なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

ダメージ大 

2021-10-31 | 
修験で「キツネの嫁入り」12cにトライ中のみなさんが集結していると噂を聞きつけ、仲間に入れてもらいに行った。

最初はN道師匠と2人で交代で登る。
この方に怪我をさせる訳にはいかないので、必死にビレイ。

そのうち本命のSーさんと、Hさんがやってきて、鮮やかな登りを見る。
かっぱは調子に乗って4便も出してしまい、上半身ダメージ大。
もう12台を3便以上やってはいけないと半年前は思っていたのに忘れてた。このルートおもしろいもんだから…。

時間を忘れてみなさんをあわてさせてしまった…。

ブルーポルチェリオ

2021-10-25 | 
タイトルは、こいつ。

青いワラジムシ。初めて見てびっくり。そして調べてびっくり!内容が怖いから書きません。

どこで見つけたかというと、24日日曜のセバチ。
この日は、なぜか国際親善な岩場。

ずっと英語が飛び交う岩場。

Wさんの「ビックママ」雪辱戦への付き合い。
まずは、ヌン掛け「ビックママ」。「マスターでビックママ」というフレーズに内心気に入り、マスタートライ。1テン。

Wさんは、しばらくクライミングから離れていたようで、4便出したが思い通りにはならなかった。ママ厳しい。

Kさんがいつものようにふらりとやってきて、2便で「トビー」をRP。2人で話し一旦、11cで話が着くが、あとで「ビックママも11cでもいいんじゃないか」と話すうちに、「そうなるとトビーは、11dだね」などなど、グレード談義。

そして急に「お目覚め」11bをしたくなって、安心できる2ピン目を開発。

TRも入れて、トライ数3。
3便目は行けると思ったけど、力尽きていました。

しゃべりも登りも「あ~だ、こ~だ。」やっているうちに残照タイム。


秋の空はきれいねえ。


ようやく行けたが寒かった。

2021-10-17 | 
前々から噂に聞いていた積丹のクラックエリア。
Dさんからありがたいお誘いをいただいたので、行ってみた。

アプローチ。

全貌。

温かい時期にくればいいのに、こんな時期に来るから雪混じり強風、寒い。初めてエリアでうきうきしても、気持ちで寒さが吹き飛ぶような年齢ではない。


キャメの6番なども使う2P。まったく自信がないので素直に案内されてセカンドを務める。

Dさんリード。さすがだ。
2P目は、少し上がれば、すぐ急斜面草原だったので引き受けた。
草原間際の出っぱった柱状は、蹴っ飛ばすと大きな塊りで落ちていく。おもしろい。
草原と同じ高さの灌木の丈夫そうなのを見つけて、懸垂。

トップの懸垂中、強風でロープがあおられて、先っちょにこぶができ、柱状の隙間に引っかかって抜けなかったそうで、Dさん右往左往ならぬ上往下往していた。

寒いので、しげみに身を潜めて待っていると虹が出た。


無事懸垂を終える。
寒さで指が効いているかどうかわからない感じだったので、やめとこうということになり、全体像をぶらぶら眺めて終了。

寒いのはすっかり苦手。
でも激しく美しい眺めの1日。

黒いリッジ

2021-10-11 | 
土曜が仕事だったので振替月曜日。
雨の中自宅を出ると予報通り、赤岩の雨はやんでいた。
年1ペースになってきた、赤岩6級コレクションにカノマーが付き合ってくれた。

大壁の頭に出る頃はすっかり岩も乾いている。
大きい壁は乾きやすくてよい。
今日のおめあて、東の大壁「黒いリッジ」最終ピッチを懸垂。
窓岩の窓がバックに見える。

25mと書いてあるから、50m1本で届くかと思いきや、ケミカルに支点をとるとちょっと足りず。

降りてみて、この最終ピッチがどうでもいい感じだったので、登りはパスすることにして、後で「Eクラック」(北大ルート)をやるために、北大ルート2P目終了点まで藪トラバース。
で、また懸垂。


「中央バンド」というより、「坂道ガレ場」を歩いて、「黒いリッジ」取り付きへ。


本当に黒い!

期待の1p目6級+。

写真は核心部付近。+がついている割には楽でした。
5.9というところ。でも支点は腐れハーケンですよ。

セカンドカノマーが、1P目終了点にやってくる。眺めがたまらない。
2P目はカノマーに頼む。短いが一瞬いやらしいところが…。写真がそこ。


終了点が見つけらない3P目を終えると、またEクラック2P目終了点まで藪を歩き、また懸垂。

この懸垂気持ちいいです。あ、50mダブルでちょうどよく中央バンドに降り立てます。

「Eクラック」1P目、「出だしは悪い」のところは、カノマーが難なくこなす。
2P目が秀逸。見ているだけで惚れ惚れする気持ちのよいクラックライン。

この2P目は、何回でも登りたいけど、来るのがちょっと面倒ですね。

東の大壁はこっち側の方が眺めがよい。
来て見てよかった。

ソルジャーブルー

2021-10-10 | 
Kさんが「ソルジャーブルー」12dをお試しトライするというので、見たい見たいとせがんでついていった。
終了点の上の懸垂支点をきれいにしたい、という思惑もあった。

先について、のんびり海を見て待つ。

すぐにKさんとSーさんがやってきて、クライミング談義。
2人は取り付きへ。

ソルジャー前の1P目には、ロープが垂らしてあるので、Kさんのヌン掛けトライを少し眺めて、かっぱはロープ尺取虫で取り付きへ行く。で、またパシャリ。

KさんがTRにしてやらせてくれるというので、終了点整備にTRで向かう。Sーさん提供の鎖を垂らしているので重い。かなり人工登攀でトップへ。
以下、懸垂支点の整備前と整備後。

なんてすっきり。

以下、「ソルジャーブルー」終了点。

鎖を2本にしたかったが、マイロンが開かず。山側はケミカルだが、海側は通常のボルト2本で、1本から鎖、古カラビナでバックアップという形だったので、とりあえず古ロープでバックアップ。そのうち鎖2本にしたい。
誰かやりたいと言ってください。
なかなか行けないんです。

Kさんはリード2本でおしまい、ということで何となく解散。
ソルジャーを触ってみたかったので幸せです。
できる気はしないけど…。