月に何千枚も生産する能力を持って、
大手建材メーカーの下請けをしてきた建具屋さんが、
下請けだけに頼らずに
自社ブランドを展開したいと考えるのは、
この時代に当然なことのようで、
和歌山県にはそんな建具屋さんが何軒もあるらしいです。
先日、あるイベントで人から紹介された建具屋さんから
営業に行きたいと電話がありあました。
セミオーダーで建具をつくるブランドを展開しているので、
話を聞いて欲しい。ということです。
来てもらって、
パンフレットで話だけ聞いてもお互いに利益がないから、
それだったらそちらの工場を見せて下さいな!
ということで出掛けて来ました。
大手メーカーの建具を作っているラインで、
安くつくれるという理由で、
ガラスが割れても
交換できるようになっていない建具が作られていて、
大手ではこれが常識。
と言われたのには驚いたけど、
逆に、
大手メーカーからのシビアな注文で鍛えられてもいるようで
町場の建具屋さんでは手に負えないような
アクロバチックな構造もこなしていて、
わざわざ出掛けた成果がありました。
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