なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

千尺高地

2013-03-30 | 雪の山

いろいろあって山に行けない日々が続いた。
で行けそうな日に限って天気が微妙。
困った時の春香山かとも思ったが、手稲山が輝いている。
これはもしや天気がもつのか、と思い、元山へ。

しかしやはり吹雪模様。


大沼山から入ろうと思ったが、道路わきに止める自信もなく、そこから這い上がるのも面倒に感じて結局登山道。
時折、陽が差していたが、千尺に上がるとやはり真っ白け。


しばらく考えて、沢型を下る。
おもしろいですね。

知る人ぞ知る『こうじ返し』


スキー場は上から楽しく滑った。


春のざわざわ

2013-03-27 | 身近な自然
うちのカタツムリが起きた。


11月くらいから寝たままだった。
赤ちゃんもいたが、乾燥に耐えられなかったようで越せなかった。
冬は命に厳しい。

でも、起きたカタツムリはもう5年くらいうちにいる。

烏帽子岳~神威岳

2013-03-17 | 雪の山

春のやぶ山シリーズに烏帽子岳を選んだ。せっかくだから神威岳まで足を伸ばそうと思った。
しょうたろさんが乗ってくれた。
木挽沢林道からまっすぐ突き上げる手もありそうだが、天気もいいなら稜線を歩きたい。
というわけで以下のコース。


7:40、木挽大脇展望駐車場に車を止め、木挽沢林道より入山。


最初に横切る大きな沢筋から烏帽子岳南西稜線を目指す。
樹木についた雪の塊がごろごろ落ちたようなデブリの中を進む。


南西稜線は、幅10~20m位の広めの稜線。


波打っているがまあまあ歩きやすい。よい天気の中快適に進む。

9:30、南西稜線上854mポコ。


烏帽子岳がで~んと迎えてくれる。幅広く雄々しいたたずまいがかっこいい。
1000m付近の岩稜が見える。越えられるかどうか思案。
所々怖ろしく発達した雪尻の切れ目を確認しながら歩く。

10:30、1000mの岩稜基部。大きな壁だ。80mくらいあるかしら。


北側から周りこむことにして、真下に行こうとするがスキーは無理。
ツボでもちょっとだけ上がれないところがあり、アイゼン装着。
完全に基部まで行くと、西側は比較的楽にツボでも登れる。
1030m位に上がるとスキーでも楽に登れるようになり、ピークへ向かう。

11:40、烏帽子岳ピーク。


広い頂上稜線の最も高いのはちょうど真ん中辺り。
定山渓天狗岳、札幌岳、無意根山、余市岳、手稲山、百松沢山など、札幌近郊の山々が全て見渡せる。
考えてみれば真ん中!?

ここから神威岳に向かう。
どこも急斜面でどこから降りようか思案する。昔々の山スキールート集では百松沢山からの稜線をワカンで登ることになっている。
でも、そちらは雪尻が伸びてどんどん細くなっている。
真南の急斜面を無理矢理下りて神威方向へ向かうことにするが、怖い。
木立や斜滑降を駆使して1050m位まで降りる。真冬は無理でしょう。


12:10、神威に向かう900m付近で昼食。お湯を沸かしてラーメン。


12:40位に出発。思ったより稜線は歩きやすくシールも効く。

13:20、神威岳ピーク。


ここも眺めがよい。山々は前述の通り。定天に至っては、一峰から三峰まで並んで見える。札幌の街並みも見える。


下りは、ピークから少し戻った尾根を使い沢型に出る。
ここだけ出だし以外は多少傾斜が緩く見えたため。

ブッシュは濃いがけっこう快適に滑り降りる事ができた。
沢型に出ると自然に林道に出る。林道は長いが登り返しはなく、少しこぐ程度。

14:50、下山。

大休止も入れて、行動時間は7時間ちょっと。
やぶ山だったけど、稜線の細さや雪尻の発達具合、シール登行できない箇所、ピークの迫力、眺めの良さ、ルート取りの模索などなど、バックカントリーというより、スキー登山の醍醐味を味わえて心も体もとても満足。

春山のよいスタートとなりました。


山に行こうとしたら

2013-03-10 | 身近な自然
林道入口まで行ったけど、当然のごとく大荒れ。
おとなしく帰ってきた。

昨日も朝まで大荒れ、今日は朝から大荒れ。
で、家の周りはこの通り。




最後の写真、除いているのは台所の窓。
母親を見下ろしている写真ですな。

月曜からまた雪が続くらしい…。

道外の方へのサービスです。