技術系の人は、
物事をシンプルにできない傾向があるような気がします。
既製の考え方でベストな結果が得られそうな時でも、
わざわざオリジナリティを求めたり。
あえて複雑な構造を考えて、そのことを誇ったり。
「 そんなん、もっと楽に考えた方がみんなハッピーやん! 」
と思う場面はよくあります。
フェルメールの作品は、みんなと同じように私も好きです。
独特の 澄んだ空気のような匂いがします。
色遣いを評価されることが多いフェルメールですが、
彼の作品は、自身がデッサンしたものではないと言う。
今では、このことは一般に知られたことだとこの本は言います。
『 カメラ ・ オブスクラ 』 と言うのだそうです。
大きなカメラをイメージします。
ピンホールカメラのような、
単純な構造のカメラのフィルムにあたる部分にキャンバスを置いて、
映し出された像をなぞると写真のように正確な絵が描けるわけです。
ただし、
デッサンしたのとは違って、
カメラのように独特のひずみや、遠近感が出てしまう絵になります。
フェルメールの絵にはその特徴が見られるのだそうです。
この本曰く、
「 以前はそんな方法で描かれた絵の評価は低かったが、
今では一つの手法として認められてきている。 」
のだそうです。
私の意見は ・ ・ ・ 。
ちょっと迷ってしまいますが、
「 世界中のたっくさんの人を感動させているフェルメールが使っていたんだから、
この手法はアリなんじゃないか! 」
というのが結論です。
シンプルに考えれば良いのでしょう。
インフルエンザの流行が、ピークのようです。
知り合いでも何人も 「 インフルエンザやぁ 」 と、
電話の向こうで苦しそうにしている声を聞きました。
予定通り有田川町ALECで 『 すまいづくりセミナー 』でした。
少人数制で開催しているので、
インフルエンザにより2名様ご欠席は、少しさびしかったかな ・ ・ ・ 。
毎回 「 気付き 」 があって、
セミナーは “ 発信 ” だと思って始めましたが、
回を重ねる度、
お互い双方向の “ 学び ” だと感じるようになりました。
次回は
3月20日 ( 日 ) です。
さらに、その次の日程も決まりました。
4月23日 ( 土 ) の予定です。
是非一度ご参加下さい。