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花粉症

2011-02-22 | 日記・エッセイ・コラム

 そろそろ花粉症が大変な時期になってきたようです。

家族には深刻な人がいないので、

幸い我が家では大きな問題になっていませんが。

 

 近年、急に花粉症が深刻になった原因として、

戦後の植林云々がよく言われますが、

杉 ・ 桧が増えて、都会の舗装がそれに拍車をかけているのだとすると、

むかしは都会に少なくても、

花粉の絶対量が多い山村には花粉症の人が多くいたことになりますが、

そんな話は聞いたことがない。

 

 10年以上前の古いレポートですが、

興味深いのがあります。

 栃木県の日光で実施された調査です。

 

 杉 ・ 桧の植林が多い地域と、

日光の街中で、花粉症の症状を比較すると、

圧倒的に花粉の量が多い山の中よりも、

花粉は少なくても

排気ガスなど空気環境が悪い街中の方が重傷者が多かったそうです。

 

 アレルギーには多い例ですが、

1つの要因ではなくて、

複合的な悪条件で症状が出ていることが解ります。

 

 花粉の量が多いから花粉症患者が増えたのではなくて、

空気汚染との複合的要因だとすると、

もう1つ疑うことが出来ます。

 

 住居の中で、

新建材が放散する化学物質の汚染が、

花粉のアレルギーを悪化させているのではないでしょうか?

このことを調査した報告を読んだことはありませんが、

無関係とも言いにくい。

私は積極的に疑っています。

 

 化学物質過敏症

とか、シックハウスと言うと、

どこか遠いところの話のように思われることが多いのですが、

( このこと自体恐ろしいのですけど! )

もっと身近に感じることが多い花粉症との因果関係も否定できないとしたら、

簡単に建材を選ぶことは出来なくなると思いますが、

   如何?

コメント
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