CAOS
建築設計事務所カオスのホームページから
リンクしているブログをこちらに引っ越しました。
ホームページの作成ソフトの不具合で
直接リンクが設定できないために
OCNの古いブログを経由しての
アクセスになっています。
フォードは初めて自動車をつくった人ではないけれど、
ベルトコンベアを使って
自動車を大量生産するシステムを初めてつくったひとですね。
今でもフォードが最先端のシステムで
自動車を生産しているとは思わないけれど、
面白いレポートを見ました。
フォードの生産ラインの床はバーチ材で作られているそうです。
カバの木 ですね。
その床の上で働く作業員の疲れを和らげる工夫だそうです。
アスファルトやコンクリートの地面を歩くのと
土や木の床を歩くのとでは疲れが違います。
私の経験では、
サラリーマン時代に
内覧会とかオープンハウスとかを手伝いに行って、
1日中完成した家の中を歩き回っていると、
合板の床とムク材の床とでは
夜になってからの足の疲れが全く違いました。
( 今の立場になってからは合板使わないから解らないけど ・ ・ ・ )
同じ 『 木の床 』 に見えても
性能が全く違うことを身を持って体験しました。
自動車製造工場では疲れずに働けるために。
住宅では、身体と心を休めるために。
目的は違うけれど、
この場合には同じ考え方が出来ると思います。