CAOS
建築設計事務所カオスのホームページから
リンクしているブログをこちらに引っ越しました。
ホームページの作成ソフトの不具合で
直接リンクが設定できないために
OCNの古いブログを経由しての
アクセスになっています。
同業者さんのブログで、
前を走るスバル360を写真入りで紹介していました。
好みのデザインではないし、
時代を感じる稚拙なつくりだと思うのですが、
そんなことを超越したようなパワーを感じるんですね。
スバルだけではありません。
観音開きのクラウンとか、
スカイラインの原型になったブルーバードとか、
箱型のコロナ。
トヨタ2000GT!
・ ・ ・ こりゃ別格か?
どれも、つくり手の魂を感じられる工業製品です。
「 自分たちの手で世界に誇れる車をつくるんだ! 」
っていうような気概でしょうか。
今の日本のクルマに同じパワーを感じるかというと、
私には感じられません。
別の機会に使うするつもりで
このブログでは紹介していなかった本があります。
イタリアの超高級スポーツカーメーカーです。
このフェラーリの創始者の名前をつけた
『 エンツォ 』 という車種をデザインしたのは日本人です。
イタリアの名門がプライドをかけてつくった
8,000万円近い新車価格のクルマを
日本人がデザインしたことだけでも誇っていいと思うのですが!
『 ものづくり 』 が何かが解るような本です。
クルマに関わらず “ 魂 ” が見えるんじゃないでしょうか。
気になるのは、
「 今や日本には職人がいない 」
と思っている表現に読み取れるところが何カ所もあること。
ながく国外で働いていた人の目にそう見えるのも
仕方ない気もしますが、ちょっと考えてしまします。