CAOS=ひゅうまんすけぇる

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・
それでいいじゃないですか、それがヒューマンスケール!

CAOS

建築設計事務所カオスのホームページから リンクしているブログをこちらに引っ越しました。 ホームページの作成ソフトの不具合で 直接リンクが設定できないために OCNの古いブログを経由しての アクセスになっています。

運命が導くことってあるのかも

2013-06-24 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝起きたときから

なんでこんなに肩こりかと思ったら、

昨日サイモンさんと2人で結構会話したんですね。

・ ・ ・ 13分の11くらい言ってること解らんけど。

常にエーゴにビビっている私は、

全身硬直させながら

サイモンさんの語りかけに立ち向かって

今日は肩こり!

 

 “ 運命 ” みたいなことをあまり思わないれけど、

何かの必然に引っ張られることってあるんだろうか?

と思った今月の 『 茅の会 』

福島県飯舘村に山津見神社ってのがあるんだそうです。

原発事故で避難区域になっている所にある

オオカミを祀る神社だそうです。

 

 たまたま山津見神社を訪れる機会があった

和歌山大学の加藤先生が、

拝殿の天井に描かれたオオカミの画を見て、

記録を残さなければいけないと考えたのだそうです。

カメラマンでパートナーのサイモンさんに

写真を撮るように依頼して

何百枚の天井画を写真におさめたのが2月。

そして、

4月初めにこの拝殿が火事で全焼してしまいました。

この天井画の記録は

サイモンさんが撮った写真以外何もないのだそうです。

その話と、写真を拝見しました。

 

 地震も、原発事故も不幸な出来事だけど。

原発の問題がなければ加藤先生が訪れることがなくて、

原発の問題がなくても

火事にあうことはあったかもしれないわけで。

火事の直前にサイモンさんが写真を撮っていたことは

不幸な中でも大変大きな意味があることで。

 これは、残す必要があると考えた

大きな力を持った誰かがそうした。

と思えることも無理からんことかと感じます。

「 他に記録がなかったということは、

 研究対象になる価値がなかったということですけど、

 それは研究者にとっての価値でしかない。

 だから、本当に価値のないモノだったとは言えないんです。

 これは貴重な記録ですね。 」

というような意味の江本さんの言葉も重いものでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする