なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

秋晴れ

2009-10-17 | 
日曜に急に仕事が入り、誰もいないけど、とりあえず赤岩へ。
足腰の鍛錬とあまり行かないところを探検してみました。

最初は、西赤岩山を経て、3つの岩塔を眺めてみる。

ロープをかけて、シャントで登ってみようかと思っていたけど、もろそうなのでやめる。しかし海側からもそのうち見てみたいものだ。
沼崎新道を経て、カラス岩を確かめ、玉子岩を確認する。ボルダーとなっているけど、地面が悪すぎ。マットなし人なしではできません。
10月としては、とても暖かい。そのまま、海へ。
ボルダーにはたいして興味がないのだけど、海辺のボルダー見学。
Aロックから、Dロックまで見て歩く。

で、Dロックで岩の崩落を発見。岩も20年以上経つと変わるものですね。レイバックしすぎではがれたのかな。


もどって、AロックとBロックに課題を作ってみました。
ボルダーのグレードはさっぱり分からないので、自分の記憶用。


Aロックは海側の課題で、手前に岩があるので、落ちてはさまって死んだら、海側からも多分見えない。するとそうなった場合、発見されるのは来年の夏かしら・・・?などと、不吉な妄想が浮かびだしたのでやめる。

峠でラーメンを食べて、午後から猫岩にロープをかけ、シャントで『マンダリンの洒落た香り』を探ってみた。ロープが太いのでいちいち手繰らないと、シャントが手元に来ないので、核心部はけっこう緊張してよかった。ちょっとリード気分。

ミナヅキフェイス

2009-10-12 | 
赤岩に、最近開拓されたルートがあると聞き、さっそく行ってみる。
アプローチがどうなるか分からない、こういう時は、おなじみUくん。
場所は、不動岩稜とミナヅキ最終ピッチの間。

これは、オンサイトパレードとばかりに行けそうなところへ取り組む。

これは、『コジコジ』5.9に挑むUくん。
かっぱは、『コルセッティ』10aと、『スフォルツオ』10cを無事オンサイト。

『スフォルツオ』は、安心して足ブラになれるので、うまくなったような気にさせてくれる快感ルートでした。

他は、そのうち・・・と思って触らず。
開拓されたみなさん、どうもありがとうございます。

ミナヅキフェイス全景


帰りは何をとちくるったか、ミナヅキリッジ最終ピッチを行ってみたら、ボロボロで、時々小さい垂壁が出てきておっかなびっくりでした。

その後、一度昼ごはんで峠に戻り、44まで行くと、クライミングシューズを忘れてて、また車に戻って、Uくんがファイヤーマンやるというので、ファイヤーマンを一度付き合って、荷物を置きっぱなしだったので44に戻り、一度だけ『折り込みセンター』をやったら、なぜかまたファイヤーマンをやるという話になって、ファイヤーマンにもどるという行程でした。

出会いの赤岩

2009-10-04 | 
いい季節に岩を逃してなるものか!
仕事で疲れた精神にムチを入れ、きっかけ作りのパートナー探し(出会い系みたい!)
なんとか、美女ならぬむさくるしい系美男のOくんがヒットしてくれて、赤岩に行く。

とりあえず、猫岩で、ジェードルを登り、その後、洒落た香りをかいでいると、現れたのは、赤岩師匠連合。しばし教えを請う。
ありがたや。
奥リスに移動し、フランケ右で、懸垂の詳細などを確認し、西壁に行こうとすると、先行パーティーも西壁を目指すというので、44へ。晴れた日曜なのに、1パーティーしかいない奇跡を感じながら、見ると登ろうとしているのは、ブログ『ピリカヌプリ』のしょうたろさんではないか!思い切って声をかけるとまさしくその方。これまで幾度となくすれ違い、出会っていなかった御方と出会い、感激。『おはよう』を登るOくんをほとんど見ずにお話する。

先行パーティーも、いなくなったかと思い、日曜なのに誰もいなくてもったいない44を後に、西壁へ。トカゲの洞窟の前には、青巌峡時代によくお話させていただいていたN原夫妻が・・・。「おー。」などと、山や岩場での事故の話をしていると、このブログを見てくれていることがわかり驚く。

ようやく、西奥に取り付いた頃には、予報通り小雨がぱらつき始めたが、なんとか60mの2Pで、終了点へ。


懸垂し終わり、ロープを片付ける頃には、けっこうな雨。
出会いをもう一度分かち合えるかと思ったけど、みなさん、もうお帰りでした。

しかし、どの方々も、あいさつの次は、「なっちゃんかわいいね。」
岩場で、なっちゃんフィーバーが起こるのも間近?