なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

青厳峡独り占め

2010-05-31 | 
月曜日が休みになった。
平日の青厳峡を堪能する為に、いつものUくんを誘ってみたら、OK。
ようし、ということで、誰もいない青厳峡へ。

まず、Uが『にんじん』、かっぱは、『マサイ族』
すぐに、『ジェロニモ』、まだ、体は戻らずテンションが入る。

11程度しか登れないなあ、と思って、探すと『一触即発』が目に止まった。
ちょっとやってみるが、ぜんぜん体が上がらない。
粘ったけどあきらめる。で、腕がとても疲れる。

お昼ごはんは、セイコーマートのカレーヌードル。


Uが、『ワンダーボーイ』をやるというので、いっしょにやる。

もちろん、ノーテンでは登れない。

疲れたきたから、垂壁ルートと思い、『あーちゃん』
これも、ノーテンでは登れない。

まあ、誰もいない青厳峡を堪能したからいいかな。
よい日差しの中で、クライミングを楽しめた。

2年ぶり!

2010-05-24 | 
調べてみたら、2007年以来の青厳峡。そんなに行ってなかったのに心から驚き!
よくよく考えてみると、子孫3が生まれてから縁遠くなっていたのでした。
う~む・・・。

5月23日、日曜日、同じく久々の青厳峡のUと、若者女、Tちゃん。人が増える前にと、7:30には、青厳峡着。
まずは、2人の『にんじん』
次に、自分は『バカにするぜ』、これでも結構ドキドキ。
『僕を見て』に移動、TRでトライ後、行けそうな気がして、久々の足の震えに喚起しながら、なんとかノーテン。

二人の、『たまねぎ』の後、昼ごはん。
ぽかぽか陽気。

その後、『地底探検』へ。

前から、眺めてはやめていたルート。
トップアウトしてみると、青厳峡とは思えない眺めが・・・。


こりゃあ、アルパインチックにピークを目指すか、ということで、3級(UIAA)リッジをてっぺんへ。

ピークはほんとに、とんがった先、眺めもよし。

青厳峡にこんなところがあったとは・・・。

その後、『ジェロニモ』を、テンションかけて抜けて、ダメ押しに『たまねぎ』やって、終了。

まだまだ、グレードを求めたい気がした1日でした。

風不死大沢 風不死岳1102m

2010-05-16 | 雪の山
本当は、小屋泊まりで宴会の予定だったけど、子孫3が、ヨウレンキン感染症なる病気で、発熱の為、日帰りにしてみた。
で、早朝の風不死岳を対岸から眺める。

昨年、たまたま沢で登っていた風不死大沢、山菜の期待感が高まる。

7:20、登山口。出だしは、こんな感じ。


8:05、500mくらい。

多分同じ場所でしょう。相当雪が詰まっていることになりますね。

この辺りから、崖の上はアイヌネギの畑、なんとか手を伸ばすと、今まで見た中でも最高級の大きさのものが採れた。



ぐんぐん高度を上げていくと、頂上稜線に出るスカイライン、雪尻のくずれたところから、笹薮に上がると、ピークは目の前。

10:20、ピーク。


下山は、北尾根コース。3合目までは雪がついていたので、すたすた下山。
12:30、下山。

帰りは、若者二人と、石山緑地で少し遊んでみました。

群別岳 ~幌天狗1222m、群別岳1376m~

2010-05-05 | 雪の山
4日は、1人で群別へ。
幌天狗ルート。
日帰りで10時間行動を覚悟して行ってみた。
けっこうへとへとになりました。
でも、へとへと、どろどろ、がさがさな登山は好き。

札幌を3時に出発。
5:10、林道出合い発。

出合いは雪がないので、とりあえず林道跡をシートラ(30分くらい)で進む。
土が出ているので、最初からどろどろ。
すぐ、軽い渡渉。

渡れたけど、この時点では帰りを心配。

6:20、520m平らなところ、見通し悪し。ルート分かりづらい。
見えない、広い、平たい、が分かりにくい3要素。

7:30、745m、ようやく見えた幌天狗。


9:05、幌天狗。ここまで来てやっと群別が見える。

幌天狗は初ピーク。
感動と、群別の眺めがかっこいい。
しかし、結構遠い。ナイフリッジがなかなか鋭い。
喜んだり不安になったりしながらも、あんまり考えると、いやになりそうなので、さっさとスキーをデポし、一応アイゼンを付けて、てくてくと歩き出す。
雪も安定してるし、特に問題はない。
時々、とても細い稜線でドキドキする。
一箇所、降り口が岩になっていて、久々の潅木トラバース。


迫ってくる群別がとてもかっこいい。

11:00、群別ピーク。
夏冬合わせて、4回目でしょうか。
でも、今回は1人だから、強く印象が残った。

かなりへとへと。
帰路を眺めると、幌天狗までは、登りが多そう。ふ~。


へとへとで、とぼとぼ歩きながら、12:50に、幌天狗に戻る。

さあ、スキーを付けて下山だ。
いつも1人なら、スキーをつけてしまえば1時間もかからずに下山が多い。
でも、ここは広くて平らで、おまけに分かりにくい。
トレースも日照りでほとんど消えているので、傾斜の具合と方角を慎重に確かめながら下る。

最後はまた、シートラして15:00下山。

ぴったり、10時間行動。
最初に飛ばしたのがへとへとの原因でしょうか。

よい1日でした。