CAOS=ひゅうまんすけぇる

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家は買うものではなくて、建てるものなので

2009-06-04 | 日記・エッセイ・コラム

 サラリーマン時代、会社から命じられて社会人セミナーなどに行くと、

所属が違う同じ会社の社員どうしが名刺交換しているのをよく見ました。

「 はじめまして、何年入社ですか? 」

みたいな挨拶しながら。

大きな会社ってスゴイなぁ と、思ったものです。

 

 ある会社の私を担当する拠点が変わって、今日初めて挨拶を受けましたが、

以前担当されていた拠点の人達とは、

同じ会社の社員と思えないくらいキャラクターが違いました。

 

 組織が大きくなるほど、まとめることが難しくなります。

商品を開発する立場から見ると、

つくり手側の都合で、誰が売りに行っても出来るだけ差が出ないモノ、

無難なモノづくりになります。

 これが住宅だと、

住む人の個性や、立地の個性よりも、

均一で無難なものになるのは自然の理屈だろうと思うのです。

『 誰が売りに行っても問題がなくて、誰が住んでもクレームにならない住宅。 』

 ⇒ 誰でも住めるけど、誰が住んでもシックリこない住宅。

 

 そんなことが、

住む人にとって幸せな家づくりだとは思えないのです。

住まいづくりは、

元々大きな組織では対応出来るわけがないのだとも思います。

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