なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

旧知のみなさんと

2021-08-22 | 
またセバチバナ。


今日は一緒に5名、+現地1名、総勢6名のクライマー。(+ファミリー2名)
6名中2名は、久しぶりの方々。
縁があってまた登る。素敵なことだ。
Hさん、Tさん、到着するなりポンポン登る。


負けてはおられんと「ビックママ」をやる気満々。
「夕日」を登り、トラバース作戦で終了点から懸垂、じっくりホールドを眺めながらヌン掛けする。
2便目はけっこういい感じ。

でもママは振り向いてくれない。
そういえば、義経ではプリンセスもなかなか振り向いてくれなかった…。
同じくチャレンジしているWさんも、似たようなところで落ちる。

先週、キッズにはすぐに振り向いてくれたのに、ママは子どもにしか優しくしてくれない。

少し久しぶりのカノマーが現れ、陽水3部作の終了点整備を行うために「海へ来なさい」を登る。
トポなしルートの登りをみなで眺める。

さすがですね。

「ビックママ」の最終ピンが緩んでいる話もしてあったので、スパナを借りて締めてきた。
初体験だが、ボルト打ちカノマーの話をちゃんと聞いて行ったので問題ないでしょう。
安心して、3便目を出したがやっぱり持ちません。
難しくないんです。持久力だけの問題なんです。
ママー。

旧知のみなさんとワイワイ楽しくセバチの風と砂を満喫。

ガバは持てれば落ちないのだ

2021-08-15 | 
本当に涼しくなってきたセバチバナ。
今日はキッズを含む2家族も参加してくれた。
先週はママから浮気して、ひどい目にあったので今日のねらいははっきり「ビックママ」
Wさんもやってくれるのでやる気も上がる。


1便目、ヌン掛け。もう持久力だけなことはわかっている。
もたせる小さなか工夫を重ねることが鍵。
2便目、中間部で落ち。あらら、と思いながらも2週前からの懸念事項処理にあたる。
まず、終了点に取れずに残る環付き。

この他にちゃんと動くカラビナ2枚をつけていたのだが、どうもこれがあるせいでやりにくい。
油をさして待つこと5分、環が回り回収成功。

もう一つが終了点ボルトの一つについているさびさびステンビナ。

こちらはどうしても取れなかったので、写真のように2番目のくさりにカラビナセット。
今後何とかして外したい。カラビナにしておけば交換も楽。
ちなみにここは3本のボルトで終了点固定されている。だからまあこれで安心でしょう。

上で作業しているうちにキッズが登ってくる。

時々腕をシェイクしていたものの、するすると終了点へ。
下りてから聞くと、「このルートは疲れない。」とのこと。
それで表題。「そうか、持てれば落ちないのか。」

という訳で3便目、ラスト3手まで迫るが、決まり切らないところを持ってしまい持ち直しているうちに力尽きる。
持ちそこなったから落ちた訳で、持てれば落ちなかったのか、と感じいる。
キッズの格言だ。

同行Eさん、「高浜の白波」ver直上推定10dを無事RP。

Wさんは、この日初めて「ビックママ」トップアウト。
自分もよく考えたら1テンで抜けたのは初めてか。
キッズはカニを26匹捕ったとのこと。
みなさんよい成果がありましたね。


セバチは涼しい?!

2021-08-09 | 
本当は泊りの沢に行く予定が、前日の雄冬カヤックツアーになってしまった日曜日。
お誘いいただきセバチバナ。


暗雲が立ち込めているいるかのように見えるが大丈夫。
ここは小雨の影響は受けない。
それに砂でざらざらしているから、湿っていてもフリクションは変わらない?!

前日の疲れが残っているので、ボーっとしている。
なんとなく『モッコライ』でアップする。これは体感10b。
ここのルート名とグレードはいつまで経ってもなかなか覚えられない。同行のEさんが確認してくれるのでようやく記憶に残り始める。かなりの回数来ているのにね。


先週、暑くて初セバチでのクライミングをスルーしていたスーさんは、この日は勢いがある。
『モウニチャイ』 『モッコライ』『マクシー』と立て続けにRPしていく。

かっぱは噂のトポなし三部作の一つ、 『海へ来なさい』をやってみる。
1回目は、7ピンのうち3ピンまでしか行けない。いちいちピン間隔が遠くて怖い。
2回目は、これが本当のテン山というくらい時間をかけてトップアウト。
グレードは11aだかbだかって言うけど、「長い、怖い、岩もろめ」の3拍子揃っている。
感覚的には、普通の長さの11aをやって、短めの10cを2回連続でやる感じ。
ホールドはたくさんあるけど、いいのかどうかはうまく体を効かせないとわからない。そして全てランナウト気味…。
とても疲れた。果たしてまたやる気になるだろうか…。

かっぱが『海へ来なさい』を2回目やっている間に、他のみなさんは大盛り上がり。
『高浜の白波』10bの直上(体感11a)ホールド探しや、MさんFさんは、あちこち練習したりRPしたりなどなど。


少しさびしくなったので一口焼肉タイム。

「海で泳ごうか。」などと話していたが波が高い。スーさんは波に向かって行ったけど、前日十分泳いだのでやめておく。

最後に「高浜の白波」大会に参加。

最後のドキドキ感面白いですね、このルート。

この日もたっぷり遊んだ1日となりました。

雄冬の海へ。

2021-08-07 | カヌー・水遊び
泊りで沢に、という話だったが天気がよくわからない。
とりあえず晴れている今日、どこか行こうという話になり、なぜか海になった。
前々から気になっていた雄冬岬。
しばらくぶりのUと車をゴールに回し、千代志別からスタート。

日本海側はここ20年であちこちトンネルが増えたと思う。トンネルができると古い道が使われなくなるので、そこに人が行かなくなる。
人が行かなくなると、気軽に行ける秘境が増える…、という持論にもとづき、ねらっていたところ。

もう、眺めだけで十分。Uと2人でほとんど会話もなく漕ぐ。


雄冬岬の手前に岸壁に囲まれた小さな湾があったので、大休止。
テーブルみたいな岩でボーっとしているだけで十分幸せ。


何度か泳いでいるうち出会ったクラゲさん


岸壁と岩の間を進む。


クライミング的な目で見ているとあちこち登りたくなるが、同じことを高いレベルでお考えになる方が途中にいらっしゃいまして、びっくりする。

登って飛んでます。

雄冬大壁が見えてきた。

目を凝らすと数名のクライマー発見。
上陸すると旧知の方もいてしばし談笑。
こういうの楽しい。

最後は白銀の滝に向かっていく。

真水に打たれて終了。

こんな景色に包まれて幸せです。

泳げるか! セバチバナ

2021-08-02 | 
暑いから泳ぎたいと思う日々。
セバチに行こうという声が聞こえてきた。
それは泳げるぜひ! と言ったが、セバチで泳いだことがある訳ではない。
海のそば=泳げる、という単純思考が地味に波紋を呼んでいたような日曜日。

ここはいいなあ。

とりあえず「泳ぐ」に誘われて参加してくれたしょうたろさんに「スペアリブ」を登ってもらう。

あっちでは、初セバチのすーさんとWさんが「モッコライ」にチャレンジしている。

来たからにはしょうがないので、「ビックママ」のヌン掛け。

慎重に変な恰好っておもしろい。

誰かのビレイをしたり、Kさんのギターを順番に奏でたりしているうちにみんないよいよ暑くなって、海に入ろう!となるが、波が高い。
浅瀬をさっさとパスして、深いところに行く道を探るがなかなか見つからない。
おまけに波が荒いため、かき混ぜられた水は透明度0。
いやいや…。


午後2時を過ぎると曇ってきて涼しめ。
Kさんの「トビー」ビレイをしながら懐かしむ。

「ビックママ」をあの手この手で力をもたせて登ろうとするが、もたず。
3テンくらいで回収便。

Eさんは、無事にねらいの「スペアリブ」を落とし、暑さにやられたおじさんたちで祝福。


夕日がきれいな日でしたね。
「ビックママ」と「トビー」の終了点カラビナは交換。
今ならゲート空きますよ。