なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

新緑を味わう

2014-05-25 | 
土曜日、しょうたろさんに親子ツアーを誘われ、支笏湖へくり出す。


風が強い。
波が大きくて、子孫3は浮かれる。
そしてずっと鼻歌を歌っていた。
うちの子は、じっと揺られたりしているのが好きなのばかりだ。


たき火。
初対面の牛さんが、子どもを適当にあしらってくれてとても助かる。

しょうたろさんに恵庭岳ボルダーを案内してもらった。
まずは、マカ岩へ。

その後、しょうたろさんとショーゼンさんが主に掃除をしたエリアへ移動。


写真ほどの大きさの塊が広い範囲に4つほどある。
周りの岩を見ると苔むしているので、掃除が大変だったことがわかる。
ありがたい限りです。

さて、翌日。日曜日。
相手がいないので、一人でまた支笏湖へ出かける。
ゆっくり触れなかった岩を、一人で満喫。

木漏れ日に新緑が目に染みる。
幸せだ。

ルートを考えてみた。
腕がないので、簡単です。ボルダーのグレードはよくわからん。

整備した皆さんが楽しんでいただければ、多少恩返し…?

1人なので早々に切り上げ、周辺の探索。
支笏湖に少しばかりのネギと、暑ければディープウォーターできそうな岩を発見。
湖側から見ていないからわからないけど…。
釣り人が利用しているトレイルを発見。スムーズに広い湾に出る。
ここは船で来るのいいな。
アメマスの赤ちゃん、カワニナ、エビをながめて帰宅。



千尺高地

2014-05-18 | 雪の山
山仲間の皆さんと泊まり。
豊羽元山登山口に宿泊の予定だったが、雨と寒さのため定山渓自然の村のパオに泊まる。


これがまたストーブ付きで快適。
酒がうまい!

18日朝、登山口に移動。残雪が多くスキー場も上まで雪が続いている。

若いお仲間たちが到着。
行列で、小雨の中、遠足気分。


今回はなっちゃんもいっしょ。
どこでもかしこでもよく食べる男。


小雨は止まず、千尺は雲の中。

なので、千尺まででやめとして下山。

そしてお約束の尻滑り


まだスキーでも行けますなあ。ここは残雪多いのね。
若い人たちの笑い声が常に聞こえる山行でよかった。

春の有珠、林間エリア。

2014-05-11 | 
体の岩離れを防ぐために、有珠に向かう。
張り切っていったので、7時半には林間エリアに到着。
タンポポが咲き乱れ、うっすらとした新緑に桜がちらほら残る桃源郷。

先週は、雪のピークだったのにね。
車で行ける範囲でも世界は広い。

だれもいない桜岩を堪能。
というより、桜岩の周辺の春を堪能。

しょうたろさんがんばる。

お好み岩で、エソイネを触ったり、アシルを登ったり…。


農家の人と大根がよく育つと話したり、ニセコから来られたお二人とお話したり…。
そのお二人の鼻岩トライをまったり眺めたり、一人で来られていた方の三つ折りマットのよさを話し合ったり…、して、

松岩に移動。
やっぱり、いきなりでは6aとか6bとか登れないことを確かめたり、ウカぐらいならと何度か試してようやく登れたり…。


どんぐり岩に人がいたので、トド岩ってどこだろうなどと探して登ってみたり…。


タランボ取ってみたりして…。


夏へと続く春の一日を堪能した。

残雪をもとめて…

2014-05-05 | 雪の山
雪の札内岳から、景色を眺めたいと計画を建てた。
Uくんと二人で、5月3,4日の2日間だ。

十勝平野はポカポカと暖かく、すっかり春だ。
喜びに満ちているが、雪が見えない。
トッタベツ林道を詰め、ピリカペタン沢沿いの林道を上がると、4の沢出会いまで車で入れた。
雪が見えない。

プラブーツに全荷で、沢登りが始まる。

藪漕ぎも、渡渉もある。

5の沢に入り標高を上げるが、雪が出てこない。
900mまで上がっても、雪をつないで登れる気配がないので、とりあえずあきらめる。

計画の甘さを反省しながら、せっかくの機会ということでトッタベツヒュッテに泊まる。


4日。
エサオマンの林道を詰めて、札内Peakから北北西に延びる尾根に上がることも考えるが、雪不足でいつまでもガケノ沢を渡れないと気がめいる、ということで転進。
神威岳を目指す。
びれい橋を過ぎた砂防ダム横の車止めを4:45に出発。
小雨が降っている。

林道を奥へ奥へと進む。カタルップ沢から40分ほど行って、ようやく雪で埋まった沢型が出てきたので、そこから神威から北に延びる尾根を目指す。


尾根に上がるころには雪になり、新雪を踏むこむ音を思い出す。


9:20にPeak着。

三角点が、静かに主張している。
せめて、北日高の眺めだけでもと思ったが、強風と雲の中。

下り始めてようやく雲に切れ間が見え始める。


反対側から見る妙敷山や伏見岳のルンゼがかっこいい。
徐々に明るくなり景色が広がるが、完全に晴れたのは下山後だった。

車を走らせる十勝平野は、行きと同様ポカポカ陽気。
そのころになると、雪の札内岳がはっきり見えてきた。
なんだかなあ…。

まあ、トッタベツヒュッテで飲んだビールは、うまかった。