なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

秘境探訪の2は

2016-08-18 | 岩と水
西の河原だった。
ニセコから近く、積丹の海で泳ぐ機会など多くはない。
ボルダーも開かれ、シシャモナイの岩場も近い…、では行ってみよう、ということで、ニセコ帰りの14日に寄り道を計画する。

砂浜は嫌いだ。生き物が少ないし水が濁る。潜っても見るものがない。変化が少ないのだ。
そういう目から見ると積丹の海は理想の海だった。

トンネルを抜けると海に出る、というアプローチもいい。
ゴロタを歩くと、板状の岩盤地形を通り、崖下を通過、岩塔が突き出た小弯にたどり着く。

特殊な形に突き出た岩山上岬の効果で小弯は、ゴロタを20mほど挟んで向かい合っているという特殊性。
片方は凪ぎ、片方は波打つという不思議さ。
たった30分の歩きの中に変化が満ちている。
海はきれいで、空は青い。子どもは笑顔で、若者は野心を醸す。
夏に望む幸せは全てそろっていた。


シュウボウ岬が目の前に表れる。小さくUの船が浮かぶ。


「アイランド」岩を見上げる若者とその登り。難しくないが下に海が除く隙間があるので挑戦を掻き立てる。


小弯で遊ぶ子どもたち。
海藻が茂り、お魚やアメフラシなどなど心を満たしてくれる生き物がいっぱい。


入り組んだ地形が多く、跳べる場所も豊富。

写真がうまく撮れなかったことが心残り。
右も左もよくて、フレームに切り取れなかった。


異世界探訪の1は…

2016-08-17 | 普通の山登り
イワオヌプリ。
前日ニセコ野営場。


冬は毎年のように見ている眺めを楽しむ。
静かでつつましいひと時を楽しめるようになってきた。

本当は、ニトヌプリまで足を延ばす予定だったが、子ども達のブーイングに負けてイワオ一本となった。


見晴らしの良い台地は、遠目でも子どもに目を配れる。

この日はニセコ沼めぐりからチセニトを越えてくるパーティーと、アンベツ川パーティーと合流して五色別館泊まり。
丁度同じ角度からの夏冬写真があった。
冬はここ最近天候に恵まれていないので、まだ旧館が残る写真。

形がくっきりしているせいか、あまり変わらない。