なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

カムイヌプリ

2012-10-28 | 普通の山登り
4家族(小学生1年1人と小学生未満4名)でカムイヌプリ。
名前のわりにのん気な山でしたが、子どもをびびらせる強風のため8合目くらいで断念。
真っ白だったらしいからまあいいでしょう。

途中にはこんなに立派な小屋が・・・。


ちょっとしたくさり場もあったりして・・・、


先週の記事に載せた、ホテル『いずみ』さんに宿泊明けの山。
源泉100%の風呂に海を眺める露天風呂。
豪華なホテルとか泊まると空調がよすぎて苦手なのですが、自分の家のようなのんびりした感じ。
みなさま、ホテルいずみをよろしくお願いします。

おまけ


これつい写真を撮る人、どれくらいいるかな?



有珠ボルダー群

2012-10-21 | 
近くにちょっと用事があったので、有珠ボルダー探索に出かけた。
海岸エリアをのぞくが、風が強くて波が高くて大変!
浮き玉岩を確かめて退却。

その後いろいろ電話して、別荘群の場所を特定し、のぞきにいく。
なんかこわい。

そして林間の方へ車で移動。
とても広いエリアのようで、しばらくさまよう。
そこで、トポをもった一団と出会い、教えてもらう。

お好み岩を発見し喜ぶ。
その後、奥へと移動し、桜岩を確認。
ここには別の一団が登っていた。


その一団から情報を入手し、松岩を発見!
これは手ごろということで「ウララ」を攻略。

横のルートを想像で登っているところに、最初に出会ったトポもちの一団がやってきたので見せてもらうと、
「インカラ」6aと判明。
何度もトライし、核心部はクリア。


やってきた一団は、ひとつひとつきちんとトップアウト。結構ヤブヤブなのにカマで掃除しながら上に抜けていた。
「これがボルダラーか・・・」と感心させられました。

さて、用事。
アヨロの上に「ホテルいずみ」という宿があります。
諸事情により宣伝。
いい宿ですよ。
温泉は源泉かけ流し。眺めもよいですねえ。
500円で日帰り入浴もできます。
露天風呂から見る太平洋の夕焼けは最高です。

ちょっと二日酔いの義経

2012-10-15 | 
前日の宴会が、地酒付き飲み放題だったので1次会から気持ちよく酔う。
で二次会スナックでローヤルなどといういいウイスキーが出たので、また酔う。

そうして迎えた仕事が休みの月曜日。
一抹の不安を感じつつ、義経岩へ。

現地でカノマーと合流。
だれもつかまらないかと思われた月曜日だったのに、快く付き合ってくれた。

かっぱ「イチゴ農園」   カノマー「大人の日」
かっぱ「ひよどりごえ」  カノマー「オレンジつぶつぶ」
かっぱ「弁慶」       カノマー「ジュスティーヌ」
かっぱ「大山崎ひとみ」 カノマー「スペシャルランチ」
かっぱ「ならの木」    これで終了。

ジュスティーヌ


かっぱはなぜか、グレードが一番高いひよどりとならの木のみノーテン。
あとは1,2テン。
カノマーは、3便目にジュスをマスターでなんなく抜けて、ランチの特訓に入る。
グレード高いやつはビレイも緊張感があって楽しいもんだ。


義経岩

2012-10-07 | 
相手が見つからずどうしようと思っていた昨日の夕方、T山さんよりありがたいお誘いの電話。
定山渓手前でT山さんとMさんと落ち合い、義経岩へ。

7月21日以来の岩。さてさて、どんなもんかと・・・。
看板ルートを取り組む2人を横に

久しぶりの「ブラックホール」。
ガバを小気味よくと思いきや、ドキドキ感いっぱい。

長いルートをやらねば感覚が戻らんと思い「イチゴ農園」。
ルートミスもありワンテン。写真はイチゴのMさん


ドキドキ越えをしなければ、と「ひよどり越え」3テンで抜ける。
面白がってくれたT山さんもTrトライ。


ひよどり回収のために「南中央」、これはノーテン。

そのあとは、筋肉痛を越えるだけということで「大人の日」にTrトライ1テン。

最後のおまけで「ならの木」
1本目のボルト位置が変わっていて、出だしのムーブで戸惑い。

写真はT山さん。

ヘロヘロに充実して終了。
調べてみると、なんと1年半ぶりの義経岩でした。

帰りはなぞの渋滞により、中山峠の手前からノロノロ運転。
札幌まで4時間半を超えた。

なぞなぞやイタズラの話で盛り上がった。
かっぱ定番のなぞなぞをひとつ。
「ケンタッキーフライドチキンのおじさんは、何人いるでしょう?」

オムシャヌプリ

2012-10-02 | 沢登り
この前の土日、野塚の峠から上がれる沢をどこか行こう、という話を大先輩から持ちかけられ、先輩2人とオムシャヌプリに行った。
ニオベツ川のオムシャ西峰に上がる沢。
湧き水の駐車場に車を止め、その下流側の林道から沢に入る。

出だしは倒木、荒れ放題。


楽しい滝は出てくるのかなあ、などと話しつつ進むと徐々に滝が現れる。


圧巻は800m二股に現れる40mほどの滝。


スラブを上がって、右岸の凹角状の水流を行けばいけるだろうと高をくくり登りはじめる。
一応のつもり程度でロープを出す。
水流沿いはツルンとしていて、ホールドもとぼしい。
乾いた側は、岩が立っていて、立ち木までが遠い。
カムを決めて乾いた側に上がる。
遠いホールドで無理矢理体を上げ、なんとか乗り込む。
すぐに立ち木で安心ランニング。
そこからまた同じ様な状況。
アンダーで四つん這いみたいなムーブでじわじわ上がり、カムを決める。
そこから手探りするが、よいホールドはない。
思い切って遠い鋭角風に手を伸ばすとバッチリ利いた。
右手はカチを補助的に使って、四つんばいの体を伸ばしていく。
遠い鋭角に両手が届いた。
体を上げて、2度目の立ち木ランニング。
そこから滝の落ち口に向けて水流に入るが、この2mがまたいやらしい。
立ち木からのトラバース気味につるつるランナウトに耐えながら、水流を越えた。
この乗っこしは、頭がシャキッとした。
太い立ち木で、後続を迎える。

900ぐらいで、長いスラブ滝。
ロープは出さないけど、慎重に好きなところを登る。


しばらく小滝の連続を楽しむと、崩れることのないやさしいガレ地帯に突入。


ガレから踏み跡状になり、ピーク稜線に出ると、やぶこぎなしにピーク。

下りは、オムシャ東峰との間のコルに降りてから上二股の沢へ降りる。
ずっと幅広いガレが続く変な沢。
本流に着くまで、ほとんど水が見えない。

本流に着くとすぐ、左岸に踏み跡あり。
そしてすぐに林道跡あり。

一度右岸に渡り、林道跡どおりに行くと、自然とまた左岸に渡る。
そこからは車も入れそうな感じ。
あっという間に駐車場。

たった一つだったけど、考えながら登る滝があってとても楽しかった。
あ、そういえばずっと雨でした。