なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

白い世界のヤブなしウロウロツアー ~シャクナゲ岳1074m、ニトヌプリ1080m~

2022-02-19 | 雪の山
仕事疲れのグダグダコンビ。
どこでも歩けるニセコ連峰でウロウロしてきた。

チセのスキー場脇尾根を登る。
キャットツアーを続けているスキー場は、好きなところを登らせてくれない。

でも、そのおかげで広い樹林の傾斜地を歩ける。

台地に上がるとチセが迎えてくれる。

でも、今日はこっちに行こう。

長沼への滑りを楽しみにしながら、ヴィーナスの丘、シャクナゲ岳を目指す。

シャクナゲの登りは固い雪。

ここの滑りはどうでもいいよねえ、などと言いながらもせっせと登る。
Peakは踏まないと…。

で、チセをバックにシャクナゲPeak。

ここから、最初のガリガリを何とか滑り、シャクナゲ沼でウロウロ。
シャクナゲ沼から、ウロコかっぱは少し登り、パウダー板のUくんは沢型から、それぞれ長沼に向かってフリーな滑り。

ここは人気の場所で、他にも人がいて恥ずかしいからヒャッホーは出なかったけど、長い滑りに十分満足。


長沼の奥からチセ裏を通り、ニトに行く作戦。
裏チセをトラバースすると、大谷地が見える。
大谷地に滑り込もうかと言いながら、少し登ると、もう、このままチセに登る? などと話しつつ、でもチセの滑りっておもしろくないよねえ、などなど話がグダグダと2転3転し、結局チセ~ニトコルへ。
ちょっと固めのここの滑りは、人がいないのでヒャッホーが出る。
コルで風よけ壁を作ってお食事。

少し登って滑ろうかと言いながら、結局ニトPeakへ。

そして、ニトPから、車道に向かって真っすぐ滑る。

この滑りが一番よかった。
急斜面でも制御の効く、気持ちのよい深雪。
標高差も十分。
樹林好きにはたまらない間のいい樹間。
文句なし。

埋まった車道から、温泉沼の脇を通りチセのスキー場に下山。
ニセコのパウダーを楽しむとともに十分ウロウロした。

バケモノは優しかった

2022-02-11 | 雪の山
オロオロ山に行こうと思ったが、三階滝~森野間の開通が朝9時なことに行ってから気付く。
まったくいい加減な人間です。
で、こんなきっかけでもなければ行かなさそうな来馬岳~バケモノ山に転進。

サンライバ脇から上がっていく。
しばし林道を進み、森の中へ。

好天の森が美しい。

せっせと登り、稜線へ。

晴れた稜線を歩くのは本当に楽しい。

バケモノ山台地に上がる。

この大きさのカンバの森稜線は初歩き。
おもしろい。

Peak1075m。

いい気分なので、裏方さんたち全員に参加してもらいました。

来馬へ。

振り返るとオロフレ山。あそこもいいですねえ。
ウロウロ板の本領発揮。右も左も眺めながらウロウロスイスイ進む。

滑りのそこそこ楽しむ。
来馬の登りだけは、雪も堅めなのでシールを付ける。

来馬Peak1040m。


さて、どう下るか?

写真のサンライバに直接出るコースはいただけない。
登るときと、稜線を歩くときに途中の1043mポコ周辺を観察してきた。
やはりあの下りの方が楽しそう! ということで1043mまで戻る。

上部は真っ白な雪原が広がっている。そこからスタート。


こんな感じで下りてきました。

雪がよくてとてもいい。
どう下っても林道には出るので、沢型にはまりすぎないようにだけすれば大丈夫。
普通の板でも行けそうなほど、登り返しも少なく出だしの林道に出る。


先週の反省から大雪?前の晴天を逃さずパーフェクトな1日。




山はよかったんだけど、帰宅が大変だった

2022-02-06 | 雪の山
寒波と冬型で東日本大雪、と大騒ぎの日。
昨日(土曜)は、よい日和だったのに外してしまった。
入念に天気を調べると、支笏湖周辺はよさげ。
以前タップコップに行ったときは、Peak稜線は吹雪で何も見えなかった。
タップコップの景色を眺めに行こう、と思い立つ。

早朝、寒波と冬型は自宅を襲っている。30分かけて除雪。
でも、支笏湖に着くと好天。

樽前、風不死が美しい。

タップコップは、一度登っているので、あまりスキー向きでないのは知っている。
少しでも下りの楽しみを見出そうと、Peak手前の尾根に直接上がっていく。


タップコップPeak660m。

立派な看板ですね。手前に古いのもありました。

眺めがよくて満足。


距離が短いので、実は社台滝の落ち口まで足を伸ばそうかと考えていた。
でも、すぐ隣りのモユクンタップコップ山も気になっていた。
帰宅後の除雪は必至と考え、短く終わらせるためにお隣を目指す。


一度シールを外し、コルまで滑る。

南面は広いけど固い。少し西面寄りに下る。

またシールを付けて、すぐPeak646m。

ここも看板あるんですね。
いつからこんな名前で呼ばれているんだろう?

モユクン下りは尾根から少し東に外れると快適に滑れた。
コルからほんの少し登りながら(ウロコ板なので)進むと、登ってきたラインに合流。
そこからまっすぐ沢型を滑る。

魚眼で撮ったみたいですが、普通の写真です。
結構、快適斜面。
後は、少し余計に森をウロウロして下山。

帰り、札幌近くは高速止まっているし、はまっている車がたくさんいるし、自宅周辺の住宅道路は、どこもはまりそうだし、大変なことになっていた。
帰宅後、自宅周辺の除雪。
こんな日に遊んでいたことに少し罪悪感。