なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

避暑地は岩場

2021-06-27 | 
暑さを避けて森を抜け…。


早朝から修験の壁
Eさん一便目からねらいのラインをマスターRP。


かっぱはと言うと…。
「拝啓𠮷田様」12aを6便。
ほとんど、下部のみ。
光明は見えるが、やがて何もできなくなり、
残ったのは肩から背中にかけての筋肉痛。
おじさんをその場で筋肉痛にするルート恐るべし。

Kさんの持ってきたギターを触ったり、
久々の方々とお話をしたり、
すてきな場所ですてきな1日。


天気読み間違い

2021-06-20 | 
SCW予報と天気図を比べて晴れ間を見つけるのが常だ。
今日は道央近辺はどこも雨っぽい予報だった。だけど内陸部は比較的雨雲少な目、海岸付近は雨多い感じだった。
そこでEさんと義経岩を目指してみる。
湖畔道路はよいものの、岩場は、ガス、ミスト。足滑り緊張クライミングを強いられながらも何とか「大山崎ひとみ」に手を出す。

大山崎は泣いていた。

回復の雰囲気が感じられないところに修験の壁に行っているSさんから連絡があり、さほど悪くないとのこと。
では転進! ということで移動。
14時に修験の壁に到着。

Kさんが、「意志を継ぐ者」をやっていたので、「拝啓𠮷田様」下部にヌンチャクがかかっていた。
なので、やってみる。

昨年と変わらず下部ができない。
でも手は決まった。

「意志を継ぐ者」は見ていてかっこよい。ビレイをさせていただく。
Eさんは「甘い男」にこだわる。
何度も惜しいところで落ちる。

夕焼けの時間まで岩場に居た。
木漏れ日と夕暮れに染まるクライマーがきれいでした。



初夏のブルー

2021-06-14 | 
先週に引き続きこの場所へ。

初夏の緑に夏らしい淡いブルー。

鬼の踊り場付近に「ソルジャーブルー」12dの応援の舞台を設置し、合間に登りを楽しむ。
ようやくマスターで「デビルズダンス」10bをこなせる体に戻る。
持久力と体重を逃がす技確認に最適ルート。

空と海のブルーのコントラストにブルーなコスチュームのMさん。
満足の1枚。

ふと目をやるとどこかのクライマーが窓岩1P目に取り付いている。

写真あげたい。

Nさん、この日2回目のソルジャートライ。
長いレストの繰り返しの末の渾身のRP。

いいものを見せていただきました。人がわかりますか?

『渚のワルツ』10d論争をよそに、『烏天狗』11bをやってみる。

渚と違い、グレードに違和感なし。
ごまかせば簡単、グレード通りに行くことも可能。

一通り終えると、Kさんが『マロンフェース』に行きたいと言う。
変わらず刺激的なことをおっしゃる方だと思いつつも、フォローで登ってみたい気持ちはある。
3年前、赤壁上部に行った3Kトリオで大黒岩てっぺんを目指す。
1P目はリードは引き受ける。3級ルートは実質残置ハーケン2本くらいで特に危なげなし。
そして見上げる『マロンフェース』

こわごわ抜けたことを散々話したが、Kさんは中間部にキャメ3個を決めてから、核心部を安定して突破。

1人置いて行かれたアルパイン2回目のもう一人Kさんも何とか抜けてきた。


大黒岩からの眺めを堪能し、Nさんが苦労して突破した場所に感激しながら楽しい空中懸垂タイム。

青い碧い世界から地上に戻った。

自然の中にいたいのです

2021-06-06 | 
人のあまり来ないところに誘っていただけるのはありがたい。

Nさんが大黒岩「ソルジャーブルー」をやるという。観戦がてら「デビルズダンス」をやりませんか、というありがたいお誘い。
通りすがる人もまばら、じっとしている人などいない。
しかも眺めがいい、そんな誘いをありがたく受け取る。

特等席を見つけて観戦。

人が見えるでしょうか。
大黒岩は高さが40m以上あるはず。
「ソルジャーブルー」12dは、その岩の真ん中のすっきりしたライン。
以前から気になっているが手が出ない。
残置のない10aを1p上がったところからスタートする。
そこは何とかなるとして、下から眺めて何とかできると思えない。でもかっこいい。相手の関係から時間をかけて通えるような場所でもない。そんなところをトライする姿をゆったりと眺められたのは幸せなことです。
眺めて改めて無理を感じたけど…。

観戦の合間にEさんと「デビルズダンス」

持久力が伴わない。
3回やってようやく今シーズンRP。
いろんなものを取り戻すのにいいルート。

空の青と海の青、鳥の声、セミの声、アカガエルの声。
深くなりつつある緑。