あけましておめでとうございます。
昨年中は皆様には大変お世話になり、また応援いただきました。
本年も引きつづきよろしくお願いいたします。
大晦日の話を書きたいのですが、
お正月はいつもと時間の流れが違うので
中一日空くと随分おかしな感じがします。
大晦日、家の包丁を研いだ以外は大して暮れらしいこともせず、
夜には御酒を頂いて正月の助走に入りました。
テレビは池上さんベースで時々紅白歌合戦。
後半は紅白歌合戦ベースになりました。
( 序盤マルマルモリモリのところはシッカリ見たけど。 )
長渕のときの照明の演出良かったですね。
最初の内、少ない照明で唄いはじめましたが、
後ろの方にもサーチライトがありそうな感じで
「 あれはどう使うんや? 」 と思っていました。
ヴァ~って全部点いたら長渕を中心にしておっきな円ですよ!
これが、中が真っ白に飛ぶほど明るくなったり、
外が明るくなって、円の中は真っ暗になったり、
( この時は周りの被災した建物が見えるんですね )
それから、
空を照らしたときは、光の円錐形が見えます。
( 見逃した方はNHKオンデマンドでどうぞ!
15日まで「見逃し番組サービス」 のコーナーで配信されます。
・ ・ ・ って、あたしゃNHKの回し者かぁ? )
ここで、いくつかの演出のテクニックがあるんですね。
1つは、
空に光を向けても普通はその光が見えない。
見えなからスモークを飛ばしていました。
空気中に不純物が沢山舞うから光がそれを照らして
見ている私たちに光がつくる形を見せることができます。
もう1つ、
レンズを通した映像は ( レンズだけの問題ではないけど )
肉眼よりも明暗の差をハッキリさせるので、
光が当たっていないところは実際より真っ暗に見えていること。
その場にいた人たちが見ていたのは、
グラデーションがでて、もっと違った感じだったと思います。
テレビの演出をしている人たちは
当然解って装置を作っているから
私たちはテレビの画面を通して
カッコイイ ・ 美しいと感じているのだと思いますが、
建築の演出では同じことができない。
もちろん光を見せるために
スモーク吹き出し続けるなんてことは有り得ないし!
光にも色々あるんだ!
ということが非常に解りやすい演出でした。