「 就職決まりました 」 の報告をもらいました。
想像した以上に雇用状況は厳しかったようで、
なかなか上手くいかない話を聞いていましたが、
比較的良い条件のところで働ける報告で、
ひとまずは良かったなぁと思っています。
彼女とは不思議な縁で知り合って、
付き合いが続いていますが、
男女のそれでないことが、
私にとっては残念と言うか、
彼女にとっては幸いというか ・ ・ ・ 。
( 失礼! )
天が人生のプラスマイナスに上手くバランスをとっているとすれば、
彼女の不幸は美人に生まれたことか?
もっと人並みに生まれていれば、
もっと楽な人生だったようにも私には思われますが、
美人で勝ち気な性格だったことは誰にもどうしようもないことです。
読んでいる最中から
「 この本はぜひ彼女が読めばいい 」 と思っていました。
昨夜読み残した十数ページを今朝始業前に読み終えました。
私としては、最近まで知らなかったことが不思議ですが、
大阪のアメリカ村をつくった女性 です。
ご本人は、そんなものをつくるつもりはなくて、
自分が良いと思うもの、自分があれば楽しいと思うものを
つくり続けた結果がそんなカタチになっただけ という印象です。
生涯で一貫しているのが、
“ 本物 ” を求めて、つくり続けてきたこと。
実は、私自身アメリカ村は一度だけ行ったきりです。
18歳、大阪で暮らし始めて間もない頃。
話に聞くほどのパワーを感じられなくて、
それ以来わざわざ出かけたことはありません。
そのことが、私の感性の問題か単なる好みの問題か? と思っていましたが、
この本によると、
彼女が開いて、次第に若者が集まるようになったこの地域に、
流行の上澄みだけをすくい取って上手く金儲けしようという資本が入り込んで、
面白くなくなった頃と時期が重なります。
このことも私には納得です。
その後も “ 本物 ” を求めて、
場所を変え、新しいアイデアを加えながらいくつも成功していきますが、
功績から想像するほどお金儲け出来ていなかったことも、
“ 本物 ” にこだわるヒトっぽくて私は好きです。
初めに書いた今日就職が決まった彼女は、
この本の人のようなスタイルの人生も選ぶことが出来ると、
私は思っています。
流行や情報を追いかけて最先端のフリをしない、
自分で価値を決めていく。
まだまだ修行は必要でしょうが、
そんなことがいつか叶うことを期待しています。
( 今はしばらく就職したとしても )
言葉のイメージだけで理解したつもりになって、
それ以上調べない事例がよくあって。
住宅業界でも例外ではない
と言うよりは、むしろ多いかもしれません。
吸音材にグラスウールをよく使うから、
それならばと、
大サービスのつもりでポリスチレンフォームを使った
大馬鹿野郎の住宅営業マンがいて、言葉がでなかったこともありました。
ポリスチレンフォームはグラスウールの何倍も断熱性能が高いけど、
吸音材としての性能は期待できません。
ジャパネットが販売した
テレビ台の強化ガラスが割れる事故が多発したのだとか。
これも " 強化 " の言葉だけの印象で割れないと思われがちですが、
強化ガラスは割れます。
防犯や台風対策で窓ガラスに使う間違いがあるようですが、
熱を入れて緊張状態にある分だけ、
普通のガラスよりも熱割れしやすかったりもします。
台風でモノが飛んできても割れます。
この場合には、
合わせガラスが正解なのですが、
これも割れないわけではなくて、
切られたり、撃ち抜かれたりし難いだけ。
普通のガラスよりは断然安心ですが!
以前、
合わせガラスをハンマーで割ってみたら、
叩いた方ではなくて、反対側 ( 裏側 ) が割れて驚きました。