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なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

西奥に潜む日

2023-06-17 | 
KMBさんと落ち合い、西奥へ。
特に何を登ろうと言うわけでもない、でも気候の良い時期に赤岩で過ごすのは楽しい。

44でOさんとHさんと落ち合い、4人でクリスタルフェースへ。

「上を見て」の右側一部、少し崩れたようでしたね。

Hさんが「サバイバル」を試し打ち。
横でなんとなく「サプリ」に登る。

ドキドキが楽しいルート。
ハアハア言いながら、何とか登りきる。

上からHさんの登りを見学。

Oさんは「サプリ」体験。

ちょうど写っている辺りが、2年くらい前の破壊により、難しくなっている。
以前に増して足使いが問われるラインとなっているが、その部分は越えていく。
さすが! 
そして見た感じ難しく見えないのに登りだすと戸惑いだらけなのが「サプリ」素敵なところ。
破壊後の体感は11bです。

KMBさんの「Mr.オタル」ビレイととかげ下の整地。
クリスタル下に戻ると、爽やかな風の中おしゃべりが続く。

まったりおしゃべりした後、せっかくだから「サバイバル」を登る。

右向いたり、左向いたり、登っても見てても楽しいルート。
でも、「サプリ」に比べると余裕。
「サプリ」を先に登ったから、「サプリ」に畏敬を感じる方が強い。

天気のよいクリスタルフェース、ひと気のない素敵な場所です。

セミの声に包まれて

2023-06-11 | 
正確には、エゾハルゼミ、ツクツクホーシ、エゾアカガエル、そして多分イソヒヨドリの素敵な鳴き声を、いつもの場所で聞いていた。

イソヒヨドリは自信がないが、青くて大きめでお腹オレンジで鳴き声キレイとなると当たりじゃないかなあ。

そんなことより、ソルジャーブルー。

リビング写真をうまく撮りたいが狭いからうまくいかない。
どこが平らかわかりませんね。

今日はカノマーが付き合ってくれた。
いつものようにヌン掛け便、トライ便、回収便の3本。

この2週間。仕事中も核心のガバ取り方法を考えていたらあっさりできた。
右に行くことばかり考えていたら、左が見えなくなっていた、ということらしい。
でも右に行くために努力したおかげであっさりできたとも言える。
クライミングは楽しい。
これでもうインチキグッズはいらなくなった。

しかし、力の維持とランナウトの怖さに耐えなければRPはない。
5,6ピンをつなげて、核心に入れる力をどう維持するか、そしてその後、ヨレヨレ状態で残りの10mをどうこなすか…。

ヨレヨレ回収中に下を撮りたくなる。


誰かいるかと峠に立ち寄る。
44に新年のあいさつをしていない方がいるとのことで行ってごあいさつ。

マグニチュードも楽しそう。

自宅に帰ると、注文していた古本が届いていた。

1966年の岳人8月号。北海道特集。
「赤岩山」という記事もあり。

雨音に包まれて…

2023-06-04 | 
3日、天候不安定の中、ごり押しでソルジャートライに行きましょうと伝えたKMさんから、義経岩の提案があった。
ソルジャーと比べ場所的緊張感がないのでホッとして提案に乗る。

午前中はずっと怪しい天気の義経岩。
それでも、何とか登れそうと聞きつけた皆様が集まった。


湿り「南中央」に始まり、「ならの木」「ジュスティーヌ」ねらいのための「子ジュス」2.3回、を登る。
「ならの木」が不思議で、登っている最中にズボンが濡れるほど雨が降ったが、岩は濡れない。
フリクションも変わらない。

午後になると晴れ間が多くなり、ジュストライができる感じになり、KMさんと手順探りができた。


となりでは、ON&KBさんたちが「南中央」で遊んでいる。

5人で、「明日も義経ぐらいしか登れないね」と話しつつ過ごす。

で、4日、Eさんと義経へ。

朝はよい感じ。

KMBさんが到着したころも、晴れていく希望があった。
前日は、雨→晴れ間、というわかりやすい変化だったが、今日は雨と太陽をくるくると繰り返す。
時には、洞爺湖対岸が見えなくなるし、こっちは降っていないのに林道の向こう側は降っている時間帯もあった。
着いた時間はよかったので「南中央」でアップ。
雨を待って、「看板~凹角」ラインで「看板~弁慶」にヌン掛けして遊ぶ。

1時過ぎに待ってもしょうがないと思い、ジュス探りに行く。
しばらく探っていると、かなりの土砂降りになってきて「やめましょう」という感じになった。

やめて片付け終わると、また爽やかな天気になってきた。

雨の音を聞きながら新緑と、時折差す日の光に癒された日。

暖かくなってきた

2023-05-27 | 
今日はパートナーを変えてのソルジャーブルー。

こんなところに付き合ってくれる人が複数いるのはうれしい。

ここ3年ほどで、知人4名がRPしている。
痕跡も見かけないし噂も聞かないので、他の記録はないと思う。
そして現在、付き合ってくる人、くれそうな人が4名程度と、もしかしたら、と思う人が2名いる。
幸せなことだと思う。

12dというグレード、撮り付きテラスへのユマーリングか10a程度の登り、支点数11本という長さ
困難な条件が整っているところに、6~8ピン間のランナウト恐怖などなどで、とても痺れるルートだ。

今日のお付き合いは、カノマー。
日程が合うことは珍しいので、ありがたいし楽しい。

インチキヌン掛け便で核心以外を確認して、2便目がまじめなトライ、ヨレヨレ3便目で回収というサイクルが定着しつつある。
今日は2便目に核心練習を3回もやったせいか、回収便はヨレヨレ+ボロボロ。
それでも今年初の時のように大フォールはしなくなった。

ヨレヨレになってから簡単ラインでクールダウンしたい。
で「デビルズダンス」10a/bへ。
いちいち長いレストをしながら、何とかノーテンでクリア。

2人とも満足に包まれて終了。

日の当たるソルジャーブルーを眺めて、登れている自分を想像し悦に浸る。
よい景色と経験を共有できる相手に感謝。



よく一緒に登るみなさま全員にシーズンのご挨拶完了

2023-05-20 | 
ソルジャーブルーは、これで通算10日目。
自分でヌン掛けし始めてからは2回目。

今日も海と空のブルー、そして新緑の緑に包まれる。


取りつきテラスのリビング状態も安定してきた。

ザックもブルーで、爽やかな青を演出するが、登る壁自体は日が当たらない。

ヌン掛けを、付き合ってくれているKMさんが半分引き受けてくれたので、1便目は7~10ピンのヌン掛け。
ヌン掛け便では力を使い切りたくないので、核心はインチキで越える。
向かいの不動岩稜には、日が当たる。

取りつきテラスからは、不動岩稜3ピッチ目左ルートがよく見える。
クライマーがいたので、思わずパチリ。

ソルジャーブルーは、日が当たらない方がいろいろ安定して取り組める。
だから早朝から取り組んだ。
2人とも3便出す。3便出すともう登れない。

13時を過ぎると壁の一部に日が当たりだす。
という訳で、早々に回収便。

回収便から降ろしてもらう頃には、壁の大部分に日が当たる。
14時前に活動を終えた。

片付け後、祝津側の駐車場から赤岩峠に移動。
今シーズン、まだ挨拶を済ませていないS-さんが西の方にいるだろうと思い、西に向かう。
すると、44に知った方ばかり6人の皆さんがワイワイやっていた。
しばし談笑を楽しみ、すっきりした箱庭エリアを除く。

S-さんがビレイしてくれたので、「もみじ」10aと「錦鯉」10bを連続で登る。
疲れた体にほどよいクールダウン。

箱庭の上からの眺めもなかなかのものだ。