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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

経済的全損について考えてみる その2

2014年07月23日 | C50系の話題
引き揚げてきたスクーターのトラブルを洗い出してみた。

まずは、年式も新しく、走行距離も少ないから消耗品の交換がなさそうなレッツ4パレットのリヤタイヤが転がらなくなった原因を洗い出してみましょう。

キックペダルが戻っていないので、キックギヤの噛み込みだともいます。
プーリーケースを開けて、駆動系のを見てみますとキックギヤを戻すためのスプリングが外れてしまい、それによりギアの噛み合いがおかしくなって、キックレバーがストッパーの役割を果たしてしまったようです。

キックレバーあたりを分解清掃して、正規の状態に組み直し、バッテリーを新品に交換たら、他に悪いところはありませんでした。
実走1,600kmの原付なので、あとは悪いところなんてありません。
古いガソリンを抜いて、フェールフィルターを新品に交換したら、なんの問題なく始動し、アイドリングも安定しております。
未塗装の樹脂部分をメラミンスポンジで磨いた後にバリアスコートを吹き、塗装部分は磨いて、ハンドルをメッキクリーナーで磨いたら、メーターをゼロに戻してもいけそうな雰囲気になりました。

で、つきはtodayの始動不良とストール原因は、オートチョーク不良でした。
今の時期なので、オートチョークを取り外してスプリング変わりにワッシャーで高さを調整してみたら、あっさりかかりました。

ブレーキワイヤーがリヤドラムを引きずり気味で止ていたのは、ワイヤーインジェクターで取り敢えず復活。
リヤブレーキシューは引きずりの痕が残り、変な色に焼けているので、新品に交換でしょうね。

既定の幅も使用年数も経過しているベルトは交換、高いものではないので、プーリーを清掃したのちにウエイトローラーを交換、クラッチシュー等のほかの部品はまだ使えそうなので、分解清掃をしたら、各部をグリスアップして組み付けます。
プーリーケースを開けるのとキャブレターオーバーホール、タンクを下しての燃料ライン清掃はプロに依頼すると結構な金額になることでしょう。
あとは、前後のブレーキワイヤーとタイヤを新品に交換しないと乗り出すには不安が残ります。

ほんの些細なトラブルと新車時の消耗品の劣化が重なると、新車価格の半額近い修理費用が掛かり、今後の自賠責の更新やトラブル対応も考えると、廃車という選択をされる方も出てくると思います。

補足
レッツ4パレット、today共々身請け先が決まりました。
ズーマーもそうですが、原付一種は動くと分かれば手離れがいいですねぇ。
最近は原付バイクブログになっているのは気のせいです。

梅雨が明けたようなので

2014年07月22日 | C50系の話題
ガソリンの高騰と合わせて、エコノミー通勤再開です。

リトルカブはジェネレータは組み上げまして、走るようにはなってはいるのですが…
ライト周りの配線処理が終わっていないのとウィンカーをW球ソケットに入れ替えて、ポジションランプを新設したのですが、バッ直で配線を新設したのですが、ウィンカー作動時に両側のポジションが消えるようにならないし、LEDバルブなのでとんでもないハイフラ化されているのも、配線とリレーの考え方を間違ってしまったようです。
配線が完了したら、ハンドルのトップカバーとレッグシールドを戻せば完了です。

という理由で、リード110で通勤してみました。
仕事に持っていく、A4フラットファイルが入るカバンは、若干押し込むようなカタチにはなりますが、メットインに納まるので、ちょっとした雨の通勤でも、カバンを変えることなく耐えられそうです。
斜めに押し込むので、ウエスや雨がっぱはカバンのずれ止めに使用します。
リヤボックスはカラの状態で通勤が出来るので、多少の荷物が増えても問題ないと思います。

また、チョークやスロースクリューの按配を気にせず始動することができ、暖気も短くて済むのも、水冷4ストFI車ならではの魅力です。

通勤路は、農耕車優先で指定車両以外は自動車の通行禁止ただし、125cc以下の二輪車、小型特殊車、ミニカーは除くという、バイパス路(125cc以下は通行禁止)の副道をメインに使用すれば、行きは車より10分近く早く到着することが出来ます。
まぁ帰りもほぼ同じ時間だったので、時間帯を問わず旅行速度が安定しているという風にも考えられます。

これは何度かリトルカブで通勤した際も同様の傾向でしたので、ミニバイク通勤のメリットかもしれません。

信号停止時にすり抜けを擦ればもっと早く着くと思いますが、変な事故を避けたいので、流れに乗れるだけのスピードは出るので、側道から左折で合流してくる方に見落とされないようにする意味も込めて、なるべく端は走らないようにしています。

こういった通勤の仕方であれば、リッター40キロを軽く超える燃費と6.5Lとカブの1.7倍の容量がある燃料タンクのおかげで、往復40km少々の通勤でも週に1度給油すれば十分に使えるのが魅力です。

補足
リトルカブを通勤に使うのに躊躇するもうひとつの理由としては、改造中ですがヘッドライトの暗さです。
リード110の方がヘッドライトの明るさや配光特性が優れているだけでなく、ポジションランプもあるので被視認性が高いところも、通勤手段としては魅力が有ります。

経済的全損について考えてみる

2014年07月15日 | C50系の話題
ここ最近、また原付一種のスクーターをタダで2台貰いました。

2台とも貰ってきた時点で当然不動車で、1台はタイヤすら転がらない状態になっておりました。

まずは、転がすことは出来た方をから。
ホンダのtoday(AF61型)
キャブレターモデルなので、2007年以前のモデルです。
前オーナーさんの話によれば、2006年春に新車購入し3年、3年、2年と自賠責を継続するも、購入から6年を超えたたりから調子が悪くなり、修理費用も高く、消耗品も減ってきたので、自賠責が切れたあたりから放置中とのこと。
走行距離はメーター故障も1回転もしていないので、引取り時のメーターは実走行で5,500km程度
倍に苦労するキングに査定を出したら、引き取り代金を取られそうになったぐらいとのこと。(裏を返せば、このことがあったので、タダで引き取って切れるのは渡りに船状態だったのです。)

このオーナーさんは「スクーターは調子がいいのがあれば、欲しいが最近のは新車で10万円近以上するのでちょっと手が出せない。」ということで、スクーター自体は予算内であれば欲しいようでした。

当方の手持ちのリード110を8万円勧めてみたら、原付と旧普通自動車免許しか持っていないので、乗れないそうです。
で、today自体は引き上げた段階でトラブルはほぼ分かったので、「3万円もあれば直せますがどうですか?」ときいてみたら、この車体にそこまでお金を掛けたくないのと、出来ればインジェクションのスクーターがいいそうです。
タンク清掃、バッテリー、ドライブベルト、タイヤ、テールレンズ交換、各部のグリスアップ、ブレーキとキャブレターオーバーホールで充分乗れるようになるともいます。

2台目はスズキのレッツ4パレット
4スト&FI、触媒があり、購入時期から2010年モデルだと思う。
新車時に加入した3年間の自賠責が切れたまま放置。
ちょっと前に、エンジンを掛けようと数回キックするとキックペダルが戻らなくなり、そのまま完全不動に・・
キックギヤが噛み込んでいてリアタイヤは回らない状態でした。
これも、某出張買い取り屋に見せたところ、“これだけ払えば持って行ってやる”という査定額だったので、納屋の奥に仕舞い込むことに。
引き取った時点での走行距離数は、なんと1,604kmでした。
専門学校入学に合わせて新車購入するも、夏休み明けには免許を取ってからは駐車場のない施設に行くことや飲み会に出かけるときなどしか乗らなくなっていたらしい。

レッツの修理にかかるといわれた費用とほぼ同額で、電動アシスト付き自転車を購入したので、スクーターはもう不要とのこと。
メットインに入れられたままの、マルシン工業のバブルジェットごと引き上げてきました。

2台とも数千円の部品交換と部品代なら1万円程度の消耗品交換で確実に修理可能な、整備不足に由来した不動車です。
でも、メーカーは違っても元々は中国製のキュッキュッパスクーターなので、工賃を入れて新車の半額に迫ろうかという修理代を支払うという選択肢はなかったようです。

4ストスクーターになってから、走らなくなっただけでなく、耐久性も下がったという声を聴きますが…
意外とオイル交換をしていないという方が多いようです。
2ストじだいなら、混合したり分離給油用タンクに満たす習慣がありましたが、4ストになってからはそのヘンが忘れられているみたいで、トラブルを増やしているような気がします。

引き揚げてきたスクーターのオイル交換状況は…
today:自賠責更新時に購入先でのサービス以外はしていない。(8年で3回程度しか交換していないのか。。)
レッツ4:「えっ、スクーターってオイル交換が必要だったの?」と言われたので、新車から未交換の可能性が高いです。

補足
日本のバイク市場は、嫌な意味で、自動車業界の一歩先を言っていますからね。
バイクの来た道を自動車には歩んでほしくないと思っております。

駄目な大人の行動例

2014年07月13日 | C50系の話題
昨日の土曜日は台風一過のどピーカンという事で、原二ツーリングが開催されました。

7月12日の栃木県宇都宮市の最高気温は34℃ということなのに、ツーリングに行こうという時点で、酔狂な集団です。

何時ものリトルカブはLEDライト組み込みに向けて、プレスカブジェネレーター載せ替えと全波整流化改造中で動かすことが出来ないため、スクーターであるリード110を出すことに。
まっ、動かすことが出来ても熱の伝わりにくいスクーターを出した可能性が高いです。

当方:リード110快適仕様(ようやく、商品化用に購入したDUROのタイヤに交換しました。)
同僚I氏:AA01型リトルカブ改81cc(キャブをPC20から安物のPZ20に口径を落として、低回転を有利に仕様変更。)
同僚I氏弟夫婦(祝7/7入籍!):色違いのズーマーXのノーマル車
同級生H君:C50型リトルカブ改85cc(全波整流化にウインカーポジション&ヘッドライトのHID化)
をはじめとした、10台、10名での参加となりました。

目的地はそう遠くない、材料費も含んだ講習料1500円でお土産まで付いてくるという焼き立てパンを体験できるという施設です。(集合場所から30km程度、当方の自宅からは45kmぐらいでした。)

体験講習は、5人ずつ2つのテーブルに分かれて行われました。
講習をでは、食パン型に入れて焼く黒糖レーズンパンとクルミを混ぜた生地で拍子木切りしたチーズをくるんで成形して、天板に置いて焼くクルミチーズパンの2種類が作ることが出来ます。

他の参加者もいたので、無駄にはしゃぐという事はせず、粛々と講師の説明も真面目に聞いてパンづくりをしました。

で、大幅に端折って出来上がりの時間となりまして…

これを講師の方々に気付かれる事無く、淡々と作業をしてこのようなものを作りました。
当方のいたグループ
食パン型を使った黒糖チーズパン(チーズはサイコロ切りして入れました)
生地を成形したクルミレーズンパン(特に何もくるまない)

同僚I氏と弟夫婦のいたグループ
食パン型を使ったクルミチーズパン
生地を成形した黒糖レーズンパン

こういう事をついついしてしまいますね。

何も示し合わすことなく、マニュアル通りに作っても面白くないとかこっちのほうがおいしそうだろうとか逆でも出来そうだよねという理由で、誰も声に出さずにつくったので、焼きあがるまでバレませんでした。(講師の説明と違うことを初めても注意する方がいないあたりが素敵です。)

結構難しい講習だった可能性もありますよ。
お子さんと参加していた方のとか女性グループのところでは失敗していましたから。

講師が張り付きにならない程度に真面目かつ安心感のある態度で講習をうけつつ、同じ材料で微妙に違うものを作るという完全犯罪っぷりが、こういう事をする方々の集まりなんだなと痛感しました。

当方がいたテーブルが一番きれいにできたようですが、ルールを破っている面もあるので、講師の方に苦い顔をされ、評価されないあたりがいいですね。

補足
6人分の材料があったので、ひとり分は余るので、失敗して泣いている子供のグループに、「ポケットにケイヒン小丸型ジェットもしくはグラム違いのウエイトローラーが出てくるような大人になるんだよ。」と一般てきには意味不明な事を言って、ひとり分は渡しました。

こっちでもちゃんと撮る

2014年06月13日 | C50系の話題
これは、携帯電話のカメラで撮影した写真です。

本当は、06789.0kmか06789.1kmで撮影するのが正しかったのでしょうが、何となくボケていて、気付いて慌てて安全に停止できるところで、エンジンを停めてからの撮影になってしまいました。



このメーターを採用しているのは、キャブモデルの4速モデルのリトルカブだけのようです。
同じ駆動系のカスタムは、キースイッチも一体になった角張ったものですし、FIモデルだと警告灯類が増えてしまいます。

取り扱い説明書によれば、27km/hまでが3速で、27~30km/hまでが4速の守備範囲となっております。
そして、ノーマルでも条件さえそろえば、60km/h以上でてしまうので、スピードリミッターが付いております。(POSH製のCDI交換によりキャンセル済の個体を購入)

普段の乗り方としては、1速はほぼ発進用ギア、2速で30km/hまで引っ張り、3速で目標速度に合わせ、4速で巡航となります。
ゼロ発進からでも200メートルもあれば、4速まで入ってしまいます。ということで、ほとんど4速で走っております。

原付二種登録車ゆえに良く振り切ってしまうので、壊れる日がBET対象にされております。
既に、新車時から無交換だったと思われる、4速ランプの電球が切れましたから。。
走行パターンのほとんどが、4速法定速度巡航というのが大きいのだと思います。

補足
気が付いたのですが、納車から1,000kmを超えていた!という事は、エンジンを組んでもらってから980kmを超えた。