和歌山の近くに火山がないのに、
なんで温泉はいっぱいあるのか?
って、母に質問したのは小学生だったと思います。
誰も納得できる説明をしてくれないまま、今まで来たけど。
そんな永く持っている疑問があって、
意外なところで答えを見付けることがあります。
これによると、2007年に
尾鷲で阿蘇山級のカルデラがあることが解ったのだそうです。
1500万年ほど前のが。
その他にも、
和歌山県や奈良県でもカルデラが見付かっているらしいから、
紀伊半島が火山帯だったんです。
この本、タイトルや帯のキャッチが
旅行案内かスピリチュアルマニア向けっぽくて良くないけど、
先日読んだ 『 聖地の想像力 』 と同じ著者で、
論理的に “ 聖地 ” を分析していて面白いです。
伊勢神宮や出雲大社が
ベスト20にも入っていないことに 『 あとがき 』 でも触れていますが、
古い時代に人々が “ 聖地 ” って感じた場所から、
その後の人の都合で移動させられた遥拝所とがあるんだ。
ということで、
私が先週お祭りに参加した、
生まれ育った集落の小さな小さな八幡宮も
本来の位置は ここではなかったんだろうと感じます。
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