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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

街で見かけた車達174

2013年08月06日 | 街で見かけた車達
超久々にこのエントリーです。
同テーマの前回のエントリーが何時だったか振り返らずに進めていきたいと思います。

今回のエントリーで取り挙げたいのは、レクレーショナル・ビークルというジャンルが新興だった頃のモデルのひとつです。

まぁこれと同年代の車は比較的地元で走っているのですが、出先というか都内で見かけたのがとても意外でした。

久々に綺麗でオリジナルを保ったWD21型のテラノを見かけました。

このテラノのフロントグリルにはV6-3000のエンブレムが付いておりまして…
まぁそれが、この個体がこの地で生き延びた理由なんでしょうけど。。

都内で見かけたテラノには足立33ナンバーが付いていまして、某サイトで調べてみますと、そのかな文字から推測される登録時期は昭和63年の5月から7月ごろという事が判明しました。

この個体の素敵なポイントは…

・2ドアモデル。(登録時期から推測すると4ドア追加前)
個人手金好みですが、横から見た姿は2ドアモデルのほうが断然格好いい!
・派手なガード類一切なし。
この車の歩んできた歴史を考えると、流行モノの時期もあったアクセサリーが付いていないことが意外。
・メッキパーツも少ない。
バンパーもグリルも黒素地
・日産純正汎用オプション品の小型の角型ハロゲンフォグランプ
シビエスーパーオスカーのような丸型の大きなものではないことが、黎明期感があります。
・オーバーフェンダーとワイドタイヤもなし。
社外アルミに変わっていたけど、ATタイヤはかなり細目に写ります。
・背面スペアタイヤキャリアなし。
テラノはフロア下に吊り下げではなく、ラゲッジルーム内の助手席側クォーターウインドウ付近に立ててある。
・ブラックとシルバーのツートン。
比較的見かけたボディカラーですが、ツートンが減った今日では新鮮。
・当時の流行っぽい赤茶色の内装。
ハイソカーにもよくあった、アレです。テラノだと、アメ車っぽさも出る?
・傾斜計、高度計などの3連メーター付き
これも当時のRV車にはお約束のアイテムでした。
・シングルポイントインジェクションのVG30i+4速オートマチック

確かこの頃のテラノはディーゼルは5速MTのみの設定だったような記憶があるし、サーフも60系(初代)の頃なので、ガソリン+ATの組み合わせは存在したけど、全域で非力な3Y-EU型2.0L直列4気筒OHVだったので、一般路での走行性能をかなり意識した組み合わせを選択されたのではないでしょうか。

決して小さいという事はないのですが、すっきりとした程よい大きさで、駐車場にたたずむ姿がとても映えておりました。

リヤゲートに入ったNISSANと刻まれた黒樹脂素地のガーニッシュも格好いいですね。

この車がデビューした頃は、大きめの車に見えたような気がしますが、ずいぶんと小振りな車に見えたことに驚きましたね。

今日でも、一線級の実用車として使われている個体だと思います。
一体式のETCと最近のポータブルナビがダッシュボードに鎮座していましたし。

補足
この頃のRV車(敢えてSUVとは言わない!)は、ライフスタイルの変化に対する追従性が高く、永く乗る人に向いていたようです。(トラックベースの堅牢で豪華な商用車だったのが功を奏した?)
ディーゼル車狩りの対象外の当方の住んでいる辺りには結構な台数が残っています。
栃44電光のLN61V型サーフ、栃59のランクル70ワゴン(プラドのご先祖様)、栃木88電光の初代パジェロキックアップルーフ、栃木57電光のWD21テラノD4ドア、栃59のWD21テラノ2ドア、栃59⇒栃木88⇒宇都宮330と同じ所有者でナンバーが変わっていったYN62G改なサーフ(高校の古典の先生が新車購入した愛車)

街で見かけた車達173

2013年02月10日 | 街で見かけた車達
本当に久しぶりにこのテーマでのエントリーです。

カタログにはあるけれど、きっとこれは数が出ないだろうなという組み合わせの車を見かけました。

見かけた車は、雪国のイメージがある地域の当時ナンバーと思われる33ナンバーの付いた、イメージカラーであった、ウォームグレーパールの90系前期のマーク2です。
ひと頃の25万円のタネ車としてかなり数を減らしてしまいましたが、バブル期に開発されたモデルらしく、高い耐久性と意外と色あせないデザインで、そこそこ走っております。

90系の前期ということは最終年式でも、平成6年(1994年)と登場から19年が経とうとしている車で、マークXも含めると四世代前のモデルになるので、決して新しい車ではありません。
パッと見では、よくある90系のマーク2なんですが、異様に車高が高いです。
車高が低いマーク2はよく見かけますが、高いのは珍しいです。

ここで、90系の前期に途中で4WDモデルが追加されたことを思い出し、駐車中のマーク2の後ろに回ってみると…
グランデとGグレードのエンブレムの後に、見慣れない“FOUR”というエンブレムが付いております。

グランデFOURでも、かなり稀少ですが、さらに稀少な上級グレードのGです。
しかも、個人的にはカタログでしか見たことのなかった、リヤワイパー付きでハイマウントストップランプがトランクフード上についているモデルです。

これを選んだ方がいたことに驚きです。
新車登場から21年近く経って、初めて見ました。

リヤワイパー付きのマーク2はなぜかグランデ系ではなく、ツアラー系のリヤスポイラー付きモデルでしか見た記憶がないので、この非常に不格好なトランクフード上に取って付けたように装着されたハイマウントストップランプは、この車を新車購入された方の安全へのこだわりではないかと思います。

本日見かけた個体には前期のグランデGではまだオプションであった、運転席エアバックも装着されていました。

このグレードの凄いところは、稀少者さだけでなく…
価格の高さです。
今でも高値がつく5速MTのツアラーVやトヨペットに義理がある人が購入する3リッターのグランデG(JZX91)よりも高額なんです。

ちなみにグランデFOUR Gよりも高いのはマニュアルに載せ替えられてしまうことの多い、90系の最高額となるツアラーVの4速ATモデルです。

90系の2.5グランデFOURは、後期型なら代車として乗ったことがあります。
悪路は試したことありませんが、パッケージングは知っております。
まず、FRモデルと比較して、目に見えてトランクは浅く、奥行きがなくなり、車重は80kg近く重くなり、燃費はカタログ値で1割近く悪くなります。生活四駆のネガなイメージを全部背負っているモデルです。

口の悪いなんとかリストには、偽物の四輪駆動なんていわれる典型的なモデルです。

補足
トヨペットに勤務する、友人I氏が最もメンテナンスしたくないのは、93型、105型、115型といった、1JZエンジンの載った4輪駆動モデルのマーク2だそうです。
JZX93型は衝突安全対策の補強部材がまだ少ない(細い?)ので、マシなほうなんだそうですが、オイルフィルター交換の際は、アンダーカバーを外したほうが簡単・確実なんだとか。

ピンクのクラウンを見た

2013年01月04日 | 街で見かけた車達
街で見かけた車達にエントリーするのはどうかなと思ったので、ちょっと別にタイトルをつけてやってみました。

色々と物議を醸している新型のクラウンのCMに使われ、今後販売されるらしい、どこでもドアカラーではなく、栃木県小山市から茨城県結城市に抜ける県道で当方が運転する車の前を走っておりました。

現行型ではなく、今から4世代前型の150系です。
その個体は、エンブレムはすべて外されておりましたが、ヘッドライトやテールレンズから判断する限り、平成9年以降の後期型ではないかと思います。

ボディカラーは、CMに登場したどこでもドアカラーと比べると、白が強く、パステル系のピンク色に見える色に全塗装されておりました。

ただ、このクラウンはこの時期にありがちなお正月向けの一発仕様ではなく、結構きれいに改造されたカスタムカーだったのです。ひょっとしたら、VIPカー系では有名な個体なのかもしれません。

純正テールレンズをベースにLED式に加工されていたり、リヤバンパーはレクサスLS460のSZ仕様風に加工してあったり、市販のパーツをポン付けではできない仕上がりでした。

艶消しブラックとポリッシュリムのアルミホイールやメッキモールのせーりの仕方もバランスが良く、このボディーカラーも悪くないと思われる個体でした。

賛否の別れるボディカラーは特装扱いででも設定しておけばいいのではないかと消極的には思います。

定番なボディカラーだけだと退屈と批判され、アクの強いボディカラーを出そうとすると違ったカタチで批判される。
振り幅というかさじ加減というのがいいのか悩むところですが、それがちょっと極端だった気もしますが、CMに登場し、四半予定というだけで、あれだけボロクソに叩かれる注目度に、改めてクラウンの凄さに気付かされた。

もし、ピンク系のボディーカラーの採用が必須条件であるのであれば、初代ビッツに採用されたようないら身の方だったらよかったのかもしれませんがね。

定番やベタを好むユーザーにだけ頼っていることが出来なくなってきたからなのかもしれません。

補足
その昔、地元にはレイトンブルーに全塗装された110系クラウン4ドアハードトップベースのケーニッヒ風のオープンカーがいたのを思い出しました。

街で見かけた車達172

2012年09月26日 | 街で見かけた車達
今月2回目のこのテーマでのエントリーです。

このテーマでは珍しいかもしれない、とてもメジャーな希少車を採り挙げることになります。

県内某所での打ち合わせに向けて移動中に、普通に走っているコスモスポーツを見かけました。

かの有名な、UFOをモチーフにデザインしたといわれる、世界初の実用・量産ロータリーエンジン(「市販」は厳密には違うので、こう書くのが正確なんだそうです。)を搭載したモデルとして、有名な車です。

変な話ですが、車に詳しくない方でも日本の戦後史に詳しい方なら知っている車種であり、高度成長期時の日本の企業のあり方の象徴のひとつとして、社会科(日本史)の教科書に写真が載っていることもあります。

NHKのプロジェクトXで採り挙げたことによって知っている方も多いと思います。

とある交差点の直進車線を赤信号で信号待ち停車をしておりますと。。
右折車線にとても全高の低い車がミラーに映っていることに気が付きました。

右直分離制御の信号であったため、右折して行くために横を通り過ぎ、交差点を曲がっていく姿を、移動に使用した社用車のカローラフィールダーの運転席からつっくり眺めることが出来ました。

その姿がとても40年以上前のクルマとは思えないほど、優雅かつ颯爽としておりました。
イベントでその車高の低さ走っているつもりでしたが、走っている姿を見ると数値以上に低さを感じることが出来ます。

反対方向から右折してきたくるまが、ボンゴOEMのバネットバンだったので、それがさらに強調されたのかもしれません。

細かいところは圧倒されてしまったので覚えていないのですが、前期型の生産時期は1年程度とても短いので、見かけた個体は後期型ではないかとおもいます。

栃木県内で見かけたのですが、県内でもなければ近県のナンバーでもありませんでした。
そのナンバーの管内は、県内の見かけた場所から100km以上離れた地域ですし、払い出された時期は20年近く前になると思います。

とてもきれいなコスモスポーツが、観光地でもない栃木県の道路を走っている姿があんなに目を惹くことになるとは。。

名車たる所以をちょっとだけ感じることが出来たのかもしれません。


補足
走っている姿は、より格好いいですね。
しかも、ステアリングが切れていたりサスペンションが動いている姿が見ることが出来るとなればなおさらです。

街で見かけた車達171

2012年09月09日 | 街で見かけた車達
いろいろと久しぶりです。

今回見かけた車は、現行型です。
特別な限定モデルでもない、通常のカタログモデルでして、当然ですが新車購入も可能です。

その車とは、フル型式で書きますと「DBA-NZE161-AEMEK」なる、カローラアクシオ1.5Gの5速MT車です。

いたって普通の車です。

5速MT仕様も初めて見たような気もしますが、純正アルミを履いた1.5GもCVTモデルも含めて初めてでした。

そして、ボディカラーのブラッキシュレッドマイカも初めてなような気がします。
自宅に戻り、カタログを調べてみますと、本日見かけた個体のグレー内装は注文時に指定する必要のある内装色です。

ヘッドライトもHID付でしたし、ディーラオプション品のカーナビ(白いフレームが特徴的なシンプルSDナビ)とバックカメラは選択されていました。

ディーラーオプションで、内装にはレースのハーフカバーと木目調のパネル、外装にはメッキ調のナンバーフレームにマッドガードとフォグランプ、ドアバイザー、樹脂製カラードのドアエッジガード、固定式フェンダーランプ(触覚)も装着されておりました。

オーリスとは違い、MT仕様はプッシュスタートを選択することが出来ないので、イモビライザーは選択できないので、かなりフルオプション寄りのカローラアクシオになります。

何気なくでは購入することない仕様なんではないかと思います。
CVTのGグレードでもここまで、きちんとオプションを装備する例はすくないとおもいますので、かなりのこだわりを持って選んだ仕様であるのは、間違いないはず。

どんなオーナー様が乗っているかとても気になります。
カローラという車種故、老若男女どんな方が乗っているのか絞りきれません。
希望ナンバーの4桁が生まれ年であったとしたら、今年28歳になる19-84だったことも、この個体がさらに迷宮入りさせることに。。
少なくとも、カタログをじっくり読んで車を購入される方が選んだことは間違いないのですが。

この個体にリヤワイパー&応急タイヤが付いていたとしたら、個人的には現行型カローラの理想の仕様になります。

補足
何処にでもありそうで、何処にもない車です。
1.5Lのカローラセダンで、白いボディカラーとマニュアル車の組み合わせもなかなかお目に掛れないです。
ベタ車の代表格扱いですが。。
会社の140系は2台ともシルバーメタリックなんで…