行くんだったら、奥の三角点2つも踏みたいなあ、などと言って向かった瓦斯山。
奥の三角点どころか、瓦斯山一つ踏むのにヒーヒー言いました。
まず、渡渉。
まあ、これは何ともなくこなす。
なんか、かっこいい滝があるらしい。
ということで、あまり考えずに奥に進むと…。
あら、すてき。
ほれぼれ眺めても先には進めない。
戻るかどうかなどと考えていると横にルンゼが!
では、ここから
と言いながら、登りだす。
これが苦難の始まり。
急斜面が続く。
で、それを越えるとやぶやぶとヒダヒダ地形。
スキーを付けたり外したり・・・。
下の写真はようやく歩きやすく! なったところ。
なんとなく先行きも見えてくる。
けれど、やっぱり藪が濃い。
そこでスキーを置いてツボで登るが、これまた登りにくいこと。
ズボズボやぶやぶ斜面を、がに股登り、ひざ登り、ストック加重登りなどあらゆる技を駆使して登る。
そして、ようやく展望が!
到着となりました。
積雪量、足回り、のん気な計画などなど、次に生きる? 1日となりました。
体はたっぷり使って満足。
札幌は、この1週間雪かきの連続でした。
なので、そろそろ春香山も大丈夫かな…? ということで、Uくん&しょうたろさんの3名で出動。
雪が降ったし、車がいっぱい止まっていたらどうしようと思ったら、
なんと1台だけ。
春香山人気にも陰り...!?
気温がとても低くて寒いので、あっという間に土場を経て稜線へ。
この頃には天気もピカピカ。
気についた雪の感じもよくて、満足して進む。
Peakゲレンデを登る。
スノーモービルの一団が、Peakゲレンデの上の方を、なんと真横に横切っていく。
それはないなあ、と思っていると次々にやってきては、深雪を削り取っていってしまった。
昔はこの斜面を横切るのは遠慮してくれていたのになあ…。
天気もよく風もないのでPeak脇の広場でのんびり。
しばしモービルのことを忘れ、いつものように自然に抱かれる。
春香は何度来ても優しい。
さて、お楽しみタイム。
1回目はモービル荒らしの場所にはまったので、登り返して樹林の間を滑る。
積もったばかりの雪がほとんどらしく、とても埋まるのでスピードは出ないが、結構いい斜面も滑れて大満足。
この日、唯一の3人パーティーさんたちとお話も楽しんで、いつものようにそそくさと下山。
久しぶりに春香に複数名で行った。
天気がいい日はみんなで登るいいですね。
ここ数年考えていた轟鉱山からの阿女鱒岳。
少ない雪と天気に加えて、付き合ってくれる人がいて実行。SSKトリオで未開の地へ。
少雪で、低い標高からは登りにくいが、林道のあるところは行ける。
ラッセルが少ないので距離を稼げる。
温暖化や夏の水不足など心配は尽きないが、こんなときしかできない厳冬期のロングコース。
以前から興味津々の轟鉱山白井川沿いの林道を詰める。
いつごろか…? こんなところにも小学校があった!
ということは、集落があった!
地図で点線道の分岐を越えると不明瞭。
尾根に上がる。
670m横長ポコの右コルに出て、沢に降り、沢右岸尾根から、池マークのコルを目指して標高を上げていく。
阿女鱒岳西の稜線に出ると、せっかく晴れていた天気も怪しい感じに変わっていく。
そして、PEAK台地へ。
で、これがPEAK。
2008年に落合ルートで来ているが、こっちのルートの方が変化があっておもしろい。
かなり白い状態になったけど滑ります。
本当は、西の尾根をたどって、上から林道入り口まで戻りたかったけど、天気が今一なので、ほぼ来た道を戻る。
で、ところどころ沢型処理を楽しむ。
林道に出て安心しながら、ウロコ板を走らせる3人組の姿があった。
林道歩き、ブッシュいいとこ探し、よさげな斜面が広がる風景、広い樹林稜線歩き、広い平らな台地歩き、周囲をぐるりと見渡せるPEAK。幅広斜面に沢型斜面、などなど、楽しみいっぱいのルートでした。