なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

新緑の木漏れ日と海の青

2023-06-25 | 
24日、土曜は44へ。

翌日のソルジャーに備えて、軽く登りたいと思い、集っている方々に入れてもらう。

「おやすみ」と「ベルボトム」マスターで登り、Hさんのトライする「折込センター」をTRで登らせてもらう。

Hさんの折込はいい感じ。

御大の「ベルボトム」リードを見た。

傘寿の記念か…、おそらく最高齢完登ではないかと思う。
偉大だ。

日曜日、RPする気満々でソルジャーへ。

先週やる気になってくれたKGさんが付き合ってくれる。

ヌン掛け便は休み休み、という考えが大黒様を怒らせたのか、まったくうまくいかない。
でも、核心からの上の処理はうまくなった気がする。

KGさんは、リード初日だというのに5ピン目までのノーテンを達成し、6本目のムーブを探るに至る。

さすがだ。

ここの居心地のよさと岩や海の美しさは、天気がいいとあきない。


KGさんがセカンドビレイを習熟したいとのことで、「日和田フェース」へ。
疲れた体にはきつい。
44で遊んでいたお2人が、支点作りと懸垂下降をやりたいという。
これまた、東のチムニー岩で懸垂体験会。

眺めもいいし、おしゃべりも楽しい。

風が強い大黒岩

2023-06-18 | 
テーブルリッジはクライマーでにぎわっている。

今日は、KGさんのアルパイン案内を兼ねて、ソルジャー詣で。

まず、大黒岩裏からチムニールートを登る。
大黒岩は過去にこのラインだけ登っていなかった。
1P目は短い3級ルート。お気楽。

2P目取付は、ケミカル2本のむき出し小テラス。
ここからルートが3つに分かれている。
風が強く寒い。
寒さとこの風では声が届かないだろうなあ、と思いつつ登り始める。
チムニールートは、まっすぐですっきりした5級ライン。
ところどころかぶっているが、チムニー状なので一息つける。
残置ハーケンはところどころある。
要所に2こカムを決め、終了点へ。
やはり声が届きにくかったが、何とかコミュニケーション成立。

大黒岩はソルジャー以外で4回登っているが、てっぺんに立っていない。
イッテQでみやぞんがてっぺんに立っていたので、行ってみたかった。

眺めにご満悦。

エビス岩、不動岩稜、テーブルリッジのそろい踏み。
まるでドローン写真のようだ。

短い懸垂でイチゴジャムの終了点があるバンドに戻り、ソルジャー側の懸垂支点へ。
ソルジャーにヌン掛けしながら降りる。

KGさんもやる気になってくれたのでTRのまま、一度やってもらう。

その後ロープを抜き、一度だけトライ。
結果、初の1テン。
うれしい。
ヌン掛けトライをしていないので、腕に余裕があり足をしっかり見ておけたからだと思う。

それにしても風が強く寒い。
本当は不動岩稜を経由して戻る予定だったが、赤岩東側を案内しながら戻ることにする。

一度峠に戻り、クライマー仲間がいる西奥方面へ。
しばし歓談。
KGさんが箱庭エリアに興味を示したのでやる。
「楓」5.9、「桜」10a、「ししおどし」11aを立て続けにやってみた。

「ししおどし」1ピンボルトは、ぐるぐる回っています。
トライする方は気を付けて。

知人の「Mrオタル」RPの話を聞いた。
これもうれしい。
さて、「ソルジャーブルー」は勢いに乗れるか…。

西奥に潜む日

2023-06-17 | 
KMBさんと落ち合い、西奥へ。
特に何を登ろうと言うわけでもない、でも気候の良い時期に赤岩で過ごすのは楽しい。

44でOさんとHさんと落ち合い、4人でクリスタルフェースへ。

「上を見て」の右側一部、少し崩れたようでしたね。

Hさんが「サバイバル」を試し打ち。
横でなんとなく「サプリ」に登る。

ドキドキが楽しいルート。
ハアハア言いながら、何とか登りきる。

上からHさんの登りを見学。

Oさんは「サプリ」体験。

ちょうど写っている辺りが、2年くらい前の破壊により、難しくなっている。
以前に増して足使いが問われるラインとなっているが、その部分は越えていく。
さすが! 
そして見た感じ難しく見えないのに登りだすと戸惑いだらけなのが「サプリ」素敵なところ。
破壊後の体感は11bです。

KMBさんの「Mr.オタル」ビレイととかげ下の整地。
クリスタル下に戻ると、爽やかな風の中おしゃべりが続く。

まったりおしゃべりした後、せっかくだから「サバイバル」を登る。

右向いたり、左向いたり、登っても見てても楽しいルート。
でも、「サプリ」に比べると余裕。
「サプリ」を先に登ったから、「サプリ」に畏敬を感じる方が強い。

天気のよいクリスタルフェース、ひと気のない素敵な場所です。

セミの声に包まれて

2023-06-11 | 
正確には、エゾハルゼミ、ツクツクホーシ、エゾアカガエル、そして多分イソヒヨドリの素敵な鳴き声を、いつもの場所で聞いていた。

イソヒヨドリは自信がないが、青くて大きめでお腹オレンジで鳴き声キレイとなると当たりじゃないかなあ。

そんなことより、ソルジャーブルー。

リビング写真をうまく撮りたいが狭いからうまくいかない。
どこが平らかわかりませんね。

今日はカノマーが付き合ってくれた。
いつものようにヌン掛け便、トライ便、回収便の3本。

この2週間。仕事中も核心のガバ取り方法を考えていたらあっさりできた。
右に行くことばかり考えていたら、左が見えなくなっていた、ということらしい。
でも右に行くために努力したおかげであっさりできたとも言える。
クライミングは楽しい。
これでもうインチキグッズはいらなくなった。

しかし、力の維持とランナウトの怖さに耐えなければRPはない。
5,6ピンをつなげて、核心に入れる力をどう維持するか、そしてその後、ヨレヨレ状態で残りの10mをどうこなすか…。

ヨレヨレ回収中に下を撮りたくなる。


誰かいるかと峠に立ち寄る。
44に新年のあいさつをしていない方がいるとのことで行ってごあいさつ。

マグニチュードも楽しそう。

自宅に帰ると、注文していた古本が届いていた。

1966年の岳人8月号。北海道特集。
「赤岩山」という記事もあり。

雨音に包まれて…

2023-06-04 | 
3日、天候不安定の中、ごり押しでソルジャートライに行きましょうと伝えたKMさんから、義経岩の提案があった。
ソルジャーと比べ場所的緊張感がないのでホッとして提案に乗る。

午前中はずっと怪しい天気の義経岩。
それでも、何とか登れそうと聞きつけた皆様が集まった。


湿り「南中央」に始まり、「ならの木」「ジュスティーヌ」ねらいのための「子ジュス」2.3回、を登る。
「ならの木」が不思議で、登っている最中にズボンが濡れるほど雨が降ったが、岩は濡れない。
フリクションも変わらない。

午後になると晴れ間が多くなり、ジュストライができる感じになり、KMさんと手順探りができた。


となりでは、ON&KBさんたちが「南中央」で遊んでいる。

5人で、「明日も義経ぐらいしか登れないね」と話しつつ過ごす。

で、4日、Eさんと義経へ。

朝はよい感じ。

KMBさんが到着したころも、晴れていく希望があった。
前日は、雨→晴れ間、というわかりやすい変化だったが、今日は雨と太陽をくるくると繰り返す。
時には、洞爺湖対岸が見えなくなるし、こっちは降っていないのに林道の向こう側は降っている時間帯もあった。
着いた時間はよかったので「南中央」でアップ。
雨を待って、「看板~凹角」ラインで「看板~弁慶」にヌン掛けして遊ぶ。

1時過ぎに待ってもしょうがないと思い、ジュス探りに行く。
しばらく探っていると、かなりの土砂降りになってきて「やめましょう」という感じになった。

やめて片付け終わると、また爽やかな天気になってきた。

雨の音を聞きながら新緑と、時折差す日の光に癒された日。