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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

街で見かけた車たち170

2012年05月15日 | 街で見かけた車達
ずいぶん久しぶりですが、メインテーマの170回目は…

比較的最近のモデルで、同型車自体は結構走っております。

最大積載量350kgの日本が世界に誇るモデルのひとつです。
かつては、盗難車ナンバー1に輝いたこともありますし、世界中どこの国の映像にも見切れることあるモデルです。
だから、栃木県の道の駅もてぎで見かけるのは、何の不思議もないことなんですが。。

とある組み合わせであったため、とても珍しいものとなりました。

すでにネタバレしていると思いますが、その車は、トヨタ・ランドクルーザー100シリーズの4.2D-VXです。
それの最初期モデルなので、すでに14年近く前のモデルになっています。
塗装の状態もよく、ライト濁りもなかったので、そんなに時間がたっているようには見えませんでした。(これは、オーナーさんの手入れの良さも大きく貢献していることは間違えないのですけど。。)

まぁ、ランクル100までは国内でカタログモデルとして販売されたマニュアル仕様がありまして、それが、初期型バンのVXなので。。

それが、まぁ本日お見かけした個体に該当しまして。。

なぜ、この個体がマニュアル仕様だと分かったかと言いますと。。

車内をのぞいたからではなく、ランクルのドライバーさんは道の駅の駐車場内を乱横断する歩行者に気付くのが少し遅れて、パーキングスピード程度でしたが、クラッチを踏み込むことなく急ブレーキを踏んだ結果、エンストする瞬間を見かけたのです。

この光景を見た瞬間、11ナンバーでずっと乗り続けているだけではない、とても希少な仕様が目の前にあることが分かりました。

本日お見かけした個体は、珍しい単色ボディカラーのフルノーマル車(しいて言えば、車外設置されたTVのダイバーシティアンテナの撤去跡がある程度)で、2ケタの1ナンバー(おそらく、当時ナンバー)が付いておりました。

新車時は、維持費や高速代を安くするために、簡易キャンピングカーとして8ナンバー登録することが多かったので、普通貨物のまま個人オーナーさんが持ち続けているのも珍しいと思います。

新車時は8ナンバー化しても、それほど高速道路を利用する機会のない方は、税金面と保険面のメリットが薄くなってきてからは、1ナンバーの貨物車に戻していることが多いのですが、そうした個体は3ケタナンバーになっているので…
11ナンバー車というのは、マニュアル仕様に限らず、本当に久々にみかけました。

ランクル100は希望ナンバーの先行実施地区なら、デビュー時から3ケタナンバーですし、当時の事情で、乗用かキャンピング登録が圧倒的に多い状況なので。。(ちなみに…自宅周辺に、盗難され九州の輸出ヤードから戻ってきた、ワゴン改の栃木88ナンバー車があったりする。。)

規制の絡みのある、ディーゼル車。
SUV全般的な豪華志向にはマッチしない、標準グレード(とはいえVX)の手動変速機車。
フルフレーム車で、ボディサイズを考えるととんでもなく狭いのも、最近のニーズとはマッチしないと思います。
最近では人気のない、背面タイヤキャリア付
最近は、ハイエースに抜かれて久しいですが、かつての盗難されやすい車のナンバー1です。

これは、あくまで一般的な評価でして…
平屋根、標準ボディ、(観音開き)のGX辺りのロクマルやハチマルにピンと来た方やハードな使用を前提にしている方にはとても魅力的な仕様だと思います。

しかも、本日見かけた個体には、オプションのデフロックが装備されておりました。

完璧です。

今現在、中古車で購入しようとしても、新車時の半額以上を車両本体代金を支払わないとだめだと思います。

同仕様は平成14年に実施されたマイナーチェンジを以ってカタログ落ちします。

中古市場に出ると、マニアが求めるより高い値段で落とされて、世界中に旅立って行ってしまう個体のような気がします。

ランクルには、たまにカタログには存在しないモデルが走っているんですよね。
公用車・法人車上りではなく、ディーゼルVXのオートマチック車で観音ゲート&車内にスペアタイヤ据え付けという100を保有していた方を知っているんですよね。
1オーナー車を中古購入時からの仕様で、納車後にやり直した形跡のない個体でした。(現在は輸出抹消で、アフリカ方面へ旅立っております。)

補足
この組み合わせの凄いところは…
13年落ち30万kmオーバーの個体が、ようやく100万円台の物件(でも、乗り出しは200万円になると思う)になるぐらいです。
しかも、保証付きの良質車両として売りに出されているのです。。

街で見かけた車達169

2012年04月24日 | 街で見かけた車達
だいぶ時間が開きましたが、当ブログのメインテーマです。

本日見たうれしい光景とでもしておきましょうか。

見かけた車は、NZE140G型カローラフィールダーの1.5Xの特別仕様車であるHIDリミテッドで、ボディカラーはホワイト。
現行型の最終モデルで、綺麗さからするとここ半年間に新車登録されたと思われるような綺麗さでした。

普通に走っていたのであれば、見過ごしてしまう車だと思うのですが。

登り坂の交差点からの発進で、ある事が置きました。

前走の白いフィールダーは少し後退した後に、ギクシャクしたかと思ったらエンスト。。

マニュアル車で坂道発進に焦った時の挙動です。

この個体には初心者マークがついていました。

滑るように後進することなく、ブレーキランプが点灯しないのに停まったので、クラッチを戻し気味のところで下がった事に驚いてサイドブレーキを引いた事によるエンストだと思います。

後続車は毒づくほどの事ではないし、そんな事をすると負のスパイラルに陥ることもあるので、気にしていなかったのですが、当方の後ろに着いた車がパッシング&クラクションを鳴らしてきましたね。
こちらも、初心者マークを貼った自動変速機しかないモデルでした。。

この個体の特長に気がついた後に後方から眺めると、坂道発進のエンストだけでなく、右左折時にちょっとカクカクした動きがあるのです。

それも、極端なものではなく、初心者マークが点いているならやってしまいがちな程度です。

ここで、マニュアル車難しいと諦めなければ、上手に運転できるようになると思いますし、今後マニュアル車を離れてしまうことがあっても、教習所以来運転したことがない方とは雲泥の差になる事でしょう。

この個体に限らず、カローラフィールダーは趣味的に車を使い倒すのであれば、セダンより自由度が高いので最適な1台です。
仕事、遊び、買い物、冠婚葬祭から入門クラスのモータースポーツまで、何処に持って行ってもソツなくこなして目立たない車です。

ただ、お酒を飲んだ帰りに代行を呼ぶと、「カローラフィールダー」という情報だけできた業者のドライバーが、免許的に運転できなくてもめ事になることがあるかもしれませんが。。

白いカローラのマニュアル車というのはとても珍しい事に気が付き、かつてのベタである事に感慨深くなりました。

そんな車に初心者マークを貼った若者が運転しているという素晴らしさ。

でも、時期型(E160系?)でも、そのベタを選択することは可能なようです。

補足
その後を走っていた、当方が運転していた社有車のカローラセダン1.5X(NZE140)も実は5速マニュアル車です。
この2台が揃うのは平成24年の春では、なかなか珍しい光景かと。。
何となく腰も大丈夫になってきたようなので、エスティマはガソリンを満タンにして返し、カリーナに戻ります。

街で見かけた車達168

2012年03月22日 | 街で見かけた車達
久し振りにこのテーマでのエントリーです。

今回は、ひっそりとカタログに載っていたというほどではありませんが、走っていると意外に思うようなグレードであります。
この方の車全体としてはそんなに珍しいモノではありませんが、グレードとしてはかなり珍しい存在です。
ちなみにこの組み合わせが可能なのは知っておりましたが、ボディカラーも含めてここまで揃っているのは初めて見ました。

しかもそんな素敵仕様が、四半世紀近く県内で登録されているだけでも凄い事ですよね。

本日、見かけた車はE-SV21型のトヨタ・カムリ2.0GTの前期型です。

右折待ち中の交差点で、助手席から走り抜けていくのを見ただけなので、オートマチックなのかマニュアルなのか見分けることが出来ませんでした。

一瞬でしたが、本当に素敵な車を見させていただきました。

カムリを見かけた時の驚き方のステップが面白いですよ。

(バックミラーに映ったのに気が付いて)「おっ、綺麗な20系のカムリだ。」⇒「珍しいパールツートンで前期型(ヘッドライト&グリルから判断)じゃないの。」⇒「あら、栃ナンバー車だ。」⇒「リップスポイラーがついていますね。」⇒「屋根(ムーンルーフの事)ありって、プロミネント以外にもあったんだ。」⇒「あれって、純正アルミだよな。」⇒「4-ESC付きってことはフルオプション車?」⇒「なに!リヤスポ付きで、2.0GTだと。。」

デュアル出しのマフラーも雰囲気が合っていいですよね。(2.0ZX、プロミネント系と共用だろうけど)

そのほかに付いていそうなオプションは、TEMSとオートドライブあたりかな。

何処から見ても隙の無い凄さを持っていると思います。

2世代前の「トヨタカローラ栃木」のディーラーステッカーも久々に拝む事が出来ました。

この型からは、カムリはトヨタの国際戦略車をになうようになる片鱗を感じますよね。
微妙な装備やモデル展開に単なるコロナ/カリーナとマーク2三兄弟の間を埋める車ではない存在になっていました。
まさか、日本ではクラウンと変わらない大きさのボディサイズのハイブリッド専用セダンになるとは思いませんでしたが。。

レクサスブランドがアメリカにおいて浸透する事に最も貢献した、ESシリーズのプラットフォームはこの型のカムリですしね。

でも、スーパーホワイトのボディカラーにシルバー塗装のサイドモールを備えた赤茶色内装という、バリバリの日本受けを狙ったモデルもありました。

補足
FFカムリとDOHCエンジンの意外な関係としては。。
もうひとつ前の型のE-SV12型が、国産初の横置きDOHCエンジン搭載車です。
ワンダーやバラスポ、クイント辺りで、FF&DOHCの組合せを語る方のツッコミ用の車種として用意されております。
ホンダのZC勢よりも少しだけ登場は早く、流面形セリカのパイロット的な意味合いもあります。
なんちゃってDOHCと陰口を叩かれる、ハイメカツインカム(3S-FEと4S-Fi)は20系カムリ/ビスタから搭載が始まり、今日に至るまで続いています。

街で見かけた車達167

2012年02月29日 | 街で見かけた車達
うるう年ならではの日には、当ブログのメインテーマを更新しておきましょう。

サブタイトルは稀少なコルサセダンです。

しかも、1日で2台も見かけました。

最終型でも、17年前のモデルになるL40系・4代目のコルサです。

まず、雪による渋滞の中通勤しておりますと。
前には懐かしい栃木トヨペットのディーラーステッカーを貼ったコルサがいました。
もう20年近く前の車だよなと思いながら、渋滞による停車中に眺めてみますと。。
平成4年以降の後期型で、純正オプションのリヤスポイラーを装着している事が分かり、ナンバーもおそらく当時ナンバー。。
分割可倒式になっているリヤシートバックと純正リヤスピーカー付きだから結構いいグレードだな。
なんて思っていると、リヤバンパー上部の雪が発進時に落ちまして、グレードが判明しました。。
最上級グレードのVIT-Zです。
ちょっとパワー志向に振った、5E-FHEエンジン、60タイヤ等々を装備するモデルです。(要は、サイノスのセダン版)
そして、WEBカタログを調べますと、セダンではこのグレードだけ、ムーンルーフを選択する事が出来まして。。なんとそれが装備されておりました。
動き方からすると4速オートマチック(このグレードだとECT-Sになるのかな?)だと思います。
カタログ読みで、最も高くなる組み合わせのコルサです。
本日は、とても懐かしいEP71型スターレットターボS用の純正アルミにスタッドレスタイヤという組み合わせの足元でした。
こういう選択をされることから考えますと、夏タイヤは純正アルミホイールに履かせている可能性が高いです。

そして本日の帰り道に立ち寄ったところで、とても綺麗なコルサが停まっているのを見かけまして。。
その近くに車を止めてみました。
朝見かけたコルサと同じボディカラーで当時ナンバー(上はまったく一緒)だったので同じ個体かと思ったのですが。。

サンルーフがないし、足元も違うので、別の個体でした!
でも、最近のデザインなアルミにブリザックST30を履かせていました。大切に日常の足として使われているに違いありません。
5速MT仕様で、レースのフルカバー付き。さらに、ダッシュボード上部にはETC車載機とポータブルナビが貼り付けてありました。

トランク周りに貼られたグレード名と少し煤けたリヤバンパー下面を見て驚愕グレードである事が判明しました。

シリーズとしては上から2番目のグレードで、ディーゼルモデルだと最上級になるVIT-Xで、D-turboとABSのエンブレムステッカーも貼られていました。

抜群の耐久性と驚異の燃費を記録する事を知っている、移動距離の多い方の極一部には人気のある1N-T型のディーゼルターボエンジンモデルです。(中古車オークションには過走行車でも出品され、10万km以下の個体が出ると場の荒れるモデルらしい。)

これも雰囲気からすると、新車から乗り続けているような個体でした。

ちょうどエンジンを掛けるタイミングに近くにいたのですが、短いくランキングで目覚めたあとは、ディーゼル車らしいアイドリング音を立て、窓ガラスの露うを払うぐらいの短い暖機で動いて行きましたが、黒煙が見られるような事はほとんどありませんでした。

同日に見かけたら、ちょっと悪い事が起きるのではないかと冷や冷やとしてしまったり。。

まず、この手の車は中間グレードか特別仕様車がほとんどを占めてしまいます。

この2台は拘りぬいたうえにとても能動的な理由で、コルサを選択されたのだと思われます。

そうでなければ、最上級グレードのサンルーフ付とか高額オプションだった頃のABS付きのディーゼルターボなんて買わないと思います。

当時のトヨペットでいえば、1.5Lの特別仕様のコロナセダンの4速オートマチック車より高い金額を出さないと手に入れられないモデルですからね。

きっと、コルサセダンである必要があって選ばれたのだと思います。

本日見かけた2台は、ナンバーからすると共に平成5年しきだとおもうのですが、とても19年前のエントリークラスのモデルとは思えないぐらい綺麗な状態でした。これはもちろん、オーナー様の手入れの良さもあるとは思うのですが。。
凝ったものがなく、トヨタ的に造り慣れたものでそつなくまとめた車ならではの、耐久性の高さもあるような気がします。

勤め先のコルサは11年で27万kmとか13年で34万kmとか走った個体もあり、致命的なトラブルによる代替ではなく、車検満了に伴う勇退でしたから。。

補足
コルサから引き継がれる、トヨタ最小のセダンは個人需要でも根強いファンがいるような気がします。
現在のベルタは結構強気な値段設定ですが、意外と走っている姿を見かけるような気がします。

現在はカタログ買いがほとんど

2012年02月26日 | 街で見かけた車達
実は、ディーゼルの試乗車どころか展示車もまだないみたいです。

6ヵ月点検の帰り道にマツダのディーラーに立ち寄りまして、こちらの車を見てまいりました。



写真は、東京モーターショーでほぼ完パケ市販予定参考出品車だった頃のマツダCX-5です。

ショーの会場で見た時の印象よりも、ずいぶん大きく感じました。
それも、そのはずでして…
車幅は1.84mですから、ハリアーやムラーノクラスです。
カタログスペックを頭に入れてから展示車を見てみますと運転席周りの印象は、奇をてらっていない普通のSUVであったと思います。どちらかと言えば、話題のメカニズムほどインパクトがない内装でした。
目新しさやアクの強い強烈な個性がないのは、長く使うモデルとしてはいいのかもしれません。

燃費と価格と全長、そして排気量もあるかな?で、大きく話題になっている面もちょっとあるのかもしれません。
それも、厳密に言ってしまえば、ガソリン2WDの価格のディーゼル2WDの燃費値が組み合わさっている状態で、メーカーがメーカーなら袋叩き似合うような状態です。

カタログでもセールスの方も売りにしておりましたし、個人的にも4名乗車+長モノ積載をゆったり実現させる、4:2:4の分割可倒式シートは座面が沈み込むのを含んで世界初という事なんですね。
背もたれだけなら、ハリアーで見た事あります。というか、ハリアーを見た時に結構感動した部分です。

セグメント分けは、全長で分けられているのですが、どうも幅で考えてしまいます。

まだ、CX-5に関して書きたい事があるのですが、それはディーゼルモデルに試乗できた時にでも。。
納車はまだ先という事は聞いていたのですが、試乗車、最悪は展示車ぐらいはあると思ったのですが、販売店にもない状況でした。

そんな状況ですが、現段階でも大半はディーゼルモデルを契約されているようです。

ですから、発表・発売になってから少し経って、受注状況もそんなに悪くないのに、「宇都宮301」あたりの真新しいナンバーを付けて走っている個体を見ない理由がわかったような気がします。

補足
個人的には、全高1650mmを超える車の入らない車庫で、車庫証明取得しているからでしょうか、イマイチSUVには関心が持てません。
自宅車庫でハイルーフ対応(とはいえ、1900mmぐらいが限界)なのは、エスティマを停めている場所だけです。
また、急こう配を登るところがあるので、車高が低い車も駄目です。
カリーナに3~4cmぐらい下がる中古のダウンサスを組んだ事があるのですが、マフラーが当たってしまい登れませんでした。。