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斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

天井が黒くなると

2014年09月26日 | クルマ
あんなにも閉塞感が生まれるとは…

エスティマに手を加えるために発注した部品を受け取りに行った際に、暇つぶしにやたらに黒いエスティマ(特別仕様)をながめてきました。

御大層な開発ストーリーはこちら…
http://veryweb.jp/special/estima-veryedition/
時間にもの凄く余裕のある方は読んでみるといいかもしれません。

なんだろう、“構想3年、お湯を注いで3分”みたいな仕上がりは…

そして、タイトルと冒頭の一文が運転席に座った際にグレージュ内装のアエラスGエディションとの違いを大きく感じた点ですね。良く言うと、“引き締まった囲まれ感”でしょうか。まぁミニバンには要らない車内空間の感じ方ですね。

あと、黒い内装の中にやたら目立つ色調シートは、1セットあたりの料金が決まっている、ユーロビートが掛かりながら煽りMCのあるお店を連想させますね。
これは男性目線だからなのでしょう。
ターゲットユーザーや開発に関わったハンサムマザー様とは視点が違うからなんだと思います。

内装改造の参考になるかもしれませんが…
同じ色(もしくは系統の色)でまとめすぎると、素材や質感の変わるところで騒がしさや安く作っている部分のアラを強く感じるんですね。
思い切って色を変えることが、そういた部分をうまく収めているんですね。

いろいろ勉強になるところがありましたが、合成皮革よりシートは布地の方がいいよね。

シックなブラックではなく、あそこまでやると単調な感じがしますよ。。
女性って、黒が好きですよね。。初期のムーヴやタントのカスタムの黒って女性が乗っていましたからね。
それらの登場時から経過時間を足すと…それ以上は言うまい。

生産期間の長い車にありがちな商品力維持に合わせて追加した装備は、前期型のヘタった部品交換時にはリフレッシュ&グレードアップにもなるので、登録から7年・8.5万kmのエスティマにはちょうどいいですね。
そして、サードシートのセンターアームレスト&ヘッドレスト付車用のハーフカバーが欠品になっていた!

補足
現在発売されている、もうひとつの特別仕様車に装備されている“フロントパフォーマンスダンパー”は前期型(2008年12月以前のモデル)でも取り付け可能なので、話のタネに購入&取り付けをしてみました。
バンパーの取り外しが出来る人なら、軒先作業でも取付けできます。前期型の車体にもボルト穴があるという事は、仕向け先によってはモデル初期からついていた部品でしょうね。

キロ100円を切った中古車2014 その4

2014年09月08日 | クルマ
同僚I氏の先輩が社長の自動車屋さんに、新型ハイゼットの展示車が入庫したというお話を頂いたので、さっそく見に行くことにしました。

そうしたら、タイトルにもあるようなネタを発見してしまいましたので、そちらを先に話題にしてみたいと思います。

今回は、ドイツ車です。
ドイツ車に限らず、輸入車全般的に変なブランド志向があるので、国産車と比べて極端な値段付けでも中古車店の店頭に並ぶ事があります。

今回紹介見せていただいた10年落ちのドイツ車は、車検も残っていて、極端な不具合は出ていません。

販売価格は、税抜き7.8万円となっています。

詳細を書きますと、平成16年式VW・ルポ1.4iコンフォートパッケージ
実走7.1万km、記録簿あり、検27.7、シルバーメタリック、修復歴無し、2オーナー、イモビライザー、マニュアルエアコン、パワーステアリング、パワーウインドウ、集中ドアロック、純正MD付きAM/FMコンポ(ドアミラーは手動なのでフル装備にならず。)、社外15インチアルミ&ネクセン185/50R15が4mm溝ぐらい、パナソニックのETC付き

目立つマイナスポイントとしては、キーレスのリモコンが紛失しているため、使用不可能になっているところでしょうか。

平成16年6月登録車なので、車検も10ヶ月弱残っております。
上手くいけば、検切れまでひと月1万円少々で、輸入車のある生活が送れるかもしれません。

消費税を入れて84,240円、ルポ1.4コンフォートパッケージは車検証上で1000kgとなっているので、84.24円/kgとなり、キロ100円を切っております。

初代オーナーが3年間乗り、平成19年にDuoで購入した2代目オーナーさんが今年の8月末まで乗っていた個体で、平成19年以降の記録簿の残る、そこそこ素性の良い個体だと思います。

委託で置いているので、元オーナーさんの意向で今月中に売れなければ解体送りとのこと。

コンビニにアイスを買いに行くぐらいの距離を試乗させて貰って気になったところを質問してみました。

・パワーウインドウ使用音が大きいと思う。⇒元々そんなもの。前オーナーさん時代にガラスラン周辺は交換していて、まだ3年も経っていない。
・ATの出来がイマイチ。燃費の悪そうなシフトスケジュールとロックアップがタイミング⇒ATが日本仕様向けの特殊アイテム
・エアコンの効きが甘い⇒機能は正常、元々そんなに効きは良くない。
・カサカサな塗装面⇒シルバーメタリックだからまだ見られる状態。彩度の高い色だともっと悪くなっている。
・梨地仕上げのような前後バンパーの塗装面⇒このモデルは大体こうなる。変にパーツ交換していない証として見て欲しい。
・ヘッドライトが曇っているような⇒テスターにかけたら、光軸・照度とも基準値に達している。気になる方は磨くなり交換するなり。
・リヤトレーリングアームのブッシュが怪しい⇒車検時には交換したほうが良い。有償での交換は承っています。

日本仕様はGTiを除くとガソリンエンジン&オートマチックの組み合わせしかなく、ルポ本来のコンセプトを外角高めでギリギリストライクにならなかったようなモデルが大半なので、欧州やドイツにおけるルポの評価や扱いとは大きく異なってしまうのは仕方がないことなのかもせ入れません。

3リッターで100km走る車として頑張った結果が、微妙にすれ違うような期待を採用したので、とても不思議な仕上がりとなっています。、

補足
微妙なシフトスケジュールでひとクラス上の燃費になってしまう4速AT、ハイオクガソリン仕様、全体的な造りでは初代パッソや初代スイフトに負けている部分もある。
今日では、高いボディ剛性が他のアラを強調する触媒のような状態に感じるかもしれない。
以前に置いたルポは初期型の検切れ車で、イメージカラーのグリーンメタリックという個体を5.9万円で並べたら、10日足らずで成約になったそうです。

また、こんな記事を見つけてしまった。

2014年09月01日 | クルマ
全部突っ込んだら負けだと思いますから、紹介されている車種それぞれについてのコメントは控えたいと思います。

まぁ、元ネタがSPAで、中古車販売会社の代表が書いている記事だから、眉毛を湿らせたうえ、割り引いて読んでくださいよ。

記事のタイトルが、「世界の名車ジャガーが35万円!? 中古外車はいまが買い時」と素晴らしい

真に受けられるような方は、豆腐の角に頭をぶつけてケガが出来るタイプの方のような気がします。

記事を書いている方は、アメ車の中古車を中心に扱っているショップの代表がシレッとさらっと、並行輸入のアメ車を勧めているような記事というのもポイントです。

記事のURLはhttp://nikkan-spa.jp/696915です。
気になった方は、コピペしてみてください。

記事の書き方としては、マニアからの人気・評価の低い車を勧めているという流れですが、なんとなくですが一般人気も低い車だと思います。
若干玉石混合なところがあったとしても、地雷となっている車種やグレードをさらりと勧めていることもあるので、セカンドやサードオピニオンが必要になってくると思います。

同型車のオーナーさんには失礼な表現になることを承知で書きますと、新車時にはそこそこ出たけれども、色々なことがあって今日のような相場になってしまったような車種・グレードが多く、今日の中古車相場は不当に評価が低いとは言い切れない状況ではないかと思います。

新車価格から大きく値落ちしてしまうのは、人気だけでは片付けることのできない、いろいろな理由があるのですよ。

記事のタイトルともなっている35万円のジャガーはフォード提携期にモンデオをベースとして造られたXタイプです。
今日の感覚では、20万円で170系前期クラウンを購入するのさほど変わらないと思う。

当方もたまに、どんな車がいいかと相談を受けることがありますが、その時は誰もが思いつくような、ベタでつまらないと思われるような車種やグレードを真摯に理由付けして紹介します。

自分の趣味や拘りを前面に押し付けたような車を勧めるような方、人が気になっている車を否定から入ってアドバイスをするような方は信用しない方がいいとおもいます。

補足
さほど車好きでもない方に「プリウスを新車で買う予算があるなら、認定中古車で輸入車を買ったほうがいいよ。」的な発言をする方には距離を置きたいですが、「その予算で買えるフェラーリを見付けたよ!」といってくる方はちょっと気になるので、見失わない距離で仲良くはしたいと思います。

念願かなって乗ることが出来ました。

2014年08月31日 | クルマ
コロナを車検に預けた際に貸していただいた代車は、平成23年式のプレミオでした。

ただのプレミオではなく、フル型式で表記するとDBA-ZRT261-AEXGP(S)となる、最上級グレードの2.0G“SUPERIORパッケージ”です。

しかも、タダの最上級グレードではなく…
270万円する本革&運転席パワーシートになるプレミオの最上級グレードに、VSC&TRC、寒冷地仕様、AI-SHIFT対応のライン装着HDDナビ、インテリジェントパーキングアシスト、G-BOOKXm用通信モジュール、ライン装着のビルトインETCとほぼフルオプション車でした。(メーカーオプションの総額は約60万円です。)
ディーラーオプションも、専用のフルセグテレビチューナー、ステンのエッジガード、ウエルカムライト、4方向のコーナーセンサ、オートリトラクトドアミラー、高いほうのフロアマット、ラグジュアリータイプハーフカバー、トレイ式トランクマット、ドアバイザーと抜かりなくついておりました。(ディーラーオプションの総額は約20万円です。)

定価で考えると乗り出しで400万円近く掛かるプレミオです。
世間様が考えるよりは150万円近く高いとおもいますが、その値段に見えないところがミソです。
この個体についていた装備の中には、先ごろの小改良でカタログ落ちしてしまった装備が付いていまして、現在購入可能な新車より、痒いところに手が届く装備が充実しています。

惜しいところは、オプション塗色のパールホワイトクリスタルシャイン(#070)ではなく、ブラッキシュレッドマイカ(#3R0)だったことです。

ここまで完璧装備に揃ったのは珍しいのですが、ライン装着HDDナビとVSC&TRCを装着したスーペリアは、そこそこ見かけます。
ボディカラーは、ベタにパールホワイトが多いかな?

金曜日の夜に借りて水曜日の夕方に返したので、結構な距離を乗りました。
13,600km台で借りたのですが、途中でオドメーターは14,000kmを超えました。

今シーズンの車検関連で借りた代車の中では、最も燃費が良かった(フーガの2.5倍ぐらい走りました)ですし、5ナンバーセダンなので初めて入る城下町の細い路地でも取り回しは楽でした。
トランクスルーがついているセダンなので、その気になれば車中泊が出来るのも魅力のひとつかもしれない。

補足
ディーラーで引き取った車でして、前オーナーさんは運転を引退されたそうです。
3年落ちで、1.4万km少々で傷ひとつない内外装。。
パールホワイトだったら、ネタ感満載過ぎて購入していたかもしれない。

こんなのが出てきた

2014年08月24日 | クルマ
ひさびさに写真付きのエントリーは、アリストに関する話題です。

本日の早朝から中途半端だった、内装掃除の続きをしたら写真のようなブツがセンターコンソールの下から出てきました。



1985年につくば学園都市(当時はまだ、つくば市ではなかったはず。)で開催された、科学万博(もしくは、つくば博)のマスコットキャラクターであった、「コスモ星丸」が描かれた、ココスのマッチです。

これを見て、“懐かしい!”と素直に思えた方は、当方と同世代以上の方ではないかと思います。

御年79歳の大叔父(父方祖母の末弟)は当時の年齢は50歳前後なので、持っていても何の不思議はないのですが、1991年11月に登録されたアリストの中から出てきたことがポイントとなります。

つくば博の開催期間は、1985年3月~9月なので、その6年後に登録された車の車内から出てきたことになります。

大叔父はつくば博開催当時は、角目4灯の初代ギャランΣ(3代目ギャランとも言う)に乗っておりまして、翌年GX71型クレスタスーパールーセントに乗りかえました。

2台前の車に乗っていた時に行ったイベントのマッチが出てきたのが素敵なところです。

車内でマッチでタバコに火をつけるのは、ユージの助手席に乗っているタカだけかと思っておりました。

たしか、ココスが会場内のレストランでしたよね。
まだ、独身だった叔父(父親の弟)さんが、富士通の電算機を導入したら、大量に入場券を頂いたので、親戚関係はほとんど言っておりますし、当方は5回は連れて行って貰いました。

補足
当方は、2001年1月1日に当時の自分から年賀状が届いたぐらい、科学万博を満喫しました。