なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

また松倉岩

2019-10-27 | 
2週前に行った松倉岩。
クラックが気になっていた。
久々のUくんが付き合ってくれたので、行ってみた。

今回は、ロープとカムなどの装備一式。
ボルダーも見つけてしまうと困るので、一応マットも持っていく。
よくよく調べると片道8kmくらい。
重かった。

懸案事項の一つ、藪こぎをなるべくしたくない。
いくつかの情報から、林道を詰めていくと、細い道になり、曲がり角で看板発見。

地面に倒れて朽ち果てようとしていたので、木に立てかけた。
さらに歩くと、土場と呼ばれているらしい広場に到着。

ここからもよーく探すと踏みあとらしきものはある。
でもまあ、灌木こぎ状態で岩を目指す。

一回目に来た時に見つけたボルダー。前回は通らなかった。

我々が手を出せるラインは見い出せないので、これはパス。


何とかピンクテープをつないで、ピーク岩頭下に落ち着く場所を得る。
そして、岩に走る一筋のクラックが今回のお目当て。
ところが!

上のクラックまで手が届かない。
小さいカムはよく決まっているが、次のガバが遠い。
しかも左足がないので、苔でざらざらのくぼみで何とか上がろうともがくが、怖くて足が上げられない。
フルパワーですぐそばに次のカムを決めるて、上がろうとする。
少し体が上がるものの足が滑って落ちる。
上のカムが抜けて、下のカムで止まる。
これですっかりやられて敗退宣言。

あとは岩の周りを一周。
短めのフェイスはできそうなのもあるが、結局条件がいいのは敗退クラックのみ。
探索活動終了。

新たな岩を触らせてもらいに…

2019-10-23 | 
「修験の壁」と言う。
開拓された方がいた。
よい眺めを拝める。道も整えられている。
まったく頭が下がります。
なので、頭を下げながら急斜面を登っていく。

「甘い男」

登っている男は、確かに考えとツメが甘い。

「陽当たり良好」

あだち充のデビュー作と関係があるのだろうか。

「トンビ」

Eさんトライ。一部岩が飛んでしまったのではないかと疑った。

「拝啓吉田様」

手が出せないので、「拝啓」さえも書けないかっぱだった。
だけどムーブは楽しめた。

グレードの低めのものを次々と試す。
オンサイト3本を楽しみ、合計5ルートを触る。
2本は2回登ったので、この日7便。
充実である。

夕暮れに赤く染まる中、Eさん「山伏」を粘りのRP。

人の登りもまた、充実感をもたらす。

おまけに、ここ眺め最高!

この日の感動は一生に一度。
開拓に携わった皆様に心よりの感謝を申し上げます。




松倉岩

2019-10-12 | 
前からここでボルダーできたらおもしろいと思っていた。
しょうたろさんが乗ってくれたので、マットを背負って行ってみた。

ほかにも岩の塊があり、周囲に岩がゴロゴロしている。
お食事。

とりあえず一番高いところ。

1番高いところの下は穴が開いている。その下に人工物が!

ルートとして登れそうなラインのクラック観察。

今日のボルダー1「マツクーラ」6a

ボルダー2「クラドーム」6aのしょうたろさん。

ボルダー3「マツクラック」5。

場所がわかる方は、驚いたり笑ったりしてくださいな。
ばかばかしいの好きなんです。
で、どなたかロープ出してみたい方はいませんか?

凹角ルートに久しぶりに触った

2019-10-06 | 
幸せを求めて、洞爺湖。
秋晴れに霞む洞爺湖をバックにのんびりクライミング。

「南中央」アップ。太陽まぶしい。
義経発見参のN親子は、Eさんヌン掛け「ブラックホール」でアップ。

キッズを含む函館勢やベテラン勢もいる。
こちらにも親子が含まれているので、まさに老若男女がぶら下がる日。
天気がいいとみなさん笑顔。
ニセコForeignerチームもやってきて、年来幅プラス国際色まで豊かに彩られる。

のんびりムードで、なんとなく「子どもジュス」1テン。
楽しむための「イチゴ農園」をこなし、N息子が取り組んだ「牛若丸」にのたうち回った。

写真は親子「牛若丸」の様子。
N息子は、「牛若丸」2便で制覇。
強さを見せつけたかと思うと、「子どもジュス」を、見たことのないパワフルムーブでこなし、これも2便で制覇。
N父も、「牛若丸」でヘロヘロになった後、何事もなく「オレンジつぶつぶ」をほぼオンサイト。

こちらはというと、物足りないけど混んでいるので「看板~凹角」。
ベテランの方に「凹角登る人、しばらく見てないなあ」とのお言葉をいただく。

秋晴れの中、中学生が「ひよどり越え」やったりするのも見てて楽しくて、なんだか微笑ましい1日でした。