単独になったので、好きなように歩こうと、斜面探索ツアー。
今シーズンはボードをあまりしていないし、回数行ってないから荷物も背負いたいということでボードを背負う。
白井に登る沢をつめて、そのまま朝里岳にまっすぐ登ってしまい、いいとこを滑って白井への稜線へ登り返して、白井の北斜面を滑ろうという考えで出発。
しかし、最初から轟々うなる風音。
そのうち治まるだろうと思い登るが、治まらないので1117でやめておく。
そこから白井を眺める。
とてもいい斜面なので、思い切りよく滑る。
ここから、稜線上の1190ポコから伸びる稜線に取り付き、せっせと登るが風はますます強くなる。
待てば治まらないかと思い、お食事。
でも、残念ながら治まらず、稜線に出るまでに耐風姿勢3回。
出たら、四つんばいで裏側に抜ける。
眺めはいいんですよ。
稜線上はまっすぐ歩けないし、雪はしまっているから、ポコをパスしながら歩く。
それでも決して弱い風ではない。
白井ピーク直前で思い切って稜線に出るけど、強風。
ボードを背負っているから飛ばされないように2回ほど寝転がりながら、北側の斜面に抜ける。
北側からまっすぐなら、荷物を置けばなんとか立って歩けるのでとりあえずピークへ。
すぐ降りる。
北斜面はいいですね。
スプレーが舞います。
なんとか上手にわかれ道まで出て、下山。
近郊ではあまり味わうことのない風でした。
念願の狭薄山。20年位前に存在を知って、独立峰でかっこいいなあと思っていたけど、近郊なのに1泊するのも、と思っているうちに歳月が過ぎてしまった。
数年前に、望岳台から日帰りで行けるらしいという話を聞いて、今日ようやく行けた。
7:00駐車場発
急斜面を下る。ガリガリ。
8:00、入りの沢の橋。この下に23年前にテントを張った。(夏ですよ)懐かしい。
で、この日は以下のようなルートを通るのです。(赤登り)
これは、1036mのコルを見ているところ。
なかなか細い稜線が続く。
ここから、スキーでは厳しい斜面が続く。
ひいひい言いながら、なんとか登る。
1150mくらいになると、幸せな斜面になって、
11:15ピーク。
Uくんです。
ピークから思い切って沢型を下る。登った稜線はヒダヒダが多くて硬いのでスキーでは下れません。(わたしには・・・。)
この沢型への斜面がいい斜面。しかも、林道までノンストップ。予想的中。
あとは、シールをつけたりはがしたりして下る。
最後の登りはツボで、どなたかの足あとがあり、大変助かりました。
最後の登りが標高差250mあると思うとゲンナリしていたけど、初登頂だったし、久しぶりで体もフルに使えて大満足!