なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

海を目指す

2014-08-30 | カヌー・水遊び
今年は、まだ海に行っていなかった。
小樽を目指すが、海の際まで行くと気温が下がる。
風が強い。
ボルダー探し。


久しぶりにオタモイの海まで足を伸ばす。
海に降りることにうるさくなっていたが、せっかく来たので下りる。


写真の細い魚は、上から見ると青緑。とてもきれい。
寒くて、すぐ潜っていられなくなり、ボルダーごっこをしたり、浮かんだり、温かいタイドプールを巡ったりする。

最後はトノサマバッタを追い求め、なんとか一匹捕まえた。
今年は生き物を眺める夏だ。

赤岩探査1

2014-08-24 | 

1週間ほど前に、大変ありがたい本を手に入れた。
編纂された方々のおかげで、週末が充実するのはありがたいことだ。
終了点の整備や、ルート情報収集と整理にはかなりの努力があったと見受けられる。
その努力を少しでも察するために、古い赤岩本との違いを感じながら登りたい。

今日の赤岩は、まずまず混んでいる。
観音岩もトリコニーもチェックしたいルートはあるが、人がいたので東のチムニー岩まで上がる。
すっきりしたラインが入れられている、その名も『左ダイレクトルート』。
順調にリードするが、セカンドでしょうたろさんが登り始めたとき下部の岩がガバッとはがれる。
取れた跡には、ダンゴ虫がいっぱい。
蝕まれた岩肌が露出した。赤丸部分がはがれたところ。

幸い大事には至りませんでした。


中山ハング横の『トルージョン』が紹介されていたので触ってみる。
難しい。


トリコニーに移動。旧ジェードルルート、A1だった『トリコニーアラメール』11a。
下から見ると安心できそうなボルト間隔。
多少難しくても何とかなるかと思って取りついたが、ノーテンと言うわけにはいかない。

昼食後、奥チムニーへ。
腰が入っとらんの左にも右にもルートが書いてある。左は、『エルコンドルパサー』
そう言えば、誰かが「コンドルは飛んでいく」というルートがあると言っていたような…。
取りつき方がよくわからないので、とりあえず右の『打々っ子』に登る。
長くて快適なルート。
懸垂で降りながら、『エルコンドルパサー』を偵察する。
下部はよくわからないが、中間部は微妙なバランスで登りおもしろい。


続いて『右ルート』、「これ新しい本に残るんだ。」と思いながら、「残ったなら」と思い取りつく。
下の方はノープロですな。

『ファイヤーマン』が10c表記になり、『直上ルート』が、11cとなっている。
触るかな思いつつ行くと、大盛況。

『なめこスラブ』を2度ほど登り、戻るとしょうたろさんに『直上』をやってー、コールがかかり、挑戦。


難しそうでした。

カタルップ沢

2014-08-18 | 沢登り
16日土曜日は、カタルップ沢~神威岳。
午後発の1泊しか日程が取れない中で、楽しそうな沢を厳選。
カタルップを選択。
結果、ぎゅっと詰まった沢でありがたい限り。

15日金曜、8時ごろにトッタベツヒュッテを横目で見る。
今回は3人なのでいいが、夜の林道はなんか切ない。
小屋前で楽しそうに飲んでいる様子がうかがえたので、そのままゲートまで。
ゲートは開いているが、ゲート前にテント泊。

16日、5:40にカタルップ沢前に立ち、時間が速いので様子をうかがう。


6:00、出発。
すぐに小滝が続く。


へたり始めたゴム底沢靴に滑るといううわさが不安だったが、どこの沢もそんなに変わらない。
7:30、950m、10mの滝。
水流の左を登る。


990mくらいからゴルジュ続く。
とても幸せ。


幅が広くなり、渓谷がV字になってくると、1150m付近の40mの滝が現れる。


しばらくはまた、小滝をどんどん登り続ける。

1300mくらいの滝がかっこいい。
V字渓谷間に遠目に見えて、じわじわと近づいていく感じがいい。

ほぼ水流を直登。


いくつかの小滝を越えると、源頭の雰囲気。


10:10、神威岳Peak。
戸鳶別方面を眺める。

北に伸びる尾根上にけもの道を見つけ踏みいる。とても歩きやすく驚く。
GWにも来ていたので、1400mくらいでふり返る。

雪と緑の稜線を近い期間で見られてうれしい。

1348mから、カタルップ本流を目指して降りる。
最後は、上から20m、8m、15mの3段の滝を一気に懸垂して、本流に飛び出す。


14:00、カタルップ沢出合い。

お楽しみばかりを1日で通り過ぎて、もったいないやら申し訳ないやらの気持ちが入り混じったが、おもしろかった。
若いころに味わう度量があれば、日高に踏み入るイメージがどんどん広がったんだろうなあ…。


富良野岳

2014-08-12 | 普通の山登り
白金野営場に泊まった次の日は、山仲間の集中登山に合わせて、3人の子どもたちを富良野岳に登る。
8:00に十勝岳温泉を出発。


雨の合間のおかげで、雲が美しい。

グミやパン、ハイチューに加え、クロマメノキをパクパク食べ、「つかれた」とか「あつい」とか言いながら、「ありのままで」を合唱しつつ登っていく。



ピーク稜線は、まだまだお花畑。でもちっとも名前が分からない。
薄紫の小さい花がとてもきれいでした。



そして、ピーク。12:00ごろ着だったかな。

集中登山なので、他パーティーをまったり、カップラーメンをいただいたりする。

下山、気温が上がり、子どもたちはかなりヘロヘロ。
しかし、陽光があたったおかげで眺めはいいね。


16:00すぎに下山。
温泉へ。
夜、大きなテントの中は、お化け屋敷と化していた…。