前回２時間ラッセルだったので、３時間が目標。
どこも雪が降りそうだけど、小樽から札幌は日差しもありそうなので、困ったときの春香山。
林道すぐは笹藪が多いけど、登山道に合流する頃には気にならない。
スキーで問題なく行ける積雪量。
クマさんの跡ですね。何しているのでしょうか。
銀嶺荘までの藪は濃いめ。ほぼ登山道通りのトレースを追っていく。
営業はしていないとのこと。残念な方がたくさんいらっしゃるでしょうね。
この日の先行者はいないため、トレース跡ラッセル程度だったけど、雪は重め。
銀嶺荘から上は、足慣らしにちょうどいい負荷を与えてくれました。
それにしても、幸せな場所。
この斜面、風がないですね。いつも。
本日一番乗り。稜線の向こう側はビュービュー言っているけど、ここはまだ風を感じない。
眺めもよく幸せ。
一番長いオープンバーンを、ほぼまっすぐ。
重めのパウダーはスピードでないけど幸せ。
後半も沢型２つをやんちゃに滑って足慣らし２を終了。
まだフルラッセルだと自信がないけど、先週は軽雪２時間ラッセルでヘロヘロしていたので満足！
例年だと雪のない時期も少しは山に登るのだが、今年はちっとも登っていない。そろそろ足慣らしに行かねばということで山域を探す。
体力が読めないので２時間くらいで登れて、スキーだから雪がしっかりあるとこ…。ここ数年、三角点Ｐも登る範囲に入っているが、よく考えてみれば別に三角点にすごく執着があるわけではない。だったら山っぽかったらいいのか、ということで禁断の世界への第一歩。
つまり、ただのポコを目指す。
積雪量を偵察しながら行く。元山周辺は、雪たっぷりで申し分ない。しかし気温は定山渓で－15℃。びっくりした。
気温が低く、人気のない山域は静謐そのもの。時々遠くでモービル音が響くが、久しぶりの森の中に心が洗われる。
雑木が少なく、大きなカンバと針葉樹が交互に現れて幸せ。しかも時々見晴らしのよい斜面に飛び出す。
2時間15分ほどで891mPeak。
ポコってして、眺めの良い場所。晴れている日なら長尾山稜線や余市手前の円錐の連なる峰が見えるでしょう。
気持ちよく下る。
下手くそ山スキーヤーの足慣らしにはちょうどよい。
登り返しはほぼないが、平地歩きがちらほら。アグレッシブな沢突入も選べる。短く雪が深いのでなんともない。
のんびり下って50分ほどで終了。
２時間の平均20cmラッセルでへこたれた。４時間ひざ下フルラッセル体力に１月中に戻したい。
冷え込みが厳しいので帰りに川をのぞいてみた。
静かな世界だ。
仲間に入れてもらえたので、アヨロ。
のんびり再登キャンペーン。
「たていたフェース」はすぐにクリア。
Ｅさんが「スペシャルライト」やると言うので、一緒に参加。
何度かやるも、おしかったのは一度だけ。
「マッコウクジラ」や「テロリスト」、「クロイダー」、「ブラックホークダウン」など高グレードのチャレンジが一度に行われているので、感動して見て回る。
「オレンジスラブ」に戻り、何とか再登。
その後「シャコ」の登り方にこだわっていろいろ試す。
そうこうしているうちに素敵な夕暮れが訪れ、たくさんいた皆さんが次々に帰っていった。
