「 お父さんが喜ぶことがある! 」
と、気持ちの悪い前振りです。
夏休みの自由研究が、
学校で選抜されて、有田郡市の展示に出されるらしい。
今回は 『 松の葉サイダーを作ってみる 』 だったのですが、
実験は失敗で、結果が出ていません。
一生懸命したから、努力賞ですね。
郡市に出されるのは、
3年連続です。
6年生のときは、さらに郡市からも選ばれて、
県の展示に出ました。
今考えても、あの時のテーマが一番良かった!
有田川に架かっている橋を
河口から上流の高野山まで全部見て、
その周辺の様子の移り変わりをレポートさせました。
親が、子供の宿題に口を出すことには、
少々疑問がありますが、
あのことで、
子供が、自分の住んでいる場所に興味を持つようになったことは
良かったと思っています。
将来、ここに住むのか、
どこかに出て行くのかは解りませんが、
生まれ育った土地は大切に思ってほしい。
そう願っています。
報道でしか見ていませんが、
『 まことちゃんハウス 』 の裁判に違和感を感じます。
裁判は、正しいかどうかを裁く場ではなくて、
今ある法律に照らし合わせてどうか を判断する場なのでしょう。
常識や、行儀、モラルとは、少なからずズレを感じることがあります。
一般的な意見も、「 騒ぐほど醜い建物ではない 」 というのが大勢のようですが、
これにも違和感があります。
本来の日本人の気質は、
「 周りの人に、不快な思いをさせないように気を遣う。
こちらの立ち居振る舞いは、相手を気持ち良くさせるように気遣う。 」
そんなことが行儀だったはずで、
教育 ・ 躾だったと思っています。
現実はともかく、モノの本にはそんな風に書かれています。
建築は、見ようと思わなくても勝手に目に入ってきます。
「 近隣の人達が、我慢できるかどうか 」
ではなくて、
「 そこを通った人たちが、気持ち良くなれるかどうか 」
から考えることが出来れば、
街並みは、全く違ったものになるはずで、
私は、そんな環境に住みたいと思うのです。