)から造るように検討していきます。

個人的には、改築後の車道基面が現況より下がるのにはかなり驚きました。
全体的な縦断計画、交差道路の取り付け高さ、宅盤との兼ね合いがあってのことなんでしょうが、大掛かりな路盤改良が必要になったり、路盤厚さを確保できない分をアスファルト厚で確保するすることになるので、施工コストも跳ね上がるので、あまりやらないのですが、制約事項を考慮した結果だと思うのですが、結構驚きました。
個人的な仕事でですが、車道基面が改築前後で20cm以上高くしたことはありますが…

ただ、仕上がると自然に収まっているのは施工・設計とも素晴らしかったという事で。

補足
工場萌えだけではなく、道路萌えという人も意外な数がいるようです。
タモリ倶楽部はどの程度の人が喜ぶのかわからない企画をやり切るのが素敵ですよね。

信号の設置に思う

2012年06月08日 | みちのはなし
とある小学校の前にある横断歩道には、信号機が設置されていない。

その小学校は主に使用している門が東西にありまして、西側の門は旧来の住宅街からの通学がメインで、そちらの横断歩道には押しボタン式信号が設置されていて、東側は工場撤退に宅地開発されたため、近年通学児童数が伸びているが、旧来はほとんどいなかったに等しい。

そのため、東門側の横断歩道は信号がありません。

通学時間帯が通勤時間帯と重なるため、通学途中の児童の長い待機の列が、狭い歩道内にで来ておりました。

信号というかこの横断歩道とはまったく関係ない仕事で、この学校近くの現場に来まして、調査をしておりますと。。

地元の方から声を掛けられまして、「どうして押しボタン信号が付かないのかと。」と尋ねられました。

当方は、委託を受けた建設業という立場を説明したうえで、一般論を説明しました。

そうしたら、全く話の通じない方と思われたらしく、この現場に関する特殊事情を話していただきました。

どうやらここは、市民協働というか住民ボランティアというか、そういった類のことでピーク時間帯に横断を誘導する方が立つことで、費用の掛かる信号を設置しなくても、安全を確保する(ことが出来るか?)のモデル地区だそうです。
モデル地区になったのは、こういった利権の絡んだような施設つくる事を極端に嫌う市議会議員さんの地元だからとのこと。

確かに、信号は施設設置の初期投資だけでなく、電気代をはじめとして維持管理費がかかります。
信号工事業者さんなんかに聞きますと、既存の維持管理更新や大型交差点の新設で予算を使い切ってしまい、既存道路に新設というのはなかなか難しいようです。
さらに、交差点ではない箇所の信号は、苦情が多く、撤去の要望が上がることも珍しくくなく、更新する予算がなく、故障とともに撤去される事例も増えつつあるようです。

こういった現実を踏まえると、議員さんの提案も決して間違いではないのですが。。

現実的には、運転者のマナーが追い付いておらず、理想とかい離した現実があり、適切な運用はなかなか難しいようです。

今回の場所ではありませんが、当方の通勤路にもこんな環境のところがありまして、後続車と追突されない程度の車間距離があれば、停まるようにしております。
でも、後続車からクラクションを鳴らされたり、対向車からクラクションを鳴らされながら通過して行ったり。。
挙句、高校の教員だか職員だかな方には、その後10km近く煽られ続けたこともあります。

県外に仕事に出かけた際は、「マニュアル車で大変なんだから、この程度の事でイチイチ止まるな。」と意見をいただいたことがります。

予算がないのであれば、運転者が積極的に停まるしかないと思うのですからね。

本来、交通ルールとしては当たり前の事なんですけど、それを徹底化するのには適切ではないのかもしれないけど、金銭的ではない負担をしていくしか無いように思います。

その結果、「お金を出すから(or予算枠を作っていいから)信号を設置してくれ。」という流れになるかもしれません。

それはそれで、良い流れのひとつなのかも…

予算が厳しいのはわかりますが、西側の信号も昭和58年製の灯具を使っていて、柱はもっと前のものを使っていると思います。

補足
先ごろの内閣改造で問責的に変わってしまったけど…
今年の国土交通大臣の年頭挨拶には、震災復興と並ぶように安心・安全を掲げていたような気もしますがね。
既往の利権構造を大声で批判する方の多くは、その利権を崩すことで儲かる団体の支援を受けていたり、新たな綺麗に聞こえる利権の確保のために鼻薬を嗅がされていたりするのは良くあることです。

交通量調査の現場にて

2011年11月29日 | みちのはなし
本日は、AM3:30起きで交通量調査の現場に出ておりました。

道路設計を行なうための基礎調査の一環です。
単純な交通量だけではなく、渋滞長や乱横断者数も調査を行ないました。

渋滞は、朝夕の通勤時間帯以外はほとんどありませんでした。
一方、乱横断は全時間に置いて物凄く目立ちました。

乱横断者は、歩行者・自転車共々多かったです。

中には、片側のみ渋滞しているときに、停車中の車と車の間から左右も確認せずに飛び出してくる例もありました。

高校の近くだったので、高校生が絶対数は多かったのですが、朝夕日中、老若男女、歩行者・自転車問わずに目立ちました。
特に遅刻ギリギリの時間帯になるととても目立ちましたが、校門前に偉そうに立っている教員の皆さんは見て見ぬ振りです。(まぁ、校門に立っていたかはどうか不明でしたが、バス停で降りて、そのまま横断して学校に入って行った教員風の大人もいましたけどね。)

ちょっと、交差点間隔があるような気もしますが、一番離れた所でも250m少々。
細心の注意を払って渡るのならまだしも(これも良くないけど)。。
その多くは、飛び出しに近い形での乱横断です。
まったく見ない方は少数なんですが、渡り始める手前側の車線の交通状況しか確認せずに車道に出て、あとは交通弱者の歩行者(自転車)なんだから、車は停まるだろうといわんばかりの出方でした。

自転車は逆走かつ一時停止無視の右折小回りによる、ヒヤリハットも目立ちました。

たった12時間の調査でしたが、乱横断は横断者側にも過失ならないと減らないし、横断指定個所以外は原則横断禁止にする必要があると痛感しました。

おくまで『交通弱者』とは、交通法規といったルールをきちんと守ったうえで適用される事であって、乱横断者が原因で事故が起きたら、実態は加害者ではないでしょうか。。
これ以上に交通事故を減らすためには、歩行者や自転車も道交法を意識しなくてはならない時期なんじゃないでしょうか。
お目こぼしされていた今までが当然の対応ではなく、現在が本来の対応へ向かいつつあるのではないかと思います。

補足
調査中にも乱横断が運良く事故に至らなかった瞬間を数回見る事が出来ました。
“ヒヤリハット”と同時に思い付いた、“ハインリッヒの法則”『1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する。』を思い出しました。
今日見かけたのは、330分の300のウチのいくつかという事になるのかもしてません。

本日より夜間工事

2011年09月05日 | みちのはなし
タイトルの様な仕事をしております。

本日から2週間の内、半分ぐらいはPM8:00~AM7:00の拘束時間で仕事をすることに。

個人的には、あと5時間少々で、月曜日の仕事は終わりです。

片側交互通行の車線規制をしているので・・・

税金の無駄遣い

こんな所を掘り返すぐらいなら東北に行け!

台風12号の現場に行けよ

等々の声援や・・・

空き缶や吸い殻の差し入れを戴きながら、作業をしております。

午前1時より、1時間は休憩です。

意外とそんなものなのかもね。

2011年08月31日 | みちのはなし
この前お会いした、後輩N君の幼馴染とその婚約者のおふたりは、障害者手帳を持っていまして。

失礼を承知で等級を聞いたら、びっくりするぐらい高かったのですが、ぱっと見には気付かないぐらいです。

当方と並ぶと、3人の左利きが揃ったぐらいにしか見えませんが。。

電車移動の際に、ふたりで優先席に座っていると。。
「若いふたりが仲良く優先席になんか座るんじゃないよ。」なんて、注意される事もあるそうです。

これは、おふたりの幼いころからのたゆまない努力の賜物なんでしょう。

そして、N君の幼馴染はマイカーでの移動を基本としております。

立ち寄り先の駐車場では、身障者用の駐車スペースではなく、一般車用のところに停めるそうです。


その理由は。。

「いや、用心のために杖さえ持っていれば、普通に長距離でも歩ける俺が停めちゃったら、車いすの出し入れに困る人がいるだろ。あの場所は、車いすで車を運転している人とか、Nみたいなのが、ばあちゃん乗せている時みたいな人のために開けとかないと。」

自動車税が減免され、駐車禁止指定除外車(ただし、条件あり)なんですけど、あまり甘えないようにしているようです。

これが、タイトルのように感じた事です。

これを聞いて、恥ずかしくなるような方は、無神経にあの場所には停めないでしょうから。。
きっと響いて欲しい人には届かない内容だと思います。

補足
本日、BTOパソコンのオーバーホール(電源交換とCPU載せ換え)を請け負って、作業が終わったので、夕食をごちそうして頂ける、待ち合わせ場所のショッピングモールの駐車場では。。
身障者用スペースには、カラーコーンが置いてあり、誘導員に声をかけてくださいとなっていましたが。。
インフィニティ仕様のセレナが、ドライバーがカラーコーンを迷惑な位置に移動してから番長駐車し、駐車するなり、マックの紙袋を駐車面に捨てて行きました。
なんとなくですが、カラーコーンを囲むように戻し、マックの紙袋はワイパーに挟んで置きました。