なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

プクサ採取とオタモイ山209m

2023-04-10 | 身近な自然
そろそろ岩の様子も気になるし、と思い始める今日この頃、
読みにくい天気の中、無理して雪の山に行くこともないかな、と考えたので8、9の土日はプクサと岩散策。

まずは、昨年見つけたプクサ畑を訪ねる。
いい感じ。

急斜面なので、ロープ登行技術の確認も兼ねて1週間分だけいただく。
垂壁まで行かない斜面で登りも下りも止まるには器具よりプルージックノットが便利と改めて思う。

うまい。
最近「おひたし」が1番うまいと思う。
軽くゆでて、ゴマかけてポン酢で食べる。
ゴマ油もいいかもしれない。
大半は1瓶のみ「醬油漬け」。
他に「ベーコン&人参と合わせて卵とじ」。
以上でつまみと朝ごはんのおかず。

日曜はオタモイ山を両側から覗いてみる。

オタモイ地蔵尊の浜全体を西側から眺めたのは初めて。
ここら辺の岩は礫岩なので、登れない。
でも下にある巨大石ころはボルダー的なものも少しある。
しかし、安全で楽にアプローチする方法がない。

西側から登るとお地蔵さんが30番まで続いている。
誰か整備しているのか快適な道だった。

両側の道を確かめてから、雪解け状況を見るために出羽三山神社へ。
ベンチでお昼ご飯。

その後、赤岩峠も見に行くが、寒さのためかクライマーの車はなし。

冬の活動と春の活動をつなぐ味わい深い2日間。



忍路周辺探索

2021-11-17 | 身近な自然
午後から時間があったので、前々から気になっていた忍路付近を歩いて探索。
まず、桃岩を見に行く。近くのボルダーに目が行き、桃岩自体の写真撮るの忘れた。
次にフゴッペ岬の蘭島側の突き出し部分。

ここだけ硬い。登れなくはない。
移動して二等三角点忍路を目指す。
細胞神社から。

細胞医療の発展を願ってつけた名前だそうです。
ちょっと歩くとアンテナ施設があって、すぐ三角点(忍路87m)が見つかった。SNS知人の情報と努力のおかげ。


季節柄、藪が薄いので竜ケ崎を目指そうかな、と思う。

どこか登れそうなところないかな、と思いながら崖側を除きつつ歩く。でもこの辺はやはり礫岩。波で下部が硬くても上はもろい。ロープを背負っていたのに…。

あれ、道に出た。

道止まりまで行くと、なにやら立派な登山道風の道がある。これはもしや岬に出るのか…。

出た出た。

釣り人がここから降りるのですね。
ロープがありました。


先端を堪能。

頂上と同じですよね。先っちょ。
先っちょ下。


やはり、船で来たいものだ、と思いを深める。道を降りると港に出るので、行ってみる。

湾の縁をぐるりと回って、船のための偵察。

車に戻り、途中途中余計な探索と写真を撮って終了。


未来へ楽しみがつながる日。

気になることを確かめに

2021-05-23 | 身近な自然

最近の冬は、札幌、赤井川、京極に囲まれた山地帯をウロウロすることが多かった。そろそろちゃんとクライミングをしたいが、密も気になるし天気もイマイチなので、偵察、観察、探検という名のスキーを履かないウロウロ。

最初は轟鉱山の林道がどこまで行けるかチャレンジ。

鉱山の林道の白井川の支流に青井川という川がある。この川沿いを詰めると地形図に天狗岩という表記がある。グーグルで見るとでかい岩の塊がピークを作っているように見えるので、あわよくばこれを見たいと思っていた。

林道は予想よりずっと奥まで入っていたが、さすがに青井川支流の林道は荒れ気味。そっちの探索を切り上げ本道の探索。こっちもかなり奥まで入れる。

小雨が降っていたので歩いてウロウロはしないで、車から岩とウド探し。

ボルダリング向きの岩はなかったが、阿女鱒岳方向に上がる沢の細い滝はなかなか見事。ウドは家族の夕食分を確保。

京極の双葉ダムを見ようと移動。車止めは以前偵察済み。そしてこの沢の対岸はなかなか立派な岩稜。下に大きな岩が転がっていないかを確かめたかった。結果はなし。崖の途中の岩はなかなか見事ですが…。

車止めから歩く。なぜゲートでふさいでいるかわからない立派な車道の沢寄りに、ダム直下に至る道があった。そっちを歩く。

すぐに到着。いなかによくありそうなダム直下の整備状況。最近手入れをしていない感はあるが、キャンプ場くらいできそうだ。

ダムから遠望。

奥に見えるのは美比内のピークだと思われる。冬に元山からまたいでウロウロしてみたい。

対岸の沢の上部にネギを発見した。数を採るには沢を上がっていかなきゃならない感じだったので、採らずに対岸の沢の様子を観察。

戻って沢の近くに下りられる場所を探し、ブヨにまとわりつかれながらお食事。雪解けの急流を眺める。

車に戻りこの日の探検終了。

途中会話した方は2人。世俗の情勢を感じさせない会話が山の中ではできるのでいい。ちらっと見えた赤井川のキャンプ場はテントでいっぱいだった。きっとマスクしているんだろうなあ。世俗を気にしながらのキャンプではお互いに休まらなさそうですね。

 

 

 


意外と天気がよくて…

2019-04-07 | 身近な自然

天気が悪いと思い込んでいたら、意外とよくて少し後悔。
それじゃあ、ということで家から近い秘密の場所にネギの成長を確かめに行く。

車から降りて、5分藪を漕ぐとシカの団体様に遭遇。まだ国道から車の音が聞こえている場所。
都会の喧騒を逃れつつも、人里から離れずにひっそり暮らすみなさんに共感を覚えるが、仲間としては扱ってくれない。

西日のあたる少し南向きの斜面を観察すると、あるある。

これは、標高50m程度。

で、標高30mくらいまで下げると、

ちょうど葉が開いたところ、という感じ。

地形と開き具合と残雪の様子を楽しみながら歩いていると、お昼寝タヌキに遭遇。


寝ぼけタヌキとしばし見つめ合う。

やがて車の音は聞こえなくなり、鳥のさえずりと谷から聞こえる沢の音だけになる。

深く深呼吸して、帰路へ。
たった1時間だが、さまよった。