CAOS
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教科書で見た
『 漢委奴国王 』 の金印っていうのがありましたよね。
↓ こういうのです。
息子の大学で、これのレプリカを見たときに
「 こんなにちっちゃいのか! 」
と驚いたことがあります。
有名なハンコですけど、
不思議に思っていたことがありました。
ハンコだったら文字が浮き出ているのに、
これは文字が凹んでいるから、
紙に押したときに文字の部分が白くなるけど、
それでいいんだろうか?
落款とかではそういうのがあるから、まぁいいか!
で済ましていましたが、
答えめいたのを見付けました。
『 シーリングスタンプ 』 とか 『 シーリングワックス 』
映画なんかで見ますよね。
封筒の裏に蝋をたらしてスタンプ押してる。
アレです!
日本語では 『 封蝋 』 と言うそうです。
注文していたのが届きました。
印面はこんな感じです。
『 C 』 は 『 CAOS 』 の 『 C 』
初めて押したら中心ずれました。
事前に買っていた本のコラムが面白くて
この 『 シーリングスタンプ 』 と
『 漢委奴国王 』 の金印が同じ目的らしいです。
この金印を中国からもらったときには、
まだ紙がなくて、木簡とかに文字を書いていたんですね。
その木簡を束ねて紐で閉じたところに
粘土を付けて印を押して封印したのだそうです。
これを 『 封泥 』 と言うそうです。
とっても気持ち良く疑問が解けました。
こういうことを学校で教えてくれませんからねぇ ・ ・ ・ 。
ところで、
このあいだ、友達に
「 シーリングスタンプ注文した。 」
って言ったら、
「 何に使うの? 」
と言われました。
何に使うかは、これから考えます!