有名な話で、
同じタイトルの有名な映画もあるので、
「 内容は、映画の通りです。 」
みたいな感じなんですけど ・ ・ ・ 。
文字で読んでみて、
大物俳優が何人も出ていたからヒットした映画ではない。
ことは感じました。
黒部にダムを造って発電することは
大変な、歴史的事業だったんですね。
東北の地震の後、
“ 電力不足 ” で停電する可能性を言われたけど、
実際にそんなことはなっていなくて、
私自身経験したことがないけど、
黒部の頃まで電力不足の停電がよくあったことみたいです。
そんな時代に、
「 滋賀県と奈良県を合わせたくらいの規模をカバーできる発電量 」
を1カ所の発電所でつくれるようになるのは
すばらしいことだっただろうことは想像できます。
電力会社も使命と受け止めて
進んでいたんですね。
この物語は、
工事用の取り付け道路としての
関電トンネルが開通するところまでしか描かれていないけど、
その先に、超大型のダムを建設する仕事もあったわけで、
全体で171名の犠牲者を出した事業でもありました。
犠牲も大きいけど、
日本中みんなが責任感をもって前進していた
時代のエネルギーを感じます。
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