の周りには天才が多い。
以前から思っているのは、
イサム野口と李香蘭が結婚して魯山人の家に住んでいた。
こんな家に遊びに行って
夕ご飯食べていけとか言われたら私は耐えられません!
天才の子供が
天才っていうのは遺伝子的に当然かも知れませんが、
そんな風に評価されているのは意外と多くない気がします。
幸田露伴と次女、幸田文さんは多くはない例の1つでしょうか。
『 五重塔 』 は読みやすい文章ではありませんが、
義理と人情の狭間での大工の思い、
建築をする人としても入り込んでしまう素晴らしい本です。
私たちが使う製材された木ではなくて、
地面に根をはって立っている生きた木のことです。
父露伴の育て方が良かったことも窺われる
エピソードも出てきますが、
自然への慈しみ ・ 恐れ ・ 尊敬 ・ 敬い
( 同じ意味か? ) etc etc ・ ・ ・ 。
今月号のカレンダー葉書でもこの本を取り上げましたが、
これから建築を考えられている方が読んでも
参考になるんじゃないかと思います。
稲森いずみ に似ている。
ううん、佐々木希 でしょうと言うヒトもいる。
私は 麻里子さま に似ていると思うのですが、
いずれにしても美人。
2日の未明というような時間。
携帯メールのやり取りで 「 相談にのってもらえませんか 」
とのこと。
「 だったら早い方がいいから今日会いましょう。 」
ということでお昼前11時ごろに約束。
外で一緒にお昼が多いので、そのつもりでアパートまで行くと
「 入って下さい 」 と言う。
「 誘われてる? 」 ンなこたぁない ・ ・ ・
玄関だけが1階にあって、
そのまま部屋は2階にある最近よく見るタイプ。
リビングに入ると窓にはカーテンが引かれている。
「 やっぱり誘われてる? 」
「 今日末の娘を預かってもらえなかったので
ここですみません。 」
やっぱり誘われてない!
・ ・ ・ そんなこたぁ本気で思ってないけど、
同じ出来事もこう書けば面白いかと!
住宅をプランするときに
「 明るい家にしてください 」 とよく言われますが、
“ 明るい ” は直射日光を入れて下さい
と同じ意味のことが多いんですね。
夏場直射日光を遮って、
冬には室内に入れる仕組みを作るのは簡単です。
その場所の緯度さえ解れば計算できる。
直射日光が入ることが快適か?
と言うと、そうとも言い切れないのが
彼女のアパートのカーテンを見れば解ります。
不快な光になってしまうから閉めている。
それでも完全に閉めてしまうと暗いから
少し隙間を開けていましたが、
私が帰る2時過ぎまでに完全に閉めてしまいました。
明るさが欲しいなら直射日光でない方がいい。
このブログにも何度も書きましたが、
冬場だと
我が家では北側の部屋の方が明るいことが多い。
光は反射して回り込んだりもする。
この光の方が快適に明るいことがあるんですね。
暖かさということでは直射日光がいいですが、
これも上手く工夫しないと、
彼女のアパートのようにただ南の窓を大きくしただけでは
結局カーテンを閉めて
暖かさも明るさも採れないことになってしまうことがあります。
これでは本末転倒!
特別なことではありません。
自然を観察すれば気付くことです。
裏日本。
なんて書くと、「 そっちが表かッ! 」 と言われそうですが、
日本海側の方で
私のブログを読んで下さる方もおられます。
私の意見は、冬でも余るほど日光が射す
和歌山でとおる意見かも知れません。
地域が変われば
同じ理屈が通るとは限らないとも思います。