CAOS
建築設計事務所カオスのホームページから
リンクしているブログをこちらに引っ越しました。
ホームページの作成ソフトの不具合で
直接リンクが設定できないために
OCNの古いブログを経由しての
アクセスになっています。
シナという木があります。
PCで変換出来ませんでしたが、漢字で木偏に品と書きます。
これを使った合板は、
木肌に癖がなくて美しいのと値段が安いこともあって
建築でも比較的使いやすい材料です。
キルト作家の黒田街子さんが
古代からあった布で作られているとして
持たれていたコースター
シナの樹皮を縦横の糸にして織っています。
黒田さんのお話しでは、
何年使ってもヘタらないのだとか。
シナ合板と同じ香りがして
とても興味深いものでした。
今月の 『 茅の会 』 は、
黒田さんのキルト教室の和歌山の生徒さん達の
意見発表を聞かせてもらいましたが、
絵の具を使う絵画などと違って、
キルトは、必要な色 ( 柄 ) の布を持っていなければ
イメージ通りの表現ができない。
以前から聞いていた話ですが、
私には、このことがとても気になることでした。
キルトは、自由な表現のために
“ 布集め ” するのも楽しそうなのだけど、
建築で、建材の色番に支配されるのはつまらない。
この違いは何なんだろう?
建材でもタイルなんかだとつまらなくないから、
世の中に沢山ある中から選べるかどうか。
・ ・ ・ なんだろうか?
結論の部分で随分迷走してしまいました。