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かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

ビレイデバイス雑感

2025-03-30 | 道具
ちょうどいい時間帯の天気が荒れるようで、雪の山に行く気がせず。
クライミング用具の整理でもしようかと思った。
するとビレイ系の器具がいろいろ出てきた。
あまり物は増やしたくない方だが、長年やっているともらいもんなども重なって増える。
だからなんだという感じではあるが、振り返ってみる。

エイト管&シュテヒト環。

最初は沢登り中のロープワークだった。
しかも肩がらみとか腰がらみの時代だったので、簡単な沢では器具は最低限。
垂直以上の懸垂下降が必要な時も、スワミベルトとテープスリングで簡易ハーネス状にして、エイト管で懸垂、という感じだった。
(今やるとネットでたたかれそう…😊。)
そんな時代に青いエイト管はいつもザックに忍ばせておくものだった。
しかしエイト管は、行動中の使用回数が増えると、ロープがどんどんキンクする。
そこで現れた、というか助けられたのが、左のシュテヒト管。
「ブタッ鼻」と呼び重宝した。
バネのないやつもあるが、バネってどこか男心をくすぐるところがあっていい。
後にATCを使うがフリーでなければ、こっちの方が使いやすいことも多い。

だんだん、フリーや岩稜での活動が増えてバケツ型に手を出す。
かなり後までATC(青)一択だった。
だが、ロープが細くなりセカンドビレイの安全面を考慮するようになって、ゴースト(緑)を手に入れた。
これは、今でも時々使う。
簡単なアルパインとか、沢登りなら使いやすいと思う。
セカンドの解除も楽。
ちなみにこの時代の王道は、ぺツルの「ルベルソ」。
ひねくれ者だから王道を避けたがる傾向がある。

だから、グリグリもずっと使っていなかった。

でも、ある日左の初期型をリサイクルショップで格安で発見。
その後、新しいのをもらったのでときどき使う。

今のメインはこれ。
右のクリックアップ+は、とてもお気に入り。
使いやすいし、応用範囲が広い。
メガジュルは、とても軽いから忍ばせておくにはいい。
懸垂下降中のロック機能もありがたい。

グリグリはともかく、自分に大事なのは軽さと応用範囲の広さ。
クリックアップは少し重いけど、かっこいいからいいのだ。

ビレイ器具ではないけど、おまけ。
もう、使わないな、多分。
普通の岩場では今さら使えないし…。

という感じで家で過ごしていると、外は見事な荒れ模様。
雪の山歩きたかったけどなあ…。


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