なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

晴れたのに~!

2018-10-27 | 
SCW予報(https://supercweather.com/)と低気圧の位置から、赤岩周辺は小雨程度済むのではないかと考えた。
だめなら土木作業をするつもりで、木漏れ日岩へ向かう。

9時ごろ三社神社に着くと結構雨。これはSCWの予想とは違う。
ここからオタモイまでの遊歩道はまだ歩いていないので、小雨の中お散歩。
すると晴れてきた。


中間にいきなり現れた三角点。



唐門、中にホールドつけたい。

遊歩道下で見つけた岩。

ランディングがイマイチなのことを気にしなければラインがひけそう。
44と同じ感じの固い岩。

雨も完全に止んだので、木漏れ日岩に行こうと車に戻ると、積みっぱなしと思い込んでいたクライミングシューズがない。
しょうがないから、土木作業。


岩の真上で倒れていた木を根こそぎ落とす。
いっしょにはがれてきた岩の上の土の層をはぎとろうと頑張ったが、全ては無理だった。

天気はすっかり穏やかぽかぽか。鳥のさえずりと木漏れ日に包まれちょこちょこと土木作業をして終了。
靴忘れが惜しまれる。

木漏れ陽岩

2018-10-21 | 
車が使えないし、先週のダメージが抜けきらないのでどこかに行くのをあきらめかけていたが、
Kさんが乗せてくれた。
えーじさんが開拓しているエリアへ行く。
『独歩』3日目。

なんとかクリア。
2枚目の写真の左足ヒールがなかなか離せずバタバタする。
おもしろいルートです。

Nさんが来て、すごいラインをすごいムーブで登る。


えーじさんも来て、周囲を本気で整える。
ピッケルでじゃまな岩を起こし、のこぎりで根を切り、なたで木をはらい、デッキブラシで岩を磨く。

できれいになった岩のひとつをKさんが登る。


みなさんでもうひとつ岩をきれいにして、新しいラインを試してみたりしているうちに暗くなり終了。
木漏れ陽岩の木漏れ陽が美しい秋晴れの1日。

雷電北西壁ダイレクト

2018-10-15 | 
カノマーに誘われて北西壁ダイレクト。
カノマー相棒Kさんを加え、以前とは別の3Kトリオ。


年配者かっぱは(泥)臭いとこ登れと言われるのかと思っていると、どんどん登ってくださいとの言葉。心を躍らせたお調子者に自然はそこそこ厳しかった。
1P目、4級A1のボルトが見当たらない。
「フリーで行けないかな?」と、心のどこかで思っていたので、ついついボルト面を見逃す。おっかなどっきりの核心が2回のクライミングを、ハーケン3枚とカム&ナッツでなんとか突破。

後で分かったが、登ったのは人工ルートは少し左(向かって)でも、ごつい終了点はどちらにもあった。

このリードに1時間以上かかったことがこの日の運命を左右した。

2P目はカノマーリード。
1P目でほぼ満足しているかっぱにやさしく話しかけてくれる初対面の若手Kさんと浮世を離れたところで世間話。

3P目。
まだちゃんとわかっていないかっぱは、「3級でしょ。」と言って、ギアを適当に持っていく。
つたのからまる岩地帯を突破すると、結構垂直な壁。
ちょうどいいカムを持ってきたはずなのに、手元になくまたまたドキドキクライミング。
凹角の抜け口の木に支点を取って一安心。
一息つくと少し降っていた雨が本降りに、目の前の穴倉に身を隠す。


目の前はこんな感じ。

写真の木がほっとさせてくれた方。

30分ほど、穴倉に身を潜めていると雨が上がってきたので、下から電話。
「登ります」「はい」


その後のリードは任せ、なんとか5P終了点まで行く。
天気はいまいちで、時間も遅い。
「7P目の岸壁だけでもみたいよね。」ということで、さーっと登ってみる。


見事なすっきりとした岩が広がっている。
どこにでも素敵なルートが作れそう。
でも登る懸垂支点が見当たらない。
おそらく、7P終えてまとめて5P終了点まで下るのだろう。
木もないのでブッシュ帯をクライムダウン。

そこから土砂降り。
大急ぎで懸垂をくり返し下山。
最後の懸垂で真っ暗。
約12時間の行動時間でした。

景色も自然も人々も充実した1日。


西の方の海岸ボルダー

2018-10-08 | 
寝違えて首と肩が突っ張って痛い中、誘っていただいたので、できて間もないラインを遠慮なくいただいた。

こんな岩や

こんな岩も

あるけれど、

登ったのはこれと、


これの赤いライン。

下に取り付いているラインは、体の向きがくるくる変わっておもしろいけど、かっぱには荷が重すぎ。

しかし。
無理だよなー、と考えるのではなく、「ここ使ってこうしたいよね。」という発想が大切であると波音を聞きながら学んだのであった。